【スリル満点】傑作サスペンス映画18選【洋画編】

2022年7月8日

サスペンス映画【洋画編】

悪の法則

悪の法則

<あらすじ>
すべては、“カウンセラー"と呼ばれる若く有能な弁護士がほんの出来心で裏社会のビジネスに手を染めたことから始まった。美しいフィアンセとの輝かしい未来を夢見た彼の欲望は、周囲のセレブリティたちを否応なく危険な事態に巻き込み、彼らの虚飾に満ちた日常を揺るがしていく。しかし彼らは、まだ気づいていなかった。この世の闇に渦巻く“悪の法則"に魅入られ、もはや逃れようのない戦慄の罠に絡め取られてしまったことに……。

危ない世界に軽い気持ちで踏み入った先に待つのは地獄のみ

成功しているのに、もっと贅沢に暮らしていきたいと思ったのが運のツキ。手を出してはいけない麻薬の仕事に手を出して、日常がどんどん追い詰められていく弁護士の姿が淡々と描かれていく。

今作はホラーではないのに、ものすごく怖い。それは日常と地続きにありながら、普通に生きていたら交わることのない麻薬カルテル側の世界の法則を見せつけてくるからだと思う。そこに入り込んでしまったら、一般人には手の打ちようがない絶望感。気づかないだけで、話の通じない裏社会はすぐ身近にあるのかもしれないというリアルさ。最後までなんとかなると思っていた弁護士が滑稽で哀れで、終始、苦しかった。

キャストも豪華で、みんな上手いから余計リアルさが増してた。中でもキャメロン・ディアスの壊れっぷりはゾクッとして、すごくよかった。

ラストナイト・イン・ソーホー

ラストナイト・イン・ソーホー
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ジャンルの定義ができない、今までになかった傑作!

サイコロジカル・ホラーに、タイムリープ要素とサスペンスが加わったジャンルの闇鍋のような映画。しかし、これが化学反応を起こし、非常に良くできた傑作となっている。視聴者は、美しき70年代のロンドン、ソーホーの街並みや音楽を楽しんでいるところに突如襲いくるホラー、サスペンスの要素に驚かされ、巧みなミスリードに騙され、最後には予想だにしない結末を見せつけられることになる!(20代男性)

Search/サーチ

Search/サーチ

<あらすじ>
忽然と姿を消した16歳の女子高生マーゴット。行方不明事件として捜査が始まる。家出なのか、誘拐なのかわからないまま37時間が経過。娘の無事を信じる父デビッドは、彼女のPCにログインしSNSにアクセスを試みる。インスタグラム、フェイスブック、ツイッター…。そこに映し出されたのは、いつも明るく活発だったはずのマーゴットとはまるで別人の、自分の知らない娘の姿があった…。

手がかりはSNSの中にある

他の映画とは異なり、画面がずっとパソコンを映しているだけなのですが、その中でSNSを駆使して行方不明になった娘を探すという珍しい表現をしている映画です。パソコンを映しているだけで面白くないのでは?と思う人もいるかもしれませんが、見ているととても引き込まれていってしまう展開が次々に起こるので目が離せなくなります。
SNSだけで娘を探すだけなのですが、とてもハラハラドキドキしながら見てしまうこと間違いありません。サスペンス映画は沢山見てきましたが、この作品は本当に面白く印象に残っているので、見てない人にはかなりおすすめです。(20代女性)

パニックルーム

パニックルーム
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絶体絶命の密室サスペンス

自宅に強盗が押し入り、娘と二人で逃げ込んだ緊急避難室。部屋の外には見知らぬ男たち。立てこもった密室から、母娘は無事に脱出できるのか!?というストーリーです。この緊急避難室のことを表題のようにパニックルームと呼ぶそう。ただの逆立てこもりではなく、娘に持病があり、注射が必要になり、パニックルームから出て取りに行かなくてはならない、という要素も加わり、極限状態の母親が奮闘する様子にハラハラしながら鑑賞できる作品です。(30代女性)

