予想を覆す衝撃の展開!おすすめどんでん返し映画16選

「どんでん返し」な展開が面白いおすすめの洋画を集めてみました。
予想外の展開、衝撃のラスト、などなどネタバレ厳禁の映画たちです。
ただ、映画を観るときは「どんでん返し」を期待して見るより、なるべくフラットに見た方がいいですよね。変に構えて見てしまうと誤った空想が膨らんでしまって、折角のどんでん返しも、想像と違ってたーとなってしまうこともありますから。
そんなおすすめの傑作どんでん返し洋画、16作品をご紹介します。
- 2023/7/11 「ユージュアル・サスペクツ」を追加
ファイト・クラブ

<あらすじ>
エリート企業戦士ジャックは、ある日、出張先に向かう飛行機内で、石鹸のセールスマンと称するタイラーという男と知り合う。後日、自宅が突然の火事に見舞われ、タイラーの家にころがりこむことになったジャックは、タイラーの力強いカリスマ性に次第に惹かれていく。そして意気投合したふたりは、加入者同士が素手で殴り合う秘密組織“ファイト・クラブ”を設立する。彼らは暴力的な行為の中で、次第に自己を解放していくが…。
不眠症の主人公がある男と出会い、「ファイト・クラブ」という組織を結成する
不眠症に悩むエリート会社員の僕(エドワード・ノートン)は、謎の男・タイラー(ブラット・ピット)と出逢い、人生が一変する。二人で結成した秘密組織「ファイト・クラブ」での殴り合いで日頃の鬱憤を発散していた僕だったが、クラブは日に日に大きくなり、犯罪組織へと姿を変えていく─。
どんでん返し映画の走りと言ったらこの映画と言っても過言ではない作品です。記憶のない状態でもう一度見たい映画は何かと聞かれたらファイト・クラブと答える人も多いのではないでしょうか。
ただ、この衝撃的なオチの映画が公開されて以降、同じようなオチの映画が量産されているので、勘のいい人ならすぐ気づいてしまうかもしれません。
しかし、それを抜きにしても、伏線回収の面白さもあり、若かりし日のブラット・ピットのワイルドな演技もありと、とにかく見どころの尽きない映画です。(30代女性)
「ファイト・クラブ」の関連テーマ
シャッター・アイランド

<あらすじ>
精神を病んだ犯罪者だけを収容し、四方八方を海に囲まれた「閉ざされた島(シャッター アイランド)」から一人の女が姿を消した。事件の捜査に訪れた連邦保安官テディがたどり着く驚愕の事実とは!’
絶対2回は観たくなる映画
この物語が主人公がある島に行くところから始まります。
主人公は刑事で相棒と共に島に来るのですが、調査が進むにつれて、少しずつ島の謎に迫ります。
この作品の特に良い点は、最後のどんでん返しももちろんですが、
「え?てことは、じゃあ、あそこのシーンの意味ひっくり変えるじゃん」ともう一度映画を楽しめる点です。
どんでん返し系の映画はたくさんありますが、この映画が2度楽しめるのがおススメポイントです。(30代男性)
ユージュアル・サスペクツ

<あらすじ>
アカデミー賞オリジナル脚本賞をはじめ、数々の映画賞を受賞したクライム・ミステリー。アメリカ西海岸の埠頭で起きた大量のコカインと9100万ドルが消えた密輸船爆破事件が、生存者であるキントの回想によって綴られる。
あなたも「カイザー・ソゼ」って言いたくなる
どんでん返しの映画というと大概この「ユージュアル・サスペクツ」が紹介されますが、正直なところ「どんでん返し」とか期待しないで見てもらいたい映画ですね。
変に予想しながら見ると、オチ分かってたとか言う人がでてきますから…
五人のギャングたちがカイザー・ソゼという伝説の大物ギャングに目を付けられてしまったクライムサスペンスをお楽しみください。(50代男性)
ショーシャンクの空に

