可愛いくて癒やされて笑える動物漫画のオススメ16選

動物が主人公、あるいは動物をテーマとしている動物漫画を集めてみました。
癒やされる可愛い動物漫画や、笑えるギャグ系の動物漫画。動物や生き物についてちょっと考えさせられる物語まで、たくさんの動物たちがいっぱいの漫画です。
そんなおすすめの動物漫画16作品をご紹介します。
- 2023/5/11 「新井理恵劇場 猫山さん」追加
「BEASTARS」板垣巴留

肉食獣と草食獣が共存する世界。そこには、希望も恋も不安もいっぱいあるんだ。チェリートン学園の演劇部員レゴシは、狼なのにとっても繊細。そんな彼が多くの動物たちと青春していく動物群像劇が始まる!!
社会の固定概念を壊そうともがくネクラヒーロー
肉食動物と草食動物が共存する世界で、とある学校に通う狼である主人公が、異種族恋愛や、食殺事件に巻き込まれながら種族の違いを超えて分かり合おうともがく様が描かれています。
肉食動物も草食動物も同じ学園で生活し、そして社会に出てからも共存して生活している風景がとても新鮮でした。しかし種族が違えば生き方も考え方も違って、同じ1つの世界で生きていく中でそれぞれの立場から起こる我慢や葛藤を経験し、それを乗り越えていく姿にはとても共感するものがあります。様々な動物たちが自分の思惑と信念でぶつかり合いながらタイトルにもあるビースターを目指していく様も、胸が締め付けられるような思いで読んでしまいました。
個々の描写が丁寧で、どんなに悪役でも背景を知ってしまうと憎めなくなってくるのもおすすめポイントです。動物に例えているからすんなり受け入れられますが、これはそのまま人種の違いや国の違い、そういった問題にも通じるものがあると思いました。
人でも世界中の人を信用するということは難しいかもしれません。でも関わる前から判断せず、実際に触れあってみて、受け入れあっていくことの大切さもこの本を通して教えられた気がします。(30代女性)
「おこしやす、ちとせちゃん」夏目靫子

京都に住む子ペンギン、その名もちとせちゃん。もふもふした愛らしい子ペンギンのちとせちゃんは、おいしいものや楽しいことが大好き。人々と触れ合ったり、おいしいものを食べ(させてもらっ)たり――好奇心のおもむくまま、京都の街をうろうろします。清水寺・銀閣寺・祇園……誰もが知っている京都の名所をペンギンの視点から描きます。なつかしくてどこかあたたかい、ほっと心がやすらぐような癒しのペンギンショート。
ほっこり心温まる京都ぶらり旅
京都に住むコウテイペンギンの赤ちゃん『ちとせちゃん』は、食いしん坊で好奇心旺盛な性格。京都の町で美味しい食べ物がある場所や楽しそうな場所に出かけ、さまざまな経験をしていくストーリー。他に人間の橘姉弟や先輩ペンギンの雪ノ介、神戸に住む春国など個性豊かなキャラクターが出てきます。京都の町をちとせちゃんと一緒に観光しているような心が温まる作品です。(30代女性)
「アフリカのサラリーマン」ガム

twitter、pixivで話題騒然。サバンナも食物連鎖もカンケ―ない。アニマルサラリーマンたちのかわいく、シュールで、世知辛い、資本主義会社員デイズなショートコメディ♪
ある意味ノンフィクション
ライオン先輩の哀愁や、オオハシくんの自由奔放な言動に目が行きがちだけれど、トカゲさんやカメ社長など「実は自分の周りにもいるよね」と思えるサブキャラも多く描かれているのが共感度を高める点でもあり、自分は誰に似てるかな?と探しながら読み進めてみたり、この動物はあの人に似てるかな?と思い浮かべて重ねてみたり、様々な視点から楽しめる作品です。(40代女性)
「動物のお医者さん」佐々木倫子