チェイサー

チェイサー

<あらすじ>
デリヘルを経営する元刑事ジュンホの元から、女たちが相次いで失踪。時を同じくして、街では連続猟奇殺人事件が勃発。ジュンホは、女たちが残した携帯電話の番号から客の一人ヨンミンに辿り着く…。「女たちは俺が殺した。そして、最後の女はまだ生きている。」捕らえられたヨンミンはあっけなく自供するが、証拠不十分で再び街に放たれてしまう。警察すらも愚弄される中、ジュンホだけは、囚われた女の命を救うため、夜の街を猛然と走り続ける…

これぞ韓国映画たる残酷さ

決して見終わったあとにスッキリする作品ではないけれど、そもそも犯罪というものはそういう人間の闇が原因で起きていることであり、綺麗ごとではないから一度でも犯してはいけないんだと自分自身への戒めになる作品で、日本映画では物足りないと感じる人間たる残忍さや最後まで救われない所も含めて、韓国サスペンス映画の魅力であると思います。(40代女性)

「チェイサー」の関連テーマ

天使と悪魔

天使と悪魔
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犯人が怖いミステリースリラー映画

バチカン市国でコンクラーヴェが開催されているその裏で、教皇候補たちが次々と4元素になぞらえて殺害されていくのに、ハラハラドキドキしました。実行犯と犯人がそれぞれ別にいるのですが、殺害方法があまりに惨く、彼らの精神はどうなっているのかと戦慄しました。終盤でやっと犯人が分かるのですが、自分的には意外な人物が犯人だったため、人間不信になりそうでした。(20代女性)

フォーン・ブース

フォーン・ブース

<あらすじ>
電話を切れば、殺される! 全米No.1ヒットに輝くリアルタイム=ノン・ストップ・サスペンス!! すべてはニューヨーク・ブロードウェイの電話ボックスから始まった。ヤリ手のコンサルタント、スチュは、コール音が鳴り響く電話ボックスの電話を思わず取ってしまった。相手は「電話を切ったらお前の命はない」と告げる。彼の胸には赤外線の標的マーク。訳も分からぬまま、街の喧騒を凍り付かせる一発の銃声が轟いた。倒れる通行人、犯人に祭り上げられるスチュ……。彼の選んだ結末とは? そして、犯人は一体何者なのか──?

公衆電話の個室から始まる全く新しいサスペンス映画

この作品の面白いところは、主人公が公衆電話の個室に入っている状態でずっと物語が進んでいくところです。これだけ聞くと地味な感じを想像すると思いますが、公衆電話の外側で予想もできないような衝撃的な出来事がずっと起こるので、全く見飽きることはありません。さらに主人公の正体もだんだん怪しく感じてきて、誰を信じたら良いのか分からなくなる感じもこの映画の魅力だと思いました。(20代男性)

氷の微笑

氷の微笑

<あらすじ>
元ロックスターのナイトクラブ経営者がアイスピックで刺されてベッドの上で死んでいた。
サンフランシスコ市警の刑事ニックは、被害者の恋人で美人作家のキャサリンを尋問する。
彼女は数カ月前に事件とそっくりのミステリーを出版していたのだ。
彼女に翻弄されて捜査が難航する中、ニックの周囲で次々と新たな殺人事件が起きる…。

本能として備わった魔性

殺人事件の容疑者であり被害者の恋人であるミステリー作家のキャサリンを演じるシャロン・ストーンの謎めいた妖艶な魅力が最大現に表現された作品です。マイケルダグラス演じる刑事ニックが犯人を追うはずがキャサリンの美貌と怪しい魅力に引き込まれていくのは、男性ではなくても同感できるほどの美しさだと感じました。最後の最後まで結末の予想がつかない、観ている側もキャサリンに翻弄されるような作品です。(50代女性)