生き方を考えさせられる傑作アニメ13選
人生や、生き方を考えさせてくれる傑作アニメ。
アニメから人生を学ぶことができる作品たちを集めてみました。
アニメは子供が見るものと言われたのはもはや遠い昔。
愛について、家族について、夢・将来について、いろいろと深く考えさせられるアニメも増えてきました。
そんな素晴らしいアニメのなかから、生き方を考えさせられる傑作アニメを13作品ご紹介します。
ヴァイオレット・エヴァーガーデン
4年間にわたる東西南北による大陸戦争が終結。その戦場で「武器」と称されて戦うことしか知らなかった少女・ヴァイオレット・エヴァーガーデンは、激化する戦場で両腕を失い、自在に動く義手を付けることを余儀なくされる。
退院したヴァイオレットは、ホッジンズの下で、自動手記人形としてC.H郵便社で働きはじめる。ヴァイオレットにはかつて戦場で誰よりも大切な人・ギルベルト少佐がいた。最後に聞かされた「愛してる」という言葉が理解できなかったヴァイオレットは、仕事と日常を通じて人と触れ合いながら、その言葉の意味を探していく
人と人との繋がりの物語
戦争で心を失った少女と、周りの人間味のある優しい物語に心が打たれるアニメです。どんな人でも失いかけていた人への思いやりや、大事なことを改めて思い出させてくれるような、心が綺麗に洗われるような素敵な物語ばかりで、毎日を忙しく生きている大人の人に見てほしい作品です。絵もとても綺麗なので、心が綺麗になれます。(20代女性)
不滅のあなたへ
観察者によって、地上へ"球"が投げ込まれた。その"球"はありとあらゆるものの姿をうつし、変化することができる。"それ"は石、コケへと姿を変え、南方から現れたレッシオオカミへと姿を変える。あてもなく歩き続けると、一人の少年に出会う。雪に包まれ、地平線がどこまでも続く世界で少年は一人で生活していた。少年は豊かな土地に夢を馳せ、旅を始めるも挫折。志半ば命が尽きる。"それ"は少年の姿を獲得し、あらゆる刺激を求め、歩きはじめた。その様子を、観察者は常に俯瞰していた。
流転する永遠の命の物語
主人公は不老不死なのでいつまでも生き残ります。そんな無限の時間の中にいる彼から見た有限の世界で命を謳歌する者たちの姿を描いていく作品になります。
出会った者達から多くを学び、最後はその者が死んで別れになる。その過程を繰り返す中で、主人公が愛や友情を含め人間のあり方を知っていく過程に深みがあります。ファンタジー性を絡めた中に見せる道徳的な要素にはぐっとくるものがあります。(30代男性)
心が叫びたがってるんだ。
普遍的な思春期の悩み。
誰しも、人には言えないもしくは隠して騙し騙しやっていなければ生きていけない悩みや不満を抱えていて、自分もまた過去の経験を掘り起こして登場人物たちにリンクさせて共感していました。そういう類のモヤモヤとどう折り合いをつけるのかは各々違い、実際にそれで構わないのだと胸にストンと落ちました。ただ、一人で悶々と抱え込む必要はない、それが本作の根幹を築き、最も伝えたかったことだと感じらるのが良かったです。(20代女性)
CLANNAD
校門までの長い坂道。高校3年生の岡崎朋也は坂道を見上げてため息をつく。毎日同じことの繰り返し。周りのみんなのように学校生活を楽しむこともできず、毎日遅刻ばかり。そのためか、校内では浮いた存在になっていた。いつものように坂道を見上げる朋也の前に、同じように坂道を見上げる少女の姿があった。
「この学校は好きですか」
これが朋也と渚の出会いだった・・・。
人や世界の時間を表した物語
ある主人公が学校に行く途中に出会う女の子といろんな人たちと会って共に時間を過ごしていく中で生きていくことや街の環境が変化していくのは当たりまえではないんだと考えさせられた作品でした。
ストーリーは二部作になっているので全部見て欲しいです。特に2部目は本当に悲しいシーンがあるので涙必須になるぐらい胸が熱くなるシーンがあるので是非見て欲しいです。(20代男性)
プラネテス
主人公ハチマキ（星野八郎太）はサラリーマン。宇宙ステーションでデブリ（宇宙ゴミ）回収を仕事にしている職業宇宙飛行士だ。自分の宇宙船を手に入れるため、同僚のユーリやフィーらとデブリを回収する日々。今年で4年目を迎えた25歳、そろそろ自分の生き方を考え始めてきた。そんな折、ハチマキの働くデブリ課に新入社員が配属された。彼女の名前はタナベ（田名部愛）。初めは、何かにつけて反発し合っていたが、やがて二人は惹かれ合っていく。2075年。地球、宇宙ステーション、月の間を、旅客機が普通に行き交う世界で、ハチマキはどう想い、成長していくのか。
人類の歩む道を模索する物語
宇宙を舞台にした近未来のお話です。
ヒロインの愛は、宇宙開発をしている大企業に入社。そしてデブリ課に配属されます。デブリとは宇宙に廃棄されたゴミのことで、それを放っておくと危険なので、回収するのがデブリ課の役目。かなり地味な役割ですけれども、愛は「宇宙開発は人類を幸せにするもの」だから「裏方でもそのお手伝いが出来るのは最高の仕事」と張り切ります。