今日も獣医学部のユニークな仲間とかわいい動物たちは大騒ぎ。思わずニヤリのおもしろさで、国民的人気大爆発のドクトル・コメディ!
ほのぼのとした動物との触れ合い
獣医を目指す獣医学部の大学生が主人公。シベリアンハスキーの女の子、チョビと教授との出会いによって獣医を目指すようになり、風変わりな人々と色々な動物との出会いの中で、成長していくのですが、とにかく主人公が淡々としているのと、動物達が話すセリフなどが本当に面白いです。動物の描写がリアルで、すごく観察して描かれているんだなあというのと、動物の生態についてもとても勉強になります。(40代女性)
「動物のお医者さん」の関連テーマ
「What’s Michael」小林まこと

ウニャア~~ンと甘えてみたり、アンアンと餌をねだったり、一見気ままに見えるマイケルの日常だが、ある時は7階から落ちたり、ニボシ盗難容疑で取り調べを受けたり、実にスリリングなのだ! ──1980年代に一世を風靡した、猫マンガの金字塔!! 講談社漫画賞受賞、テレビアニメ化、テレビドラマ化、テレビCM起用などでお茶の間の人気者になった、あの“踊る猫”がデジタルで復活!! カワイすぎる猫にご注意を!?
猫が人の言葉を話すことが出来るならこのとおりに違いない
オス猫のマイケルが主人公になっているもので、驚く出来事が有った時やしでかした事をごまかす時に踊りだす猫のマイケルと飼い主である大林さん一家との日常を描いたギャグ漫画です。作者がかなりの猫好きだと感じてしまう程、猫の仕草や好みといったことから細かい生体描写が見事で、猫好きや猫と暮らす人ならあるあると思わずうなずきながら読み進めてしまえる楽しい漫画です。(50代女性)
「どうぶつの国」雷句誠

両親を大山猫に食べられて、一匹ぼっちで暮らすタヌキのモノコ。ある日モノコは、川から流れてきた見たことのない動物の赤ちゃんを拾う。種は「ヒト」。強さが全ての弱肉強食のこの世界で、戦うための牙も、爪もないこの弱い動物が、「言葉」という全ての動物に通じる鳴き声で世界を変える。奇跡のアニマルファンタジー。カラーページをカラーのまま収録、おまけページの「ライクが巣」はライクがピーマンと語り合います。
多種多様な動物が登場する漫画
たぬき、馬などの草食動物からライオンやヤマネコといった肉食動物まで本当にたくさんの動物たちが登場する漫画です。
たぬきに育てられた主人公の少年が肉食動物にとってエサでしかない草食動物と肉食動物が仲良く暮らせる世界を目指して奮闘するストーリー展開で、戦闘シーンはもちろん、動物たちの出会いと別れで感動するシーンもたくさんあります。(30代女性)
「ヤスミーン」畑優以

ライオンが支配する王国! そこに暮らす草食動物のトムソンガゼルはシマウマ等とは違いライオンに喰われることがない! なぜなら彼らは「不味い」から!! 美食に狂うライオン、彼らに真っ向から対峙する伝説の白いチーター! 肉食、草食、雑食、さまざまな動物が血飛沫をあげる暴力動物アナーキズム、怒涛の開宴…!
草食動物が頭脳で肉食動物に対抗!
舞台は動物が人化している世界である。そので食料の味を求めて様々な動物を狩っていく百獣の王であるライオンと肉がまずいためライオンから奴隷として扱われているトムソンガゼルの不気味な感じがするが、トムソンガゼルの1匹が奴隷から抜け出して他の動物に助けを求めライオンを倒そうとする方法がおもしろい。読んでいて続きが気になる物語である。(20代男性)
「天地創造デザイン部」ネタ・プロット:蛇蔵 ネーム:鈴木ツタ 作画:たら子

天界にある動物の「デザイン室」では、神様(クライアント)からのムチャ振りを受けて、日々さまざまな動物がデザインされていた。「ユニコーンってなんで存在しないの?」「美味しい生き物の条件って?」「海で最強の動物は?」「蛇と鳥、どっちが強い?」など、面白くてためになるコメディ満載!! マンガの単行本とは思えない、登場した動物たちの図鑑も収録!! これを読めば、動物園や水族館が100倍楽しくなる!!
わがままな神様に振り回されるデザイナーたちが四苦八苦しながら動物を創造する物語
クライアントである神様にの無茶ぶりに振り回されながら、デザイナーたちがシマウマやラッコなどを創造しているのが面白いです。動物の特徴や生態をコミカルに描いているので分かりやすく勉強になります。個人的には、馬にこだわる土屋さんがペガサスやユニコーンをデザインしては、試作段階や試作前に不採用になって落ち込んでいるところが好きです。動物好きや興味がある人におすすめです。(20代女性)
「パンダと犬」スティーブン★スピルハンバーグ

