ホラーが苦手な人にオススメしたいホラー映画17選

ホラーは苦手、でもちょっと興味がある観てみたい、という人にオススメしたいホラー映画を集めてみました。怖さレベルも付けましたので参考にしてみてください
- ★レベル1.ちょっぴり怖いところもあるけど楽しめる
- ★★レベル2.少し怖いところもあるけど楽しめる
- ★★★レベル3.まあまあ怖いけど面白い
- ★★★★レベル4.結構怖いけど楽しめる
※怖さの感覚は人によって全然違いますので、あくまで目安として参考にしてください
ハッピー・デス・デイ
怖さレベル:★

ツリーは、世界は自分ひとりのために回っていると思っている自己チューで高飛車でビッチな女子大生。
彼女は誕生日の朝、男子寮で、泥酔した勢いでエッチしてしまったと思われる見知らぬ男のベッドでぼんやりと目を覚ます。
しかし、彼女はすぐに今日がいつもと何かが違うことに気づく。
何もかもすでに経験しているように感じたのだった。
遊びから変わる本当の恋
タイトル通り、誕生日の日に殺されてしまう映画です。
ループもので何度も誕生日を繰り返していきますが、毎回毎回違う展開で、飽きずに楽しめます。
キャラクター達がそれぞれ個性的で、ホラーというよりもヒューマンドラマっぽく、どちらかというと犯人よりも人間関係が気になっていくほど、映画に入り込んでしまう作品でした。
シックス・センス
怖さレベル:★

高名な精神科医のマルコムは、かつて担当していた患者からの凶弾に倒れてしまう。リハビリを果たした彼は、複雑な症状を抱えた少年・コールの治療に取り掛かる事に。コールは常人には無い特殊な"第6感"、死者を見る事ができる能力を持っていた。コールを治療しながら、彼によって自らの心も癒されていくマルコム。そして彼には予想も付かない真実が待ち受けていた・・・。」
ホラーが苦手な人にもおすすめしたい、感動のホラー作品
本来はネタバレ厳禁の物語ですが、有名すぎる作品であり、公開から20年以上経過したことからネタバレが知れ渡ってしまっている作品です。私もネタバレを知ってしまっていたために見ていなかったのですが、今回初めて見て、ネタバレを知っていても見る価値のある映画だと思いました。
ホラーサスペンスに分類されてる映画ですが、そんなに怖くはありません。でもホラーが本当に苦手という人は、ちょっとビクッとする部分はあるかと思いますが、それでもストーリーが良いので最後まで見てもらいたい映画ですね。
ネタバレを知らないあなたはとってもラッキーです。いますぐ見ましょう(笑)
犬鳴村
怖さレベル:★

臨床心理士の森田奏の周りで突如、奇妙な出来事が起こり始める。
「わんこがねぇやに ふたしちゃろ~♪」奇妙なわらべ歌を口ずさみ、おかしくなった女性、行方不明になった兄弟、そして繰り返される不可解な変死…。それらの共通点は心霊スポット【犬鳴トンネル】だった。
「トンネルを抜けた先に村があって、そこで××を見た…」突然死した女性が死の直前に残したこの言葉は、一体どんな意味なのか?
全ての謎を突き止めるため、奏は犬鳴トンネルに向かう。しかしその先には、決して踏み込んではいけない、驚愕の真相があった…!
もはやコメディーのホラー
恐怖シーンを丸ごとすり替えたかのような作品です。むしろコメディータッチ寄りになっているため、よっぽどでない限りは怖くなることはないと言っても過言ではありません。恐怖シーンの前には、ホラー映画にあるまじき予告があったり、映像に手を加えたりして遊び心が窺える点が独創的でなかなか面白いなと、個人的には思いました。
ゲット・アウト
怖さレベル:★

ニューヨークに暮らすアフリカ系アメリカ人の写真家クリスは、ある週末に白人の彼女ローズの実家に招待される。若干の不安とは裏腹に、過剰なまでの歓迎を受けるものの、黒人の使用人がいることに妙な違和感を覚える。その夜、庭を猛スピードで走り去る管理人と窓ガラスに映る自分の姿をじっと見つめる家政婦を目撃し、動揺するクリス。翌日、亡くなったローズの祖父を讃えるパーティに多くの友人が集まるが、何故か白人ばかりで気が滅入ってしまう。そんななか、どこか古風な黒人の若者を発見し、思わず携帯で撮影すると、フラッシュが焚かれた瞬間、彼は鼻から血を流しながら急に豹変し、「出ていけ!」と襲い掛かってくる。“何かがおかしい”と感じたクリスは、ローズと一緒に実家から出ようするが…
もう一度見たくなる、ヒトが怖いドキドキホラー
白人の恋人から実家に遊びに来ないかと誘われた黒人の主人公。友人からは引き止められますが、結局遊びに行くことに。肌の色の違いは気にならないという白人家族達。ですが歓迎ムードの間にちらほらとなんだか違和感が拭えず…。主人公が隠された真実にたどり着いた時、とんでもない事実に驚愕。ラスト1分まで目が離せません(20代女性)
もう一度見たくなるホラー映画
往々にしてホラー映画=お化けによる恐怖であるという、ある種の固定観念を見事に打ち砕く作品です。また、ホラー映画なのに伏線の散りばめ方が秀逸であり、見終わったあとに確認のため再度見たくなること間違いなしです。怖いというより、内容そのものに引き込まれていく感覚を味わえるのが、個人的には評価が高いなと思いました。(20代女性)
ザ・スイッチ
怖さレベル:★