しかし徐々に宇宙開発の違う側面が見えてきます。
得られた富は、一部の先進国のみしか恩恵を受けられず、そうでない国との格差は広がる一方。そうやって蹂躙された国の人々はテロリストになるしか、生きる道が無くなるのです。
そして愛の友人も、実はテロリストだったと判明します。それでも愛は、自分の命を犠牲にしてでも重症を負ったテロリストを、「友人だから」と救おうとします。
それは正しいのか？間違っているのか？余りに根深い問題なので、簡単に答えは出ません。見てる人それぞれに違う思いがよぎるでしょう。
人類が進歩することの光と影。それを知って自分だったらどうするか？考えされられました。(50代男性)
「SF」関連のアニメ
https://www.good-story.net/archives/5504ブルーピリオド
西暦2030年、情報ネットワーク化が進む中、犯罪の芽を探し出しこれを除去する攻性の組織が設立された。内務省直属の独立部隊、公安９課。通称「攻殻機動隊」である。彼らの役割は、深刻な電脳犯罪への対処、要人警護、暗殺、政治家の汚職摘発から、凶悪犯罪の捜査にまで、多岐に渡る。“少佐”と呼ばれるサイボーグ・草薙素子を中心に、９課のメンバーはネットの闇に潜む犯罪に敢然と立ち向かっていく！
美大を目指す高校生達の熱い青春物語
ブルーピリオドの主人公は、見た目はチャラいけれど勉強も人間関係も卒なくこなせる優等生な高校生。この作品は、主人公が今まで全く関心の無かった美術の世界にあるきっかけからハマり込み、東京芸術大学を受験する物語です。
私は小さい頃から絵を描くことが好きだったのですが、美大に行きたかったのに自信がなくて諦めた人間です。なので、周りが皆天才に見えてしまう主人公の気持ちや焦りなどにすごく共感してしまいました。しかし、それでもこの道を行くと決めたんだと決して諦めない主人公の生き様と違い、私は人生において安全圏ばかりを選んでおり、泥臭く何かを追い求める生き方をしたことが無いと気づきました。
努力しても理想になかなか届かないことはすごく怖いけれど、また昔のように絵を描きたいと思えた作品です。どうしたって上手くいかなくて心が苦しくなるシーンも多いですが、それも全部含めて主人公の生き方に共感でき、自分自身の生き方を見つめ直すことのできる素晴らしい作品です。(20代女性)
攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX
西暦2030年、情報ネットワーク化が進む中、犯罪の芽を探し出しこれを除去する攻性の組織が設立された。内務省直属の独立部隊、公安９課。通称「攻殻機動隊」である。彼らの役割は、深刻な電脳犯罪への対処、要人警護、暗殺、政治家の汚職摘発から、凶悪犯罪の捜査にまで、多岐に渡る。“少佐”と呼ばれるサイボーグ・草薙素子を中心に、９課のメンバーはネットの闇に潜む犯罪に敢然と立ち向かっていく！
ネット社会の問題について
現代社会と近くなってきている未来の世界でネットとの付き合い方と一人でいることと他者と自分の境界線について考えさせられる作品です。
紛争の話しや難民の話しなど今の世界情勢に近い話が何話も出てきます。ネットのトラブルなど現代社会でも難しい問題を自分のことに置きかけて考えるにはとってもいい作品だと思います。(30代女性)
「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」の関連テーマ
映画「聲の形」
いじめはいのちをうばう
主人公の石田将也は小学生の頃、耳が聞こえない少女"西宮硝子"が転校してくるのだが、耳が聞こえないことをいいことに、将也は硝子をいじめていってしまいます。いじめが終息すると、将也はいじめられる側になってしまうのです。最終的には自殺まで考えます。高校生になり硝子と再び出会い、物語が進んでいくのですが、続きは作品を見てください！
この作品では、自分がしたことは自分に必ず返ってくることを教えてくれます。いじめがどれだけ人を追い詰めるかどうか考えさせてくれる作品となっています。この作品を読んで、命の大切さ、重さを知り、深く心に刻んでいただけたらありがたいです！ちなみに映画を作成したのはあの「京都アニメーション」です！映画版も文庫版もオススメです！(20代男性)
映画「聲の形」の関連テーマ
銀の匙 Silver Spoon
命について考えさせられるアニメ
農業高校が舞台の物語で基本的にはギャグがベースとなっている物語なのですが、劇中で飼育している動物の事に触れられるシーンが幾つかあって、普段あまり気にしていない他の動物を食べるという行為について考えさせられる所がありました。
この物語を見ていると人間は改めて他の動物の命を分けて貰って生きているという事を実感できて、食に対する意識が変わる物語だと思います。(40代男性)