ネタバレ注意!視聴者を驚かせるどんでん返し邦画おすすめ15選

予想外の結末など、どんでん返しが面白い邦画を集めてみました。
私もどんでん返し映画は好きですけど、でもどんでん返しