ネタバレ注意!視聴者を驚かせるどんでん返し邦画おすすめ16選
22年目の告白
時効後に名乗り出た、殺人の告白。かつて5人の命が奪われ、未解決のまま時効を迎えた連続殺人事件。その犯人が、事件から22年後、突然みずから名乗り出た。会見場に現れたのは、自身の告白本を手に、不敵な笑みを浮かべる曾根崎雅人という男だった。顔をさらし、肉声で殺人を告白する曾根崎の登場にネットは熱狂!賛否両論をまき散らしながら本はベストセラーに。それだけでは終わらない。マスコミを連れての被害者遺族への謝罪、刑事への挑発、そして、サイン会まで。そのすべてがあらゆるメディアを通じて発信され、SNSで拡散されていく。それは、日本中を巻き込んだ新たな事件(ゲーム)の始まりだった……。
目立ちたがりやの狂人?
猟奇殺人の犯人が時効を迎えたとときに、犯人が手記として本を大々的に出版する。世間の前に姿をだして、周りは困惑し怪訝な視線を向けているけれど、犯人はそれに満足するようにメディアなどに露出していく。
なんでそんなことをするのか、不思議でなりませんが、犯人の思惑には最後まで気が付きませんでした。まだ殺人に時効があったときのお話なので、そういう意味でも、時代背景が面白いです。(30代女性)
悪人
芥川賞作家・吉田修一の最高傑作を、李相日監督が渾身の映画化。主演の深津絵里がモントリオール世界映画祭最優秀女優賞を受賞、作品も2010年度キネマ旬報ベストテン第1位に選ばれた傑作。ひとつの殺人事件。殺した男と愛した女。引き裂かれた家族。さまざまな視点から事件の真相が明らかになるにつれ、観る者に「いったい誰が本当の“悪人”なのか」を問う。悪意にまみれたこの現代で、ひとは何にすがって生きれば良いのか。人間の善悪を深くえぐる演出と豪華キャストによる究極のヒューマンドラマ。
複雑な人間模様と予想外の展開が織り成す、心理的な緊張感に満ちたサスペンス映画
複雑な人間関係と驚きに満ちたプロットが魅力の邦画です。主人公の行動と過去の謎が、予想外の展開に繋がるストーリーが展開されます。緻密なキャラクター描写や心理戦が観客を引き込み、最後のどんでん返しは心に残る驚きと感動をもたらします。
風景や音楽の演出も映画全体の雰囲気を高め、緊張感と興奮を持ちつつも、人間ドラマにも心打たれる作品です。推理要素や意外性を楽しみながら、人間の複雑さと選択の難しさに思いを馳せることができる映画です。(60代男性)
ゴールデンスランバー
なぜ! 誰が! 何のために!
首相暗殺犯に仕立てられた無実の男の大逃亡劇
絶望の逃亡者を誰が救えるのか……。
野党初の首相となった金田が、仙台市内で凱旋パレードを行うその日、数年ぶりに
大学時代の友人・森田に呼び出された青柳は、森田から「お前、オズワルドにされるぞ」
「逃げろ。とにかく逃げて、生きろ」という忠告を受ける。爆発音がしたかと思うと、
警察官たちが、二人が乗っている停車中の車に駆け寄り躊躇なく発砲する。
青柳は、反射的に地面を蹴り、仙台の街中へと走り出す……!
主人公の無実からの逃走劇
話の内容はダークなんだけど、青柳演じる堺雅人のひょうひょうとした演技が大好きです。シリアスな場面の合間に入り込んでくる、青柳くんの大学時代の回想が、せつない中にもすごく爽やか。整形後の青柳を演じた、当時はほぼ無名の滝藤賢一が、青柳を演じるために、堺さんのすべてのセリフを覚えたというエピソードに、素晴らしい役者魂を感じます。子役も可愛くてうまいです。結末がわかっていても、何度も観たくなる大好きな映画です。(30代女性)
架空OL日記
憂鬱な月曜日の朝。銀行員OLの“私"(バカリズム)の1週間が始まった。眠気に耐えながらもき
っちりメイクして家を出る。ストレスフルな満員電車に揺られ、職場の最寄り駅で合流するのは社内
で一番仲良しの同期=マキ(夏帆)。私と価値観の近いマキとの会話は、時に激しく不毛ながらも不
思議に盛り上がる。会社の更衣室で後輩のサエ(佐藤玲)と入社8年目の小峰(臼田あさ美)、10年
目の酒木(山田真歩)が加わり、いつものように就業前のおしゃべりに華が咲く…。
OL女性の日常を日記にしてみた
お笑い芸人・バカリズムが脚本とキャストを担当していて、元々はバカリズムがOLになりきって書いていたブログから派生した作品です。どこにでもいるOLの日常を、ドラマのような事件が起こるわけでもなく淡々とかつリアルに描いています。特に社会人女性に刺さる、小さなイラつきなどがリアルすぎて自分の毎日を見られたかと錯覚を起こします。(20代女性)
罪の声
35年前、日本中を巻き込み震撼させた驚愕の大事件。食品会社を標的とした一連の企業脅迫事件は、誘拐や身代金要求、そして毒物混入など数々の犯罪を繰り返す凶悪さと同時に、警察やマスコミまでも挑発し、世間の関心を引き続けた挙句に忽然と姿を消した謎の犯人グループによる、日本の犯罪史上類を見ない劇場型犯罪だった。大日新聞記者の阿久津英士(小栗旬)は、既に時効となっているこの未解決事件を追う特別企画班に選ばれ、取材を重ねる毎日を過ごしていた。一方、京都でテーラーを営む曽根俊也(星野源)は、家族3人で幸せに暮らしていたが、ある日、父の遺品の中に古いカセットテープを見つける。「俺の声だ-」それは、あの未解決の大事件で犯人グループが身代金の受け渡しに使用した脅迫テープと全く同じ声だった!やがて運命に導かれるように2人は出会い、ある大きな決断へと向かう。
解き明かされる疑惑のミステリー
未解決事件である「グリコ森永事件」をベースに作られた作品。幼年期に犯行に自分の声を使われたことを知ったスーツの仕立て屋と新聞記者の2人が、「グリコ森永事件」を基にした未解決事件の真相究明に挑むストーリー。
複雑な事件の真相が徐々に紐解かれる構成がよくできている。また、主人公のように犯罪に巻き込まれた子どもの心情にスポットライトを充てているのも、感動させられる要素となっている。(10代男性)
青天の霹靂
<あらすじ>
劇団ひとりが自らの書き下ろし小説で監督デビュー。売れないマジシャン・轟 晴夫は生きる難しさを痛感していた。追い打ちをかけるように届く父の訃報。惨めさに涙が溢れた時、青空から放たれた雷を受けて40年前にタイムスリップしてしまう。そこで、若き日の父と母に出会った彼は、父とコンビを組み、人気マジシャンになっていく。全てが順調に思えた中、やがて自らの出生の秘密を知ることになる。笑いと、たぶん一粒の涙の物語。
時を越えて繋がる子と父の物語
劇団ひとり監督・脚本、大泉洋主演の映画です。「浅草キッド」でもおなじみの二人ですが、その前にタッグを組んだ作品です。
この映画を見ると、本当に劇団ひとりの監督・作家としての才能と大泉洋の深く存在感ある演技に圧倒されます。以前から大泉洋は器用な人だと思っていましたが、ここまでとは想像もできませんでした。
笑って泣いてラストで驚きホッとする映画です。見て損はないというより、見ないと損をします。(40代男性)