逆境や苦難を乗り越えて主人公が成長していくアニメ13選

最初は頼りなかったり、弱いところのある主人公が、逆境や苦難を乗り越えて色々なことを経験するうちに、精神的にも人間的にも成長していく様が、見ていて気持ちのいい、おすすめの成長アニメです。
主人公やその仲間たちの頑張りや努力に、見ているこちらも勇気づけられるようなアニメたちです。
僕のヒーローアカデミア

世界総人口の八割が何らかの特異体質である超人社会となった現在。生まれ持った超常的な力"個性"を悪用する犯罪者・敵(ヴィラン)が増加の一途をたどる中、同じく"個性"を持つ者たちが"ヒーロー"として敵や災害に立ち向かい、人々を救(たす)ける社会が確立されていた。かつて誰もが空想し憧れた"ヒーロー"。それが現実となった世界で、ひとりの少年・緑谷 出久(みどりや・いずく/通称 デク)もヒーローになることを目標に、名だたるヒーローを多く輩出する雄英高校への入学を目指していた。しかし、デクは総人口の二割にあたる、何の特異体質も持たない"無個性"な落ちこぼれだった…。
無個性だった少年が、ヒーローになることができた物語
個性がほとんどの人の中に当たり前のように存在している世の中で、主人公のデクは無個性という、絶望的な人生を送っていたのにも関わらず、偶然にも憧れのNo.1ヒーローであるオールマイトから個性を継承して、どんどん強くなっていく過程が本当に大好きです。
最初は体が個性の能力に追いつかなくて、能力を使うと腕にダメージを負っていたりしたけれども、日々のトレーニングはもちろんのこと、デク自体も頭がいいほうなので、あれこれと試行錯誤しながら、ワン・フォー・オールを使いこなしていくのが、本当に凄い。(20代女性)
「僕のヒーローアカデミア」の関連テーマ
この音とまれ!

《あらすじ》
廃部寸前の時瀬高校箏曲部。一人になってしまった部長のもとを訪れたのは不良少年とその友達、そして箏の天才少女だった。それぞれの箏の音が紡ぐ青春学園物語-
ばらばらだった部活が、見事に統制のとれた素晴らしい集団に成長していった
先輩達が抜けた後にたった一人から新たなスタートをした筝曲部がいったいどうなってしまうのだろうかと、そのたった一人の部員がいかにも気が弱くて頼りないキャラクターであることも相まって不安ばかりが先行しました。
しかも少しずつ増えていった新部員達も個性的と言えば聞こえはいいのですが、癖のあり過ぎるキャラクターばかりで全くまとまりがなくぶつかる事も多く、この集団をとてもではないけどまとめられないと思っていました。
しかし主人公は案外芯が強く先輩達の顔をつぶす訳にはいかないという強い思いも痛いほど伝わっていましたし、見事にまとめあげていった姿には拍手を送ったほどです。(50代男性)
「この音とまれ!」の関連テーマ
3月のライオン

<あらすじ>
主人公・桐山零は、幼い頃に事故で家族を失い、心に深い孤独を負う17歳のプロの将棋棋士。東京の下町に一人で暮らす零は、あかり・ひなた・モモという3姉妹と出会い、少しずつ変わり始めていく――。これは、様々な人間が何かを取り戻していく、優しい物語。そして、戦いの物語。
成熟していく人間の物語
精神的に病んでおり、自分で自分を守っていた主人公が、沢山の暖かい人と出会い、少しずつ人を信用していき、大切にされた人に大切にしたいと思うように心が成長していく。
大切にしたいと思った時から、自分自身の将棋の才能を磨いていく。その出会の中でも、また素晴らしい仲間がいたことに気づいていく。初めから、1人ではなかったと気づいていく様子が素晴らしいと思います(40代女性)
彼方のアストラ

<あらすじ>
宇宙への往来が当たり前になった近未来で、9名の少年少女たちが惑星キャンプへと旅立つ。宇宙旅行に胸を躍らせながら出発した彼らを待ち受ける、予想外の事態とは……!?
高校生が、様々な惑星での冒険を通じて仲間との繋がりが深まり精神的に成長する作品
宇宙を舞台に高校生の少年少女達が、学校の林間学校の一環で、大自然があるキャンプ惑星で5日間過ごす惑星に到着後、いきなり謎の球体に襲われ宇宙空間に飛ばされる。
突然の宇宙空間に漂いながらも生徒たちは謎の氷の惑星とその付近に停滞していた宇宙船を発見し乗り込むと、自分たちの故郷である惑星アストラへと帰還するために複数の惑星を中継しながら冒険をしていく。
自分たちを殺そうとする暗殺者の存在、出生の秘密、惑星アストラに隠された真実、思いもかけない出来事に、主人公たちは力を合わせて果敢に挑戦し、大きく成長してゆく(40代男性)
おおきく振りかぶって

<あらすじ>
中学時代、経営者の孫と言うことで三星学園の“ひいき”でエースになっていた上に、マウンドを三年間ゆずらなかったためにチームメイトに嫌われ、悲しい中学時代を過ごしていたピッチャーの三橋廉。中学卒業後、野球をやめる覚悟で西浦高校へ入学した三橋だが、硬式に昇格したての野球部のピッチャーになってしまい…。
高校一年生の成長物語
投手としての才能はありながらも対人関係の恐怖があり上手く自分の力を発揮できない主人公が、バッテリーとなる捕手との出会いによって試合の勝利を積み重ね、だんだんと自信が持てるようになっていくところに感動しました。
自分の意思をどもらずにハッキリと言葉にして大きな声で伝えられるようになる部分などの成長が見られ、野球を詳しくは知らなかったのですが試合の描写も丁寧で分かりやすく惹き込まれました。(30代女性)
「野球」関連テーマ
PSYCHO-PASS

あらゆる感情、欲望、社会病質的心理傾向はすべて記録され、管理され、大衆は「良き人生」の指標として、その数値的な実現に躍起になっていた。人間の心の在り方、その個人の魂そのものを判定する基準として取り扱われるようになるこの計測値を人々は「PSYCHO-PASS(サイコパス)」の俗称で呼び慣わした。 犯罪に関する数値も"犯罪係数"として計測され、犯罪者はその数値によって裁かれる。治安維持にあたる刑事たちは常に、犯人を捕まえる実動部隊となる"執行官"と、執行官を監視・指揮する"監視官"のチームで活動する。自らが高い犯罪係数を持ち、犯罪の根源に迫ることのできる捜査官こそが優秀な"執行官"となりうる。それゆえに、犯罪者になりかねない危険も孕む"執行官"は、その捜査活動を冷静な判断力を備えたエリートである"監視官"に監視されている。
私達の1番近い未来の物語
主人公の常守朱(つねもり あかね)は、初めは監視官としての仕事に戸惑いを感じていて、先輩の狡噛(こうがみ)をはじめとした周りの仲間に頼って支えられていた。しかし、次第に自分なりに考えるようになり段々と自信を持っていく姿がかっこよくなっていく。
初めて死に直面したときは震えていたが、自分の中での正解が出た後は死に対して恐れておらず冷静に対処していく姿や、支えられていた側からしっかり指示を出す監視官に成長した姿もいい。(20代女性)
「PSYCHO-PASS サイコパス」の関連テーマ
その着せ替え人形は恋をする

雛人形の顔を作る、「頭師(かしらし)」を目指す男子高校生・五条 新菜(わかな)。真面目で雛人形作りに一途な反面、同世代の流行には疎く、中々クラスに馴染めずにいる。そんな新菜にとって、いつもクラスの輪の中心にいる人気者・喜多川 海夢(まりん)はまるで別世界の住人。けれどある日、思わぬことをきっかけに、海夢と秘密を共有することになって……!?決して交わるはずのなかった2人の世界が、動き出す――!
好きなものを全力で好きでいよう
主人公は頭師(かしらし)を目指す雛人形が大好きな少年。過去に人形好きを否定されたことから周囲とあまり交流せず頭師の修業だけをしてきましたが、クラスメイトのオタクギャルと出会い、彼女のコスプレ衣装を作ったのをきっかけに今まで見てこなかった世界に目を向けることになります。
好きなものを好きと言える人達を見ていく中で、その人の力になりたい・自分にできることを増やしたい。と何事にも誠実に取り組む主人公はヒロインを始めとしクラスの皆からもそのすごさを認められるようになっていきます。いきなり大きく変わる成長ではなく、過ぎていく日常の中で変わっていく主人公の姿を見ることができるアニメです。(30代女性)
「その着せ替え人形は恋をする」の関連テーマ
花咲くいろは

