未来への架け橋!高校生に読んで欲しい小説17選

2023年6月26日

高校生におすすめの小説

高校生に読んでもらいたいおすすめの小説を集めてみました。
エンターテイメント性のある小説に感動的な物語、ちょっと考えさせられるお話、などなど多感な時期の高校生に是非読んでもらいたい小説です。
お堅い文芸作品ばかりではなく、エンターテイメントな小説もありますので、楽しんで読める17作品をご紹介します。

君と漕ぐ

作者:武田綾乃

君と漕ぐ

<あらすじ>
両親の離婚で引っ越してきた高校一年生の舞奈は、地元の川でカヌーを操る美少女、恵梨香に出会う。たちまち興味を持った舞奈は、彼女を誘い、ながとろ高校カヌー部に入部。先輩の希衣と千帆は、ペアを組んで大会でも活躍する選手だったが、二人のカヌーに取り組む気持ちはすれ違い始めていた。恵梨香の桁違いの実力を知り、希衣はある決意を固めるが。水しぶき眩しい青春部活小説

女子高生の青春スポーツモノ

まだまだマイナーなカヌー競技の青春部活動ものですが、つい先日完結したので、是非とも最終巻まで読んで読んでもらいたいです。
章ごとに4人の女子高生の目線でストーリーが進んでいくので、この子がどうして諦める道を選んでしまったのかとか、先輩を友人をどう思っているのかが、様々な人物目線で語られて、色んな価値観があるし、どれも決して間違ってはいないと考えさせられます。
そして最後のページまで読んだときに、諦めないことの大切さ、夢を持つことの大切さに気が付かされました。(30代女性)

「君と漕ぐ」の関連テーマ

少年十字軍

作者:皆川博子

少年十字軍

<あらすじ>
13世紀、フランス。 “天啓”を受けた羊飼いの少年・エティエンヌの下へ集った、アンヌ・ルー、ベッポら数多の少年少女たち。 彼らの目的は聖地エルサレムの奪還。 だが国家、宗教、大人たちの野心が行く手を次々と阻む――。 直木賞作家・皆川博子が作家生活40年余りを経て、ついに辿りついた最高傑作。

十字軍という波に翻弄された少年少女の物語

皆川博子は実際の歴史と絡んだ小説を数多く書いていますが、中でも少年十字軍は程よい長さと描写で読みやすいです。
世界史についての知識を得た高校生だからこそ、リアルとフィクションの巧妙なつながりを楽しむことができるのではないかと思います。多くの皆川博子の歴史小説に共通することですが、『少年十字軍』は歴史の無情なうねりに翻弄される人々を描き、分かりやすく感動するような結末もありません。
しかし、勧善懲悪やハッピーエンドだけでなく、読み終わった後に登場人物の気持ちやその時代に思いを馳せて余韻に浸る時間は、ある程度大人になった高校生ごろから楽しめるのではないかと思います。(20代女性)

カラフル

作者:森絵都

カラフル

<あらすじ>
生前の罪により輪廻のサイクルから外されたぼくの魂が天使業界の抽選にあたり、再挑戦のチャンスを得た。自殺を図った少年、真の体にホームステイし、自分の罪を思い出さなければならないのだ。
真として過ごすうち、ぼくは人の欠点や美点が見えてくるようになる……。

「自分自身に起こった青春の物語」です

未成年の時に初めてこの小説に出会い、成人になった今も誰にでもオススメできる一冊になります。

おめでとうございます!の一言から始まり、ぼくという名の魂が人間の男の子の体にホームステイをして自分が起こした罪を思い出していくストーリーになります。
最後には、ちゃんと心に落ちるような納得ができる結末になっていて、毎回読んでも感動できます。(30代女性)

「カラフル」の関連テーマ

スター

作者:朝井リョウ

スター

<あらすじ>
新人の登竜門となる映画祭でグランプリを受賞した尚吾と紘。二人は大学卒業後、名監督への弟子入りとYouTubeでの発信という真逆の道を選ぶ。受賞歴、再生回数、完成度、受け手の反応──プロとアマチュアの境界線なき今、世界を測る物差しを探る傑作長編。

世の中の流れを立ち止まって考えさせてくれる作品

今の世の中の価値観について改めて考えさせられる作品になっています。
今当たり前になっていることが果たして正しいことなのだろうかと立ち止まって考えることができるので、是非これからの日本を背負っていく高校生に読んでもらいたいです。

朝井さん独特の言い回しが心地よく、また若者の価値観にも寄り添ってくれるストーリーになっていると思います。(30代女性)

一瞬の風になれ

作者:佐藤多佳子

一瞬の風になれ

<あらすじ>
春野台高校陸上部、1年、神谷新二。スポーツ・テストで感じたあの疾走感……ただ、走りたい。天才的なスプリンター、幼なじみの連と入ったこの部活。すげえ走りを俺にもいつか。デビュー戦はもうすぐだ。「おまえらが競うようになったら、ウチはすげえチームになるよ」。青春陸上小説、第1部、スタート!

