中学生に見てもらいたいおすすめの映画

中学生に見せたいおすすめの映画を集めました。
子供向けアニメ以外の洋画や邦画にも興味を持つ年頃。どうせ観るなら、為になったり、心に響く映画を見てもらいたい。
感動する物語、勉強やスポーツに打ち込んで青春を謳歌する物語などなど、中学生に見せても安心な映画で、多感で繊細な年頃の中学生にこそ観てもらいたい映画の15作品。是非ご参考ください。
君の膵臓をたべたい

高校時代のクラスメイト・山内桜良の言葉をきっかけに母校の教師となった【僕】。彼は、教え子と話すうちに、彼女と過ごした数ヶ月を思い出していく――。膵臓の病を患う彼女が書いていた「共病文庫」(=闘病日記)を偶然見つけたことから、【僕】と桜良は次第に一緒に過ごすことに。だが、眩いまでに懸命に生きる彼女の日々はやがて、終わりを告げる。桜良の死から12年。結婚を目前に控えた彼女の親友・恭子もまた、【僕】と同様に、桜良と過ごした日々を思い出していた。そして、ある事をきっかけに、桜良が12年の時を超えて伝えたかった本当の想いを、2人は知る――。
高校時代、あまり表情を出さなかった主人公と、常に明るく元気なヒロイン(桜良)が、主人公が病院でヒロインが描いた日記、闘病日記により、残りの人生を主人公と一緒に余命を過ごす話です。命の大切さ、思春期でも自分がいつなくなるか分からない時に毎日何をして過ごしたいか、本当にその人生で後悔はないのかを考えさせられる映画です。ラストに近づくにつれて、命の大事さ、友達の大切さを考えさせてくれます。(20代男性)
リメンバー・ミー

家族に音楽を禁じられながらも、ミュージシャンを夢見るギターの天才少年ミゲル。ある日、彼はガイコツたちが楽しく暮らす、カラフルで美しい死者の国に迷い込んでしまう。日の出までに帰らないと、ミゲルの体は消えて永遠に家族と別れることに…。唯一の頼りは、陽気だけど孤独なガイコツのヘクター。だが、彼にも生きている家族に忘れられると、死者の国から存在が消えるという運命が…。絶体絶命のふたりと家族をつなぐ重要な鍵──それは、ミゲルが大好きな名曲リメンバー・ミーに隠されていた…。
自分自身も家族も大切に
親・家族、家のしきたりに縛られず、自分のやりたいことをやり抜く主人公の意思の強さをぜひ中学生の子たちに見て欲しいと思います。
主人公が紛れ込んだあっちの世界では、フレンドリーで助け合って協力しあえる人、優しい人、ただただ可哀想な人、邪魔するように見えて実は守ってくれている人、良い人に見えてかなり悪い人、いろいろな人が出てきます。
この映画の色々な登場人物を見て、見た目や表面上の言動だけでは相手がどんな人なのかわからないということに気付くことができれば、社会に出たときに、相手をよく見て、よく知ってから判断することができるのではないかと思いました。
自分のやりたい事を自分勝手にやり通せば、家族に心配や迷惑をかけてしまうこともわかる年齢だと思うし、自分の意思を貫くことも立派だけど、親、家族や親戚、ご先祖様の想いを大切にするのも大事だと思えるようになる映画だと思うのでおすすめします。(40代女性)
ちはやふる-上の句-

綾瀬千早(広瀬すず)、真島太一(野村周平)、綿谷新(真剣佑)の3人は幼なじみ。新に教わった“競技かるた”でいつも一緒に遊んでいた。そして千早は新の“競技かるた”に懸ける情熱に、夢を持つということを教えてもらった。そんな矢先、家の事情で新が故郷の福井へ戻り、はなればなれになってしまう。「新にもう一度会いたい。会って『強くなったな』と言われたい。」千早の想いが情熱に変わるとき、百人一首のごとく、世界が煌びやかに色づき始める。高校生になった千早は、新に会いたい一心で“競技かるた部”創部を決意。高校で再会した太一とともに、なんとか5名の部員を集め、創部に成功。全国大会を目指して練習に励み、東京都予選に臨む。千早、太一、新、そして瑞沢高校かるた部の、まぶしいほどに一途な想いと情熱が交錯する、熱い夏が来る。
男女で一緒に取り組む競技かるたの世界
前へ進む意気込みを教えてくれる青春ストーリー、ひとりで抱え込むのではなくチームで団体で仲間と共に協力する意識を持つことができる映画です。そしてなかなかある学校がすくないかるた部に興味をそそられると思います。おしとやかなイメージから迫力ある競技かるたの姿をぜひ知ってもらいたいです。これから受験、進学と進む中学生にいろいろな世界をみてもらい、心を休め癒やされてほしいです。シリーズもあり、楽しめる映画です。(40代女性)
「ちはやふる」の関連テーマ
この世界の片隅に