突然の夜逃げ、突然の告白、そして突然の別れ–。今までとは違う自分になりたかったという夢は、急に現実となりました。私、松前緒花の平凡な日常は1日にしてドラマチックな展開を迎えたのです。通い慣れた、それでいてあまり愛着のない街を出て、話したことや会ったこともない祖母の元で暮らすのです。大正浪漫あふれる温泉旅館・喜翆荘(きっすいそう)。そこで出会う人たち。花の芽が地上に出て新たな世界を知るように、私も、今までとはまったく違う、新しい生活を始めます。それは辛いことかもしれません。でも、めげても、くじけても、泣きじゃくっても明日は来るんです。だからこそ私は頑張りたいんです、そして輝きたいんです。太陽に導かれるよう咲く花のようにいつか大輪の花を咲かせられるように……。
主人公が理想と現実のギャップの中、成長する物語
女子高生の主人公が育った東京を離れて石川県にある母の実家の旅館に移住する。学校に通いながら仲居として住み込みで働き、同級生との人間関係や大人を巻き込みながら自分のやりたいことを探しながら成長していくストーリー。旅館のおかみである厳格な祖母と雑誌記者である奔放な母の間で家族の在り方を考えさせられる物語。
鬼滅の刃

家族想いの心の温かい主人公が心身共に強く成長していく物語
刀を振ったこともないような少年が、鬼に家族を殺され、妹を鬼に変えられたことがきっかけで鬼を倒す鬼殺隊に入ることを決意し、その後修行や闘いを経て強く逞しくなっていく物語です。
主人公はとてつもなく辛い経験をしたにも関わらず、家族を殺された鬼にも同情してしまう程優しい心の持ち主でありながらも、大事な妹や仲間、人を守るために直向きに戦い、強く逞しく成長していってる姿に心打たれます。心が熱くなって、見終わった後には自分も頑張ろうと力が湧いてくるような作品です。(20代女性)
「鬼滅の刃」の関連テーマ
五等分の花嫁

貧乏な生活を送る高校2年生・上杉風太郎のもとに、好条件の家庭教師アルバイトの話が舞い込む。ところが教え子はなんと同級生!!しかも五つ子だった!!全員美少女、だけど「落第寸前」「勉強嫌い」の問題児!最初の課題は姉妹からの信頼を勝ち取ること…!?毎日がお祭り騒ぎ!中野家の五つ子が贈る、かわいさ500%の五人五色ラブコメ開演!!
勉強しか考えてこなかった主人公が人間的に成長していく
この作品の主人公である風太郎は家庭教師としてアルバイトをしていて、勉強は凄くできるのですが人付き合いの面での問題が多々あります。そんな彼が問題ばかりの生徒たちに向き合い、ときには衝突することによって内面的にどんどん成長していきます。恋愛なんて何の意味もないと言っていたのに、ある人のことを好きになってしまったりと恋愛の部分でも成長と変化を見せてくれます。(20代男性)
BLEACH