陸上にかける熱い思い!青春ストーリー

陸上部に入部した主人公の新ニは陸上初心者であった。というのも、高校のスポーツテストで友人の走りに感銘を受け入部したからである。それ故、毎日の練習は新二にとって、初めてのことばかりである。

周りの仲間は陸上経験者ばかりであり、陸上初心者である新二にしてみれば、力の差を痛感してしまうのは当然のこと…時に挫折を味わう。しかし、ひたむきに練習を重ね、力を伸ばしてゆく新二。

走ることの楽しさ追い求め、陸上に向き合う新二。
新二にとって、陸上とは…?陸上に注ぐ高校生活とは…?
キラリと輝く汗がまばゆい青春ストーリーです。(40代女性)

「一瞬の風になれ」の関連テーマ

ブロードキャスト

作者:湊かなえ

ブロードキャスト

<あらすじ>
中学時代、駅伝で全国大会を目指していた圭祐は、あと少しのところで出場を逃した。
陸上強豪校に進学を決めるも、交通事故に遭い競技人生を断念する。
希望を失った圭祐は、脚本家を目指す正也に誘われるがまま、放送部に入部。
次第に活動にのめり込んでいった圭祐は、全国高校放送コンテストを目指して、ラジオドラマ制作に挑戦するが……。

最初は何となくでも、徐々に熱くなる。

1つの夢だけにこだわらず、沢山の可能性がある事がわかる、前向きになれる本です。
自分では何とも思っていないような事が、他の人から見たら素晴らしい才能だったりします。
自分では見つけられない、気づかない事でも、仲間がいれば互いに教えてもらえるし、何が必要なのか、大事なのか、伝えることの大切さ、同じ目標を持つこと等、読んでいて高校生に戻りたくなりました。
湊かなえさんにしては珍しくドロドロしていなくて、後味も良いです。(40代女性)

その日のまえに

作者:重松清

その日のまえに

<あらすじ>
余命の告知を受けた妻と、新婚時代のアパートを訪ねる僕たち…「その日のまえに」。妻の最期を、二人の息子とともに見届ける「その日」。妻が亡くなった病院の看護師さんから、ある日、お目にかかりたい、と連絡がきた…「その日のあとで」。消えゆく命を前にして、いったい何ができるのだろうか──。死と向かいあう人々の切なくもけなげな姿を描き、幸せの意味をみつめる連作短篇集。“王様のブランチ”で「BOOK大賞」を受賞した涙の感動作!

生きること、死ぬことについて考えさせられる

高校生の時って、毎日毎日朝から晩まで勉強して、部活して、友達とわちゃわちゃして、寝る。の、繰り返しで、楽しいんだけど、なあんかな。親はうざいし。って感じですよね。忙しいんだけど、なんだかな。みたいなね。そんな平凡で当たり前の日常がいかに大切か、を、思い知らしてくれる感動作です。

あなたの大切な人が余命宣告されたら、あなたはどうしますか?このお話は、妻が余命宣告され、その夫と息子たちの人生を綴っています。(40代女性)

「その日のまえに」の関連テーマ

少女は卒業しない

作者:朝井リョウ

少女は卒業しない

<あらすじ>
取り壊しの決まっている地方の高校、最後の卒業式の一日。少女7人が迎える、それぞれの「別れ」を、瑞々しく繊細に描く。切なくも力強いメッセージが光る全7話。

彼女達の生きた青春物語

初めてこの本を手に取った時は、タイトルが卒業しないって書いてあるから、卒業出来ない悲しい物語なのかなと思いましたが、作品に出てくる7つの物語がとても純粋な青春のお話で、同じ高校生の時に読みたかった作品だなと思いました。

ぜひ高校生達に読んで貰いたい作品です。
長文作品ではなく、7つの物語も読みやすい短編になっているので、普段小説を読まない人たちにもお勧めしたいです。(30代女性)

「少女は卒業しない」の関連テーマ

「また、必ず会おう」と誰もが言った。

作者:喜多川泰

「また、必ず会おう」と誰もが言った。
《あらすじ》を見る

人生の道しるべとなる物語

物語では、意図せず東京から九州まで旅をすることになった主人公の高校生が旅先で出会った人から様々な教訓を学びます。この旅を通じて大きく成長していく主人公の高校生を頼もしく思いながら、夢中で読んでしまいました。
この物語を読めば、高校生が今後の人生を生きていくうえで参考になる多くの教訓を得ることができます。中学生の頃の自分の子どもにも勧めた1冊です。(50代男性)

さよなら妖精

作者:米澤穂信

さよなら妖精

<あらすじ>
1991年4月。雨宿りをするひとりの少女との偶然の出会いが、謎に満ちた日々への扉を開けた。遠い国からはるばるおれたちの街にやって来た少女、マーヤ。彼女と過ごす、謎に満ちた日常。そして彼女が帰国した後、おれたちの最大の謎解きが始まる。謎を解く鍵は記憶のなかに――。忘れ難い余韻をもたらす、出会いと祈りの物語。

田舎の高校生達が体験する非日常ファンタジー

田舎の高校生が外国人の少女と出会うところから始まる青春モノと言えます。
自分が高校生だったらものすごく影響を受けていただろうなと感じた小説です。

人に対する考え方や実は自分はまだまだ何も分かっていない世界の話やそれを知って自分と向き合って深く考える主人公。話が面白いだけでなく全てがとても参考になります。
自分もこんな体験をして、高校生の時にいろいろ考える場面があったらその後の人生はどう変わっていただろうと思いました。(50代男性)