新感覚!入れ変わりホラー映画
女子高生と殺人鬼の心と身体が入れ替わるという新鮮なストーリーです。殺人鬼を演じていた見た目が怖いおじさんが、気の弱い女子高生と心が入れ替わるので、入れ替わった後に、大男が女々しくなる姿に笑ってしまいました。逆に、見た目は可愛い女子高生の心が殺人鬼に変わるので、女子高生役を演じた、キャスリン・ニュートンの怖い表情が面白かったです。
一点だけ、殺人鬼が人を殺すシーンは残虐でグロかったのですが、全体的にはコメディなので、小学生でも観られると思います。怖さよりも、笑う所が多かったかなと。あとは、ストーリーも、女子高生がもう一度身体を取り戻すというミッションもあって、そこに向かって頑張る姿もあって感動もしたりしました。
パラノーマル・アクティビティ
怖さレベル:★★

記録映像風の演出が独特な作品
この映画は基本的に登場人物が二人しか出てこず、定点カメラの映像で撮影されているのが特徴的です。家の中で起きる怪奇現象をひたすら記録している感じなので、そこまで怖くはありません。低予算映画なので派手な演出はなく、ラップ音が聞こえてきたり扉が勝手にしまったりなど、古典的なホラー演出が多い作品となっています。
スペル
怖さレベル:★★

きっかけは老婆へのほんの小さな不親切、逆怨みで言い渡されたある「呪文(スペル)」が“無辜の銀行員の平穏な日常”を跡形もなく変えていく。何故?どうしたら?映画史にその名を刻むであろう「怪婆」の理不尽な脅威に怯えながら、主人公と辿る「恐怖の3日間」。タイムリミットの72時間で、あなたはその「言葉(スペル)」の呪いを解いて生き残ることができるか?
ジェットコースターのようにテンポの早いホラー映画
この作品はいわゆる悪魔をテーマにしたホラー映画なのですが、メインキャラクターの一人である老婆の存在感がとにかく凄いです。ホラー的演出もあるのですが、入れ歯をはずした老婆が襲ってきたり、いきなり主人公の鼻血が止まらなくなったり、少しギャグっぽい演出もあるのでそこまで怖くはありません。テンポもかなり良いので、最後まであっという間に見ることができます。
オーメン
怖さレベル:★★

6月6日6時。妻が死産した駐英大使は、同じ日に生まれた孤児を引き取りダミアンと名付け育てる。ダミアンの周辺では不吉な殺人事件が多発、事件を追う大使はエクソシストであるブーゲンハーゲンから、ダミアンこそが地上に復活した悪魔の子であることを知らされる……。
悪魔の子と人間との戦いを描いた作品
頭に666のアザを持っている悪魔の子ダミアンを中心に描かれた作品です。それほど怖い描写は多くないですが、ダミアンを殺そうとする周囲の人たちが次々と殺害されていくサスペンスタッチのようなストーリーになっています。聖書なども絡んでくるので、オカルト好きにはおすすめの作品です。シリーズ化されていますが、第一作はスリリングな展開でおもしろいです。
貞子VS伽椰子
怖さレベル:★★

呪い同士の争いギャグホラー
貞子と伽椰子という呪い同士が戦うという独特の発想にまず、驚かされました。題名からは怖いのかな?という雰囲気を感じましたが、実際はホラーというよりむしろギャグに近いかんじで、途中から笑えてきます。最初はしっかりと呪いの怖さをかんじますが、多少怖い程度なので急に驚かせてくるなどの怖さが苦手な人でも特に問題なく見ることができると感じました。
キャビン
怖さレベル:★★★

夏休みに山奥へとバカンスへ出かけた大学生5人。古ぼけた山小屋の地下で見つけた謎の日記を読んだ時、何者かが目覚め、一人、また一人と殺されていく。しかし、その裏に若者たちが「定番のシナリオ通り」死んでいくよう、すべてをコントロールしている謎の組織があった。その組織の目的は? 若者たちの運命は―? その先には、世界を揺るがす秘密が隠されていた…。
過去のホラー映画のオマージュ作品
ホラー映画の様相を呈していますが、過去のホラー映画のモチーフをふんだんに取り入れたパロディ作品でもあります。
多数のモンスターが出てきており、それはすべて元ネタあり。
知っている人ならより楽しめますが、知らなくても大丈夫です。
山小屋に集まった男女5人が実はある目的のために嵌められていた……というのが大筋の内容。ある機関が彼らを監視しており、そこと山小屋の青年たちとの温度差が少し笑ってしまいます。
若干のグロ要素はありますが、テンポもよく、ラストシーンのぶん投げっぷりも爽快です。
マローボーン家の掟
怖さレベル:★★★