戦時中、戦っていない人の日常生活
今の中学生は、日本の戦争映画を観るとなると、どうしても身構えて観てしまうので、自分の中に入りずらく、敬遠しがちになってしまうと思いますが、「この世界の片隅に」は本当に観やすく、感情移入しやすいです。アニメと言うのもあると思いますが、主人公のすずさんが戦時中ですがおもしろ、おかしく、勿論、悲しいこともあり、一生懸命に生きている姿に、いつの間にか観入ってしまうのではないでしょうか。(40代男性)
日本史の映画関連
ズートピア

<あらすじ>
動物が人間のように暮らす楽園、ズートピア。誰もが夢を叶えられる人間も顔負けの超ハイテク文明社会に、史上最大の危機が訪れていた。立ち上がったのは、立派な警察官になることを夢見るウサギのジュディ。夢を忘れたサギ師のニックを相棒に、彼女は奇跡を起こすことができるのか…?「アナと雪の女王」「ベイマックス」のディズニーが夢を信じる勇気にエールを贈る感動のファンタジー・アドベンチャー。
夢を諦めない少女(兎)の成長物語
「ズートピア」は物語が面白いのはもちろんのこと、学べることも多くて若い人たちに見てもらいたい映画です。警察官を夢見る少女(兎)の夢を諦めず挑戦する気持ち。差別や偏見というものに対する考え方。よい世界にするには努力をしなければいけない気持ち。
でもそういう風刺的な部分を抜きで見ても、可愛い動物キャラクターたちが動き回るのが見ていて楽しいし、万人におすすめしたい映画です。(50代男性)
「ズートピア」の関連テーマ
イルカと少年

ソーヤー少年はある日、傷ついたイルカを発見した。保護されたイルカは海洋生物専門の病院に搬送され、ウィンターと名付けられた。だがひどい傷のために、命を救うには、尾びれを切断するしかなかった。しかしソーヤーの献身的な世話と、海洋生物学者の豊富な知識、そして人工尾びれの開発を担った義肢装具士の見事な腕前のおかげで、ウィンターはもう一度、生きるチャンスに恵まれる。
人間とイルカの感動的な絆物語
ケガをしてヒレを切断しなければならなくなったイルカ、ウィンターと、そのイルカを助けようと努力した少年との絆の物語です。アメリカの実話をもとに作られており、内気な少年がイルカとイルカを取り巻く周りの人々との出会いによって大きく成長する様子が描かれています。数年前の中学生の英語の教科書にも取り上げられていました。(30代女性)
映画「聲の形」

“退屈すること”を何よりも嫌う少年、石田将也。ガキ大将だった小学生の彼は、転校生の少女、西宮硝子に無邪気な好奇心を持つ。彼女が来たことを期に、少年は退屈から解放された日々を手に入れた。しかし、硝子とのある出来事がきっかけで将也は周囲から孤立してしまう。やがて五年の時を経て、別々の場所で高校生へと成長したふたり。“ある出来事”以来、固く心を閉ざしていた将也は硝子のもとを訪れる。これはひとりの少年が、少女を、周りの人たちを、そして自分を受け入れようとする物語……。
少年と耳が聞こえない少女の物語
障害があるということ。耳が聞こえないということ。耳が聞こえない同級生がいること。いじめる側、そして、いじめられる側。この作品は、色んな視点から観ることが出来るので、もし、自分が障害を持ったらと考えたり、同級生に障害を持っている人がいたらどうするかなど考える力や人を思いやる心を持ち続けれるよう多感な時期だからこそ、おすすめです。(30代女性)
バッテリー

もうすぐ中学生になる天才ピッチャー、原田巧。
彼の球は速すぎて捕手も捕球できず、野球部でも孤立していた。
だが、中学入学目前の春休み、一家は岡山県に引っ越し、巧は初めて自分の球を受けることができる捕手・豪に出会う。
しかし野球部に入学した巧を待ち受けていたのは、監督による徹底した管理野球と、彼の才能に嫉妬する先輩たちによるイジメだった。
巧はそれらに屈せず自分を貫こうとするが…。
野球を通じての成長
人付き合いがお世辞にも器用とは言えない原田巧が、野球を通じて多くの仲間と繋がって人間として成長していく様に感動しました。とりわけ、永倉豪、通称ごうちゃんとバッテリーを組んだことが巧の人生を大きく変えたと言っても過言ではありません。中学生ならではの神経質さと瑞々しさ、そのどちらも丁寧に描かれており、大変オススメです。(20代女性)
「バッテリー」の関連テーマ
劇場版『Gのレコンギスタ I』「行け! コア・ファイター」

地球上のエネルギー源であるフォトン・バッテリーを宇宙よりもたらすキャピタル・タワー。タワーを護るキャピタル・ガードの候補生ベルリ・ゼナムは、初めての実習で宇宙海賊の襲撃に遭遇して捕獲に協力。捕まった少女アイーダに不思議な何かを感じたベルリは、彼女が「G-セルフ」と呼ぶ高性能モビルスーツを何故か起動できてしまう。宇宙世紀終焉後の時代、リギルド・センチュリーを舞台に少年少女の冒険は世界の真相に直進する。
宇宙で生きることの凄まじさを描いた作品
ガンダムシリーズの系譜にある作品ではありますが、軌道エレベーターの描写や酸素、水の供給への技術革新の描写などから宇宙で人が暮らすのはどれほどのことかということを非常に丁寧に描写しており、科学的な関心が増す作品でもあります。アクションも非常に優れており、エンターテイメント作品としても非常に楽しめるものとなっています。(40代男性)
手紙

