本気で泣ける小説。10代中学生・高校生向け

2022年6月4日

思いっきり泣ける小説

10代の中学生・高校生などの多感な若い世代の人達に読んでもらいたい感動して泣ける小説を集めましたが、もちろん大人が読んでも泣ける小説ばかりです。感情を揺さぶられて、思いっきり泣ける小説14選。

「1リットルの涙 -難病と闘い続ける少女亜也の日記-」木藤亜也

1リットルの涙 -難病と闘い続ける少女亜也の日記-
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一人の少女が生きた物語

今回紹介させて頂くこの本は実話になります。この物語の主人公であり、著者の木藤亜也さんは、中学生の時に突如難病に襲われ、それは少しずつゆっくりと彼女の生活を人生を壊していきます。まだ中学生だった彼女。根本的な治療法が確立されていない病魔に侵され、若くして亡くなる最期の瞬間まで懸命に生きる姿を書き記した本になります。また、この本は彼女が実際に書いていた日記を本にまとめたものになりますので、難しい言葉はなくすんなりと物語に入り込め読むことができます。その分、彼女の気持ちが痛いほど伝わり涙なしでは読めません。彼女と同年代の方も多いでしょう。中高生といえば色々な悩みを抱え多感な時期です。皆さんにぜひ一度は読んで頂きたい本です。彼女の叫びや言葉はきっとどこかで皆さんの心に響いてくれるでしょう。(30代女性)

「君の膵臓をたべたい」住野よる

君の膵臓をたべたい
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生きることや愛について考えさせられる作品

この小説の感動できるポイントは、病におかされてしまった少女と自分の世界に閉じ籠ってしまった少年が出会うことによって、二人の内面にさまざまな変化が生まれていくところです。それはただの恋愛感情ではなく、自分の命を賭けてでも相手のことを支えてあげたいという無償の愛のようにも感じます。さらに内容もそこまで難しくないので、中高生でも読みやすいと思います。(20代男性)

タイトルの意味が分かったとき感動します

主人公がヒロインが綴っていた日記を読むシーンがあるのですが、そこに書いてある内容は自分のことや主人公のことなど赤裸々に全部書いてあります。
普段あまり感情を表に出さないタイプですが読み終わった後にヒロインのお母さんの前にも関わらず感情を表にして大号泣していたシーンです。
他人にあまり興味のなかった主人公がここまで涙流すシーンは私のなかでは1番感動して涙を流しました。(20代女性)

「君の膵臓をたべたい」の関連テーマ

「夏の庭―The Friends」湯本香樹実

夏の庭―The Friends
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小学生とおじいさんの絆

小学生とおじいさんの夏の物語で、お互いに気にかけつつ小学生が文句も言わずにもくもくとおじいさんのお世話をするのですが、おじいさんが亡くなるところは本当に切ないです。
なぜ小学生とおじいさんが交流するようになるのか、なぜ題名が夏の庭なのかは読み進めていくと答えが書いてあるのでどんどん読みたくなる一冊です。おじいさんが亡くなった後どうなるのかは読んでみてのお楽しみです。(20代女性)

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「桜のような僕の恋人」宇山佳佑

桜のような僕の恋人
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儚くて切ない一年間の恋物語

カメラマンという夢を諦めてフリーター暮らしをしていた晴人が、ふらっと入った美容院で髪を切ってくれた美咲と出会い、美咲のためにという感情だけでカメラマンに改めて再就職する姿をみて、人の出会いがきっかけで人って変われるんだ!と強く思えた物語です。
そして、美咲の病気を通して、明日が来ることを恐れている人もこの世の中にはいて、健康的な自分にとって一日一日を大切に生きていきたいなと思えるような話でした。
めちゃくちゃ泣きました。小説の中の言葉一つ一つがイメージつきやすく、読んでいくだけで情景が思い浮かぶので読みやすいです。Netflixの映画版を見る前にこれを読んでほしい。(20代女性)

本作における主人公またはヒロインは社会人ではありますが、題材として扱っているものは中高生の胸をときめかせ、同時にたまらなく胸を締め付けること請け合いです。どれだけ相手を想う気持ちが強かろうと、迫り来る現実に向き合うことの難しさに愕然とし、人を生涯愛するということには相当の覚悟が必要であると知らされます。(20代女性)

「いま、会いにゆきます」市川拓司

いま、会いにゆきます
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愛するという意味がわかる恋愛小説

純粋な中学生の男女が恋に落ちるお話です。お互いを思い合いながら、なかなか気持ちを言葉にできない二人。中学卒業とともにそれぞれの道へ進みます。しかし、大人になり再会、そして結婚、家庭を持ちます。私自身が中学生三年生の時に読みましたが、『人を愛するということ』について考えさせられ、とても心を揺さぶられました。穏やかな恋愛が描かれていますが、その中に大切な人を愛する強い気持ちを主人公二人から感じられます。今でも時折読み返したくなる一冊です。(30代女性)

「風が強く吹いている」三浦しをん

風が強く吹いている
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仲間の素晴らしさを感じる物語

駅伝が舞台でランナーの物語ですが、仲間との衝突を何度も繰り返し成長していく姿にはとても感情移入ができましたし、読んでいるといつのまにか自分が物語の世界に入っているような気持ちになれ非常に感動できました。また、仲間の素晴らしさも改めて感じることができますし、それを自分の周りにいる友人に置き換えると、尚更感受性も豊かになれ様々なことを考えさせられました。(30代男性)

「風が強く吹いている」の関連テーマ

「20歳のソウル」中井由梨子

20歳のソウル
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音楽の中で永遠に生きる青年の魂

市立船橋高校の吹奏楽部が演奏すると必ずヒットになる曲〝神曲〟があります。2017年1月、20歳で短い生涯を閉じた浅野大義さんという方が作曲しました。癌に侵された彼の告別式には、164人の吹奏楽部員が集まりました。そこで奏でられた「市船ソウル」という曲は―彼が市立船橋高校在学中に作った曲でした。

2016年甲子園予選千葉県大会で演奏され、Twitterでも話題となったこの曲は、吹奏楽部大会で、高校野球のアルプススタンドで、そして今年の第100回全国高校野球千葉県大会でも、今なお受け継がれています。浅野大義さんが、なぜ周りの人にこれほど愛されて偲ばれているのか、彼の生き方から学ぶことが多いと思います。(60代女性)

「星やどりの声」朝井リョウ

星やどりの声

《あらすじ》
東京ではない海の見える町で、亡くなった父の遺した喫茶店を営むある一家に降りそそぐ奇蹟。若き直木賞受賞作家が、学生時代最後の夏に書き綴った、ある家族が「家族」を卒業する物語。

家族の絆が深まる物語

大切な家族の1人が亡くなってしまったら、自分ならどう生きていくだろうかと考えさせられる作品です。父親が亡くなってしまい、三男三女、そして母親1人の生活が描かれているのですが、それぞれが色んな思いを抱えながら、色んな葛藤を抱えながら生きています。中高生にも分かりやすい内容ですし、同じ年代の子どもも出てくるので共感しながら読めると思います。(30代女性)

「余命10年」小坂流加

余命10年
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命の大切さと人の温かさ

小松奈々、坂口健太郎主演で映画化した作品です。
小説は映画とはストーリーが若干異なるため、映画も見た方にも小説をお勧めします。
命の終わりが見えている20歳の主人公の気持ちが痛いほど伝わってくる、涙が止まらなくなる作品です。
家族や周りの心情もとても切なく、最後は号泣します。
この作品を通じて、今健康に生きていることに感謝することができました。(20代男性)

「旅猫リポート」有川浩

旅猫リポート

僕とナナの旅、それは切なくも優しい物語

猫の次の飼い主を探す旅が始まり、その中で主人公・悟と縁のあった家族や友達と猫も絡めての思い出が語られて行くのですが、旅は猫目線の彼の言葉で語られるのが楽しいです。前半はそんな思い出と旅の話なのですが、後半になると悟の重大な問題があらわになり、彼と猫のナナの絆に号泣させられます。特に猫を飼った事のある人にもオススメの本です。(50代女性)

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「獣の奏者」上橋菜穂子

獣の奏者
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獣と生きることを選んだ少女の物語

一歩違えば恐ろしい猛獣なのに、愛おしく見えてくる王獣。
その王獣と心を通わすことができるが故、主人公エリンはその運命に一生を捧げてしまいます。
王道ファンタジーであり、読み終わったあと胸を締め付けられるくらい感動させられます。そしてその感動はしばらくふとした瞬間に思い出されるくらい深く心に刻まれます。(10代女性)

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「ハッピーバースデー」青木和雄

ハッピーバースデー
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世代間で起こる心の傷の連鎖反応について知ると共に、命の尊さを見つめた感動の物語

11歳の誕生日の日、主人公あすかは母からショッキングな言葉を聞かされ、その日以来声が出なくなってしまいます。そんなあすかの状況を見かねた兄の判断により、あすかは栃木の母方の祖父母の家でしばらく生活することになります。豊かな自然と祖父母の愛情に触れて、やがて声を取り戻したあすか。その頃、ちょうど引っ越しをすることになり、それをきっかけにあすかは、父母と兄のいる家庭に戻ります。転入先の新しい学校で、あすかは様々な出会いを通し、成長していきます。一方、母は相変わらずあすかを愛することが出来ません。実は母親も知らず知らずのうちに心の問題を抱えていたのです。果たして、その心の問題とは……。(30代女性)

「うちのレシピ」瀧羽麻子

うちのレシピ

《あらすじ》
街中の小さなフレンチレストランのひとり娘と料理人として働く青年の結婚。背負う過去も、抱く未来も違うふたつの家族を繋げるのは―。美味しい魔法にみちみちた6つの物語。

おいしく、温かい家族

家族経営の町の小さなレストランをめぐる、優しいお話です。章ごとにモチーフになる食べ物があり、それを食べることにより、家族や恋人の絆は深まっていきます。
なかでも感動したのは、レストランの一人娘の話の部分です。ブラック企業をメンタルを病んで退職してしまったことを負い目に感じていますが、それを家族や彼が励ましてくれる場面に感動しました!(20代女性)

「スイッチを押すとき」山田悠介

スイッチを押すとき
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本当に相手を思ってできる行動こそが、愛。

山田悠介さんの作品はどちらかというとホラー系が多く、読み始めてすぐもこれは悲しい終わり方をするんじゃないかと切なくなりました。
ですが、どんな苦境でもめげない少年少女の姿が監視員の心を動かしたり、ラストでは衝撃の真実が明かされますが、本当のことなんてわからなくても、そこに生まれた愛情は本当で、周りから見たら不幸にうつるかもしれないことでも本人たちが幸せならそれでいいという親子の温かい絆と愛情を感じました。
家族に対しいろんな感情を抱き始める10代だからこそ読んでほしい作品です。(20代女性)