<あらすじ>
幽霊が見える以外は普通の高校生、黒崎一護が死神・朽木ルキアと出会い、死神の力を譲渡されたことで死神代行として空座町にいる虚(ホロウ)退治を請け負うことに……死神の力を手にした一護は死神の世界・尸魂界(ソウル・ソサエティ)の動乱に巻き込まれ、熾烈な戦いの中劇的な成長を遂げていくのであった。
高校生の主人公が死神となり挫折と成長を繰り返す物語
主人公、黒崎一護。
彼は幽霊が見えることを除けばごく普通の高校生。ある日、死神を名乗る少女『朽木ルキア』との出会いをきっかけに彼の世界が一変。家族がホロウと呼ばれる怪物に襲われ、護る為に自身も死神になる事に。
死神になったことで強大な敵と戦うことになった一護だったが、戦いの中で敵わない強敵に遭遇して、何度も挫折をし絶望してその度に打ち破って成長していく。
自身の為、家族の為、仲間の為、強大すぎる敵に立ち向かい打ちのめされても戦いの中でさらに成長して危機を何度も乗り越えて平和の為に一護は戦う。
東京リベンジャーズ

人生どん底のダメフリーター花垣武道(タケミチ)。中学時代に付き合っていた人生唯一の恋人・橘日向(ヒナタ)が、最凶最悪の悪党連合”東京卍會”に殺されたことを知る。事件を知った翌日、駅のホームにいたタケミチは何者かに背中を押され線路に転落し死を覚悟したが、目を開けると何故か12年前にタイムリープしていた。人生のピークだった12年前の中学時代にタイムリープし、恋人を救うため、逃げ続けた自分を変えるため、人生のリベンジを開始する!
運命を変えるためのタイムリープ
悲惨な運命を変えたい一心で、何度も何度も中学時代へ戻って原因を探しては解決して。喧嘩も心も弱い主人公が、強い相手に立ち向かい続ける中で、仲間からの信頼を得ることもでき、少しずつ未来が変わっていきます。しかし、結果として必ず良い未来に改善されるわけではなく、大切な人を失うこともあります。それでもみんなが幸せになれるように過去へ戻り続けます。(30代女性)
戦姫絶唱シンフォギア

世界各国を脅かす、認定特異災害–『ノイズ』。ノイズと接触した人間は、体組織を炭素の塊と変えられ、為す術も無く崩れ落ちてしまう。ノイズこそ、まさに人類の天敵。各国軍組織は、最新・先鋭の戦術兵器を駆使してその殲滅にあたるものの、ノイズに対しては有効打となりえず、いまだ対処法を見出すことはできない。だが、日本政府は、他国に先んじて、対ノイズの切り札とも呼べる兵器の開発に成功する。兵器の名は『シンフォギア』。当代トップのボーカルユニット、『ツヴァイウィング』の風鳴 翼と天羽 奏は、アーティストであると同時に、シンフォギアを身にまとい、ノイズから人類を守る戦士でもあった。翼と奏の唄う歌に導かれるかのようにして、立花 響と小日向 未来の運命もまた大きく動きはじめる。『覚醒の鼓動』は、すぐそこにまで迫りつつあった。
互いの「歌(物理)」をぶつけ合う「戦場(いくさば)」という名のステージ
シンフォギアの主人公立花響は、コンサート観覧中に起きた未知の敵「ノイズ」の襲撃の時に負った怪我がもとで「ノイズ」と戦える「シンフォギア」という装備を纏うことが出来るようになったが、響本人は普通の一般人で武器の扱いや戦闘は未経験だった。
「ノイズ」との戦いでも武器を出せずコンビを組んだ風鳴翼には呆れられ、覚悟不徹底だと決闘を申し込まれる始末。そんな響も「ノイズ」からルームメイトの小日向未来を守るため翼の叔父で特機2課という「シンフォギア」装者を束ねる司令から格闘技を学び始め瞬く間に腕を上げていく。
翼にも戦いぶりを認められていく響に、同じ「シンフォギア」装者である雪音クリスが敵として立ちはだかる。人間と戦いたくない響が取った選択とは…。
シンフォギアは「ノイズ」の防御機構を無効化するために装者が歌を歌いながら戦うという設定があり、実際に声優がアフレコで歌を歌いながら戦うという演技をしていました。当時は業界でも初めての試みで収録が上手くいきませんでした。苦労を積み重ねて作り上げた「歌アフレコ」の演技とともに加速度的に盛り上がるストーリーはシリーズ屈指の出来だといわれています。(40代男性)