川崎のリサイクル工場への送迎バス。最後部座席に野球帽を目深に被った青年の姿がある。武島直貴、20歳。暗い目をしたこの青年には、人目を避ける理由があった。兄・剛志が、直貴を大学にやる学費欲しさに盗みに入った邸宅で、誤って人を殺してしまったのだ。数度にわたる引越しと転職。兄貴がいる限り、俺の人生はハズレ。そういうこと―。自暴自棄になる直貴を、深い絶望の底から救ったのは由美子の存在だった。しかし、その幸せが再び脅かされるようになった時、直貴は決意する。…塀の中から届き続ける、この「手紙」という鎖を断ち切ってしまう。
兄弟の絆とは。家族の絆とは。
家族の在り方を考えさせられる。犯罪を犯したらこれからどんな大変な人生になるのか、どれだけの人に影響を与えるのか考えるきっかけになると思う。今ある普通の生活に感謝することができるようになる。愛の形を考えさせられる。この話は愛を持っていた相手に自分のせいで大変な人生を送らせることになってしまい切ない気持ちになる。(30代女性)
クール・ランニング

雪と氷の世界で大活躍のクールでホットなジャマイカ旋風!―― 1988年、カルガリーのオリンピックで世界中に注目されたチームがあった。それは、冬期五輪史上初の南国ジャマイカのボブスレー選手団。かれらの予想外の大健闘という実話を基に、とびきり愉快で心暖まるこの映画がつくられた。ジャマイカ選手の陽気で勇気ある挑戦に、心から声援を送りたくなる!
金メダルよりも大切なもの
この作品は逆境に立ち向かうアスリートの物語です。
主人公は雪が降らない南国で育ち陸上競技でオリンピックを目指します。
国内予選に敗れた彼は、ボブスレーという氷の上を走る競技に出会います。愉快な仲間たちと共に、圧倒的に不利な環境から、笑顔で困難を乗り越えようとする姿を、ぜひ若い中学生たちに見てほしいです。(30代男性)
「クール・ランニング」関連テーマ
ものすごくうるさくて、ありえないほど近い

父の最後のメッセージを探して、少年の旅は始まった。
家族の絆や温かさを感じる物語
ミステリー要素もあり家族としての絆も感じることができるので、中学生という年頃の方には感じることが様々あると思いますし、少年が謎を解くために旅に出るので、冒険心が高まるという意味でもおすすめです。また、観ていても共感しやすく何事も乗り越えられるような力をもらえますし、感受性も豊かになれ大人でも楽しく見れました。(30代男性)
天使にラブソングを

しがないクラブ歌手のデロリスは、殺人現場を目撃したためにギャングに命を狙われている。身を隠すための意外な場所は、なんと、お堅い修道院!
歌でみんなを巻き込むのだ!
破天荒な主人公がひょんなことから修道院の合唱の先生になる話です。この映画で印象的なシーンは、圧巻の合唱シーンです。仲間たちと歌うことを心から楽しんでいる様子がとてもよく伝わってきます。中学生は、ほとんどの学校で合唱コンクールがあると思います。コンクールに向けてクラスのモチベーションを上げたり、皆で一つの歌を作り上げる楽しさを感じて欲しいのでおすすめです。(20代女性)
フォレスト・ガンプ/一期一会

知能指数は人より劣るが、足の早さとその誠実さは天下一品という一風変わった主人公フォレスト・ガンプの半生を、時代を象徴する“事件”とヒット・ナンバーで綴った心暖まるヒューマン・ファンタジー。
一生懸命生きれば道は開ける
フォレスト・ガンプがどんな人生の逆境も乗り越え生きていく姿を見てほしいです。中学生になると大人と子供の間で色々と悩みが出てきます。そんな時に主人公のガンプのように人を信じてただ真っ直ぐに一生懸命生きていく姿を見れば悩みも晴れていくと思うからです。どんなに辛いことも向き合って乗り越えていく強さを教えてくれます。(30代女性)
「フォレスト・ガンプ/一期一会」の関連テーマ
ロッキー

フィラデルフィアのしがない4回戦ボクサー、ロッキーに突然チャンスがやってくる。世界ヘビー級チャンピオンのアポロが人気取りのため、格下の相手と戦うことを宣言したからだ。かくして、薄汚れた下町の中、ロッキーのトレーニングが始まった……。
一人の女性のためにボクシングをやる物語
この映画はアメリカが日本の自動車産業にやられて、アメリカの自動車産業がぼろぼろいなっていた時代に作られた映画で、アメリカの復活とシルベスタースタローンの伸るか反るかをかけた映画で、その中で半分腐っていたロッキーがあることが転機となり、本気でボクシングをやるという物語なのだけれども、この「誰かのために本気」になる部分がすごくいいので、ぜひ見てもらいたいです。(20代男性)