イラストレーターのスティーヴン★スピルハンバーグ(@steven_spielhamburg)が、パンダ化した自身と愛犬・梅吉(老犬ビーグル)との日常をマンガで綴った作品。梅吉を好きすぎるあまりとってしまうユーモアな言動など、犬好き悶絶の犬あるあるが満載。さらに梅吉にイジワルする黒猫のクロネコヤマモトをはじめ、さまざまな動物キャラがシュールに描かれた大人気4コママンガも収録。
可愛い、可愛い、犬可愛い
イラストレーターのスティーブン★スピルハンバーグ(作者)が飼い犬ビーグル犬との日常の出来事を描いたエッセイ漫画です。歴代ビーグル犬を飼い続ける作者は日常で起こる犬との珍事を4コマ漫画で面白可笑しく表現しているのですが犬に対する愛情と親バカぷりを発揮して描かれています。その内容は非常に緩くほのぼのとして犬好きには「解る、解る」と頷けます。(50代男性)
「黒猫ろんと暮らしたら」AKR

5年前に初めて黒猫の「ろん」と出会ってねこ飼いデビューを果たしたAKRさん。
お手をしておやつをねだったり、帰宅すると三つ指立てて出迎えてくれたり、かぶりものをかぶってリラックスしたり。
クールなイメージのある黒猫だけど、ろんはとびきり人懐こくてとびきり可愛い男の子です。
そんなろんとAKRさんのゆる~い日常をつづったコミックエッセイ、
「名前の由来」「保護ねこ希望」「ろん親戚と出会う」など本邦初公開の描き下ろしを加えて登場!
猫によるデレ多めのほっこり漫画
ひょんなことから黒猫さんと出会ったことで、猫飼いデビューを果たすことになった一人と一匹のゆるーい日常エッセイです。基本的にほっこりした話が多く、ベタぼれされている飼い主さんならではの視点での黒猫のかわいい生態など、二人暮らしで起こる、ささやかながら幸せに溢れた普段の生活のひとこまを切り取り、クスッと笑える話になっています。(40代女性)
「いとしのムーコ」玖保キリコ

こまつさんが はやく いぬになれますように! ――吹きガラス職人こまつさんと愛犬ムーコのラブリーでランデブーな日々! ――「いとしのムーコ」は大自然の中、ガラス工房を営む吹きガラス職人のこまつさんと、こまつさんの事が大好きな飼い犬ムーコとのラブリーな毎日を描いた作品です。「こまつさんが早く犬になればいいのに!」そんな夢を持ちながら、こまつさんのためにいつも一生懸命なムーコの姿がくすっと笑えて愛らしいお話となっています。
柴犬漫画で癒されるならこれ!
とにかくムーコが可愛いです。猫派でも犬派に、日本犬が大好きになってしまうくらい癒されます。
人間のコマツさんとしばいぬのムーコの思考が全然違っていたりするところも可愛くて愛おしいです♪
ムーコの口調と〇〇だ!とかではなく、デスマス調なのがますます面白く、可愛く感じる部分でもあります。疲れた時や癒されたい時に読む漫画にピッタリです。(30代女性)
「しろくまカフェ」ヒガアロハ

<あらすじ>
みんながのんびりくつろげる「しろくまカフェ」。マスターのシロクマさんは、今日も常連客のパンダくんやペンギンさんにもじりを効かせたシュールなギャグをお見舞い中。そんなある日、パンダくんはパンダのバイトをすることになり…? ヒト&動物の新世紀ゆるふわ共存ギャグ、はじまります。
可愛いしろくまが喫茶店を開く物語
登場人物のほとんどは喋る動物たちになります。その中の中心人物がカフェを営むしろくまです。大きな体で繊細にもコーヒーを入れて皆を楽しませるおしゃれなキャラ性が好ましいです。
お客さんを混じえてのカフェでの何気ない会話が面白いです。色んな動物の生態について何気に語り、時にはひやりとするブラックユーモア妙に風刺めいた演出も楽しめます。
見た目が可愛らしいですが、意外にも大人の方が共感できるネタがみえる一作です。(30代男性)
「バケツでごはん」玖保キリコ