とある刑務所の受刑者が勝ち取り、分け与えた解放と救い-。誰の心にも静かに、爽やかな感動が訪れる…。
救済の力と人間の強さについて描かれた物語
主人公は冤罪により終身刑を受けて刑務所に収監されますが、彼の知恵とそれまでのキャリアを通じて、囚人たちとの人間模様や再生の物語が描かれています。
また、この映画は自由、希望、友情、救済というテーマを持ちながらも、主人公を陥れたのは誰かという、ミステリーの要素も含まれており、最後まで予測不可能な展開と驚きにグイグイと引き込まれていきます。(40代女性)
「ショーシャンクの空に」の関連テーマ
ゴーン・ガール

結婚5周年を迎え幸せな結婚生活を送っていたニックは、妻エイミーの姿が忽然と消えたことに気付く。自宅には争ったような跡と大量の血痕が残されており、警察は他殺と失踪の両面で捜査を開始。やがてニック自身にも疑惑の目が向けられると、事件はマスコミの注目を集めてゆく。私生活を暴かれ、無責任な世論やSNSで拡散する噂に追い詰められたニックは、弁護士を雇って対応を図るが、やがて事件は思わぬ展開を見せる…。
自分の夫への復讐のために振り切る妻
何もかもを手に入れたような中流の上流のような暮らしをするような女性が、夫への復讐のために自分の意のままに行動するというような映画なのですが、展開が全く読めずに「え?この人は何がしたいんだろう?」と思わせる箇所がいくつもあり、それが最終的に彼女の目的のためにこなされているというのがとても快感になります。
アメリカ南部の訛りをいきなり出してきた時は「すごいなこの人!」と思わせるような女優の演技も圧巻です。(30代女性)
「ゴーン・ガール」の関連テーマ
ビューティフル・マインド

<あらすじ>
ラッセル・クロウ扮する天才数学者のジョン・ナッシュは、国際的な名声をつかみかけたところで国家の陰謀に巻き込まれてしまう。もはや信じられるのは、献身的な愛で支えてくれる妻のみ。勇気と栄光に彩られた感動のストーリー。
天才数学者ジョン・ナッシュの半生を描いた実話
実在の天才数学者ジョン・ナッシュ(ラッセル・クロウ)がノーベル経済学賞を受賞するに至るまでを描いたヒューマンドラマ。天才すぎるが故に周りから変人扱いされていたジョン・ナッシュ。彼の頭脳に目をつけた政府は、ロシアの通信暗号の解読を極秘に依頼する─。
どんでん返しが中盤にあるタイプの映画でした。サラッと見るつもりでいたのですが、良い意味で思っていた映画と違っていたため、いつの間にか前のめりになって見てしまいました。
極秘任務のプレッシャーから精神的に追い詰められていく様は見ていてとても痛々しく、素晴らしい奥さん(ジェニファー・コネリー)がそばにいてくれて本当に良かったと心の底から思いました。(30代女性)
ソウ

<あらすじ>
猟奇殺人鬼が命の大切さを学ばせようと、命を粗末にしている二人を拉致する。二人は生き残りをかけたゲームに参加させられ、助かるためには戦うか、さもなくば殺されてしまうという…。
残虐な正義執行人による、命の重さの授業
そのラストは完全に予想していなかった。というのが最初に見た時の感想です。
とにかく衝撃で、主人公と同じ顔をしていました。秀逸なのは、驚かせて終わりでは無く、そこからさらに絶望を想像させる悪役の一言です。あれはそういう意味だったのか。と気づいた時にはもう遅い、そんな絶望感を味わったまま、観客の私達は強制的に映画から離れなければいけません。
途中の残虐なシーンは目を瞑りたくなるものですが、直接的な描写で怖がらせる訳では無く、そのシチュエーションが怖い、という、本物のシチュエーション・スリラーだと思います。(20代女性)
TAR/ター

芸術と狂気がせめぎ合い、怪物が生まれる。その衝撃に世界平伏!
目を凝らせ!
五感を震わせる圧巻のラストが、あなたを待つ!
人生は何があるか分からない、予測不可能なラストシーン
順風満帆に見えた主人公TARの人生がだんだんと不穏になっていき、ガラガラと音をたてて崩れていくような様子に不安になっていきます。
周りの人や環境の何がきっかけになったのかと、スリラー的な怖さや懐疑がありぞくぞくします。
最後はまさかの結末で、観る人によってプラスにもマイナスにも受け取れると思います。「どんでん返し」であることは間違いないと思います。(30代女性)
アメリカンスナイパー