海にほど近い森の中にひっそりとたたずむ大きな屋敷。そこに暮らすマローボーン家の4人兄妹は、不思議な“掟"に従い、世間の目を逃れるように生きていた。忌まわしい過去を振りきり、この屋敷で再出発を図る彼らの願いは、自由で幸せな人生をつかむこと。しかし心優しい母親が病死し、凶悪殺人鬼である父親を殺害したことをきっかけに、4人の希望に満ちた日々はもろくも崩れ出す。父親の死体を隠して封印した屋根裏部屋から響いてくる不気味な物音、鏡の中にうごめく得体の知れない影。いったいこの屋敷には、いかなる秘密が隠されているのか。やがて平穏を保つための“掟"が次々と破られ、逃げ場なき極限状況に追いつめられた長男ジャックが、最愛の妹と弟たちを守るために下した決断とは……。
家族の絆も感じる物語
怖さはもちろんそれ以上に家族としての絆を感じることもできるので、ホラー映画でありながら感動することができますし、ホラー映画で泣ける作品はなかなかないように感じました。
また、先の展開も全く予想できないので夢中にもなれましたし、驚くような展開が沢山あるので、怖くてもワクワクしながら見ることができ非常に楽しめます。
呪怨
怖さレベル:★★★

呪いが連鎖する一軒家24時
この映画を観た後は、普通にお風呂や布団に入るのが怖くなったりもします。ただ、映画自体がそこまで戦慄の恐怖体験かというとそれほどでもありません。
私はビビりなので、基本的にホラー系の作品は苦手なのですが、この映画は随所にクスッとくるシーンがあったので最後まで見られました。お笑い要素があるわけではなく、ホラーシーンがちょっと面白いんです。
私がおもわず笑ってしまったのは、主人公が複数の怨霊に追いかけられるシーン。主人公はある部屋に逃げ込み、すりガラスの嵌った扉を閉めるのですが、「これじゃ怨霊防げないだろ」と思いきや、入ってこられないんです(笑)扉すり抜けてこないんかーい!と、ちょっと笑ってしまいました。(20代女性)
ミスト
怖さレベル:★★★

怪物は、霧の中と人の心に住んでいる
小さな町が霧に包まれ、突然正体不明の怪物に襲われるパニックムービーです。
この映画で斬新だったのは、怪物の実態がほぼ出てこないことです。音などの演出で怪物の存在を知らせてくるんですが、実態の見えないものほど恐いものだと実感。そして真に恐いのは極限状態に陥った時の人間の本性がすごいですね、自分だけは生き残りたい、だれを犠牲にしても。
「ミスト」の関連テーマ
黒い家
怖さレベル:★★★★

古都・金沢。昭和生命北陸支社に勤務する若槻慎二は、保険金の請求書類に埋もれ苦闘する日々を送っていた。ある日、若槻は中年女性の声で「自殺でも保険金は下りるのか」という問い合わせの電話を受ける。思いつめたその声の様子に、思わず自殺を思いとどまるようなだめたが、相手は彼の名前を確認すると電話を切った。そして翌日、菰田と名乗る契約者から若槻名指しのクレームを持ち込まれる。
そこは決して近づいてはいけない黒い家だった
まず幽霊は出てきません、この映画の怖さは金に取りつかれた人間の本質を描いたところにあります。
大竹しのぶさんの鬼気迫る表情、本当に恐怖です。保険金殺人がテーマですが、こういう事件は後を絶ちませんよね。幽霊よりも生きている人間のほうが恐い。真夜中に一人で見てしまって後悔。
しばらく大竹しのぶさんを見る目が変わりました。ホラー映画史上最も恐ろしい殺人犯の一人と思っていいでしょう。
エスター
怖さレベル:★★★★

《あらすじ》
この娘、どこかが変だ。その“正体”が見えた時、世界中がショックに震えた。
「怖い」より「面白い」が勝ちます
エスターという少女を中心とした悲劇の連続…とても面白いです。
ホラー映画特有の、音声で驚かされたり、グロいシーンが出てくるような場面はありません。
小さい女の子の狂気じみた言動にゾッとさせられたり、主人公の家族と一緒になって怯えたり…と、最後までハラハラしました。最後にはどんでん返しもあるので、見ごたえ抜群な作品です。
「エスター」の関連テーマ
マーターズ
怖さレベル:★★★★

1970年初頭のフランス、行方不明となっていた少女リュシーが路上を彷徨っているところを発見される。何者かに廃墟に監禁され、長期に渡って拷問と虐待を受けていたリュシーは事件の詳細を語らないため、捜査は難航を極めていた。養護施設に収容されたリュシーは、少女アンナの献身的な介護で平穏な生活を取り戻してゆくが……
人間味のあるリアルな物語
もちろんホラー映画なので怖さはありますが、それと同時に複雑な心境や人間ドラマも感じられるので、怖くても感情移入ができ感受性が豊かになれます。また、物語としても非常に濃く完成度の高い作品でしたし、仮にホラー要素がなかったとしてもその物語だけで楽しめる映画なので、そんな展開を楽しむにも大変良かったと思います。