上野原動物園のペンギン舎の中では、ペンギンたちが可愛い動きで客を楽しませていた。そこへ閉園のアナウンスが流れ、さっきまで演技していたペンギンたちは一斉に帰りだす。中途採用でこの動物園へやって来たギンペーは、もっと客を楽しませるために毎日リハーサルしようとペンギンたちに提案する。しかし、ペンギンたちは勤務時間外に働くのを嫌がり帰ってしまう。
楽しい?動物園勤めの動物たちの日常
動物たちが動物園にお勤めしているお話です。主人公は中途採用のペンギンで、大阪弁でしゃべるギンペーさんです。動物園なのでライオン、キリン、パンダなどのキャストも加わりまるで会社にお勤めしている人間さながらの日常が展開されています。洋服を着て動物園に通勤してきた動物たちが、お仕事中は“自然に”見えるように振る舞う姿は笑えます。(40代女性)
「新井理恵劇場 猫山さん」新井理恵

<あらすじ>
大輔の家に子犬が誕生した。猟師の間で貴重視される虎毛の秋田犬・銀である。猟師である五兵衛の熊犬・リキは、殺人熊・赤カブトと戦い谷底へ転落、消息を絶った。復讐を誓った五兵衛は、生まれて1ヵ月もたたない銀に厳しい訓練をつけ、熊犬として鍛えあげていく。
ぶきみカワイイ猫山さんから目が離せません
お笑いの春日を思わせるガタイと可愛くない猫の顔をした猫山さんが、時には小学生の中、時には教授の飼い猫として、可愛い猫型ロボットを注文したらでかい猫山さんが送られて来たり等々、人々の中に溶け込みマイペースに無茶苦茶していく日々が面白いです。
一部違和感を持つ人もいますが、殆どの人から「猫だから」と許される世界が展開されていくのが不思議ですがツボにハマってしまっています。(50代女性)
「銀牙―流れ星 銀―」高橋 よしひろ

<あらすじ>
大輔の家に子犬が誕生した。猟師の間で貴重視される虎毛の秋田犬・銀である。猟師である五兵衛の熊犬・リキは、殺人熊・赤カブトと戦い谷底へ転落、消息を絶った。復讐を誓った五兵衛は、生まれて1ヵ月もたたない銀に厳しい訓練をつけ、熊犬として鍛えあげていく。
犬たちの壮絶な戦いを描く
少し古い漫画ですが、秋田犬が主人公の漫画で絵柄が好みでよく読んでいました。その内容は壮絶な物語で、仲間を集めて赤カブトと呼ばれる人食い巨熊を倒す内容でとても迫力のある漫画です。主人公が犬と言う事だけで当時主流だった格闘漫画を彷彿とさせられる内容で、格闘シーンが多めの内容ですが、とても読み応えのある内容の漫画です。(40代男性)
「銀牙伝説ウィード」高橋 よしひろ

かつて人気を博した『銀牙―流れ星 銀―』の続編であり、銀(ぎん)の息子・ウィードが主人公となって活躍する、男気あふれた冒険アクション巨編! 北アルプスで野鳥を狙っていたGB(ジービー)は、突然現れた子犬に横取りされそうになる。病気の母犬のために必死な子犬に獲物を譲ってやったGBであったが、ボスのネロに命令されて行ったある場所で、その子犬と再会する。その子犬こそ、奥羽にて巨熊・赤カブトを仲間たちとともに葬った伝説の総大将・銀の息子だったのだ! GBは子犬にウィードと名前をつけて、奥羽への旅立ちを決意するのだが……!?
犬達の熱い戦いに胸を打たれる
この作品に出てくる動物は犬なのですが、雑種から血統書付きの犬まで様々な種類が出てきます。その犬種ならではの特徴がちゃんと物語内で活用されていたり、作者がしっかり犬について学んでいるのが伝わってきました。
基本的に犬達が正義と悪に別れて戦うというシンプルなストーリーですが、スピーディーで緊張感のある戦闘シーンは人間が戦うときよりも迫力があるかもしれません。(20代男性)