<あらすじ>
米軍史上最多、160人を狙撃したひとりの優しい父親。観る者の心を撃ち抜く、衝撃の実話。 国を愛し、家族を愛し、戦場を愛した男――。描かれるのは伝説のスナイパー、クリス・カイルの半生。
戦争によって成功した男の転落
イラク戦争に出征したアメリカ人スナイパー、クリス・カイル氏の自叙伝を映画化した作品。
懸賞金をかけられる程の狙撃の腕前で、何度も戦地へ赴くことになるが、仲間は次々と戦死し、次第に心を病んでいく。最初から最後まで、無駄がない演出で、主演を務めたブラッドリークーパーの心を病む演技は素晴らしい。
一部アメリカを賞賛するようにも見える演出があるが、もっと深いところに本当のテーマはあるように思う。(30代女性)
エスター

<あらすじ>
この娘、どこかが変だ。その“正体”が見えた時、世界中がショックに震えた。
何かがおかしい少女の、サイコホラー映画
単なるサイコホラー映画だと思って見ていたら、最後に衝撃の事実が判明して、そこで序盤の不可解さが全て理解できてしまう展開には驚かされたし、それまでとはまた違った怖さを感じさせられました。この結末を知る前と後では、確実にストーリーやエスターに対する印象が変わるので、思わず最初からもう一度見直したくなってしまう作品です。(30代女性)
セブン

<あらすじ>
2人の刑事が追うのは、怜悧な頭脳を持つしたたかな連続殺人鬼。男は七つの大罪のいずれかに該当する者を狙い、おぞましい殺人を繰り返していた。そして最後には観る者の心を食い破る、驚愕のクライマックスが待つ。
これ以上の絶望はないという作品
「セブン」は、ブラッド・ピットとモーガン・フリーマンの演技が光る作品です。
彼らのコンビネーションは見事で、若手刑事の熱気とベテラン刑事の冷静さ、若手刑事の妻の不安が絶妙に交差していきます。ストーリー全体を通して緊迫感があり、暗く陰鬱な雰囲気が物語に一層の深みを与えています。
終盤の驚きと衝撃は映画史に残るほどインパクトがありました。サスペンス好きな人ならぜひ見て欲しいサイコスリラーです。(50代男性)
「セブン」の関連テーマ
真実の行方

<あらすじ>
冬のシカゴ。大司教が全身を刺されて殺され、青年が逮捕された。事件を担当する野心に満ちた弁護士は、やがて恐るべき“真実”を知るが……全米ベストセラーを映画化したミステリーの秀作。エドワード・ノートンの見事な演技が一躍注目され、映画ファンの注目を集めたことでも有名。クライマックスは誰も予想できない結末が待っている―――。
あっけに取られる結末
エドワード・ノートンの映画デビュー作なのですが、とにかくその演技力に圧倒される作品です。
セリフ、表情、全てが主演のリチャード・ギアをくっているんじゃないかと思わされるほど素晴らしいです。
法廷モノということもあってわりと緊迫した雰囲気で物語は進みますが、ラスト数分の怒涛の展開には鳥肌が立ちました。ストーリーももちろん良いのですが、俳優陣の名演に浸れる作品でもあります。(30代女性)
ザリガニの鳴くところ

1969年、ノースカロライナ州の湿地帯で、裕福な家庭で育ち将来を期待されていた青年の変死体が発見された。容疑をかけられたのは、‟ザリガニが鳴く”と言われる湿地帯でたったひとり育った、無垢な少女カイア。彼女は6歳の時に両親に見捨てられ、学校にも通わず、花、草木、魚、鳥など、湿地の自然から生きる術を学び、ひとりで生き抜いてきた。そんな彼女の世界に迷い込んだ、心優しきひとりの青年。彼との出会いをきっかけに、すべての歯車が狂い始める…。
孤独の生活から幸せな人生の結末とは
タイトルのザリガニの鳴くところというのは、結局ヒロインが生きていく上で本当に安全で安心の場所という風に私には思えました。
ヒロインの若き頃は、不幸続きで見ていられないほどでした。父親まで出ていって、一人で生活していますが、関係した男性がなくなってからの法廷闘争は困難を極めました。それでも最後に勝利した時は思わずガッツポーズしてしまいました。そして穏やかな幸せな時がヒロインに巡っていきます。あんな不幸から立ち直ったヒロインの幸せな姿を見ていると涙しか出ませんでした。それでも、なんと最後のドンで返しで、絶句してしまいました。なんということでしょう。それでも最後には私はヒロインを支持していました。(60代男性)
12モンキーズ

いつも同じ夢だった―空港を駆け抜ける男。膝から崩れ落ちる男。とり乱す女。それを見つめる少年…。 21世紀初頭、全世界に蔓延したウイルスによって、人類は絶滅の危機に瀕していた。生き残った人々は地上を追われ、地下での生活を余儀なくされた。 2035 年、科学者グループは原因を探るために調査を重ね、その謎に"12モンキーズ"が関わっていることをつきとめる。囚人ジェームズ・コール(ブルース・ウィリス)は、特赦を条件に"12モンキーズ"の調査を命じられ、ウイルスが蔓延しはじめた1996年に送りこまれるのだが…。ウイルス発生の鍵を握る"12 モンキーズ"とは一体何か?知られざる化学兵器か?秘密の軍隊か?それとも…?そして、人類の行く末は…。
人類の滅亡を救えるかもしれない男の奮闘記
20世紀末に未知のウイルスによって人類は滅びかけており、囚人たちをその時代に送り込んでその未知のウイルスが拡散するのを止める手先に使われる、という設定がまず面白い。
主演のブルースウィルスがその役に選ばれるのが、なかなかうまくいかない。手がかりは廃墟となった現在の地球の建物に絵が変えている12モンキーズという秘密結社らしきものがそのウイルス拡散の犯人だということだけで、登場人物がみんあどこか狂っているのが面白い。(50代男性)
2重螺旋の恋人

<あらすじ>
原因不明の腹痛に悩まされるクロエは、精神分析医ポールの元を訪れる。穏やかなカウンセリングにより痛みから解放されたクロエは、ポールと恋に落ち、同居を始める。そんなある日、クロエは街でポールそっくりの男と出会う。ルイと名乗る男はポールと双子でしかも同じ精神分析医だという。なぜポールはルイの存在を隠しているのか?真実を突き止めるためルイの診察室に通い始めたクロエは、優しいポールと違って傲慢で挑発的なルイに惹きつけられていく…。<本作品はR15版となります>
エロティシズム満載のミステリー
穏やかな序盤のペースから、どんどんミステリアスさが増していき、こちらの緊迫感もどんどん高まっていきました。効果音やBGMも派手に演出されていて、常にドキドキさせられっぱなしです。
主人公クロエが困惑する様子が、まるで自分に起きた出来事ではないかという感覚になるのですが、最後のどんでん返しにより、殆どのことが納得・解決!見終わったあとはハラハラした気持ちが消え、安堵できましたよ。二人一役のジェレミー・レニエの演技も見事です。(40代女性)
ゲーム

<あらすじ>
「人生が一変するような凄い体験ができるはずだ」。
投資銀行を経営するニコラスは48歳の誕生日に弟コンラッドと再会し、「CRS」と名乗る会社からの[ゲーム]の招待状を受ける。
ニコラスは半信半疑のままそのゲームに参加するが、その時から彼の周りで不可解で奇妙な出来事が続発する…
リアルとゲームの判別はもはや不可能
仕事に生きてきた男が、自分の誕生日に弟と再会するところから全てが始まる。
とあるゲームに参加する事になった男は、次から次へと奇想天外な出来事に巻き込まれて行く。
どこまでが真実でどこまでがゲームの一環なのか。その境界線が分からないままどんどん物事が進んで行き、ついにひとつの真実へと辿り着いた…が、それは本当に真実なのか?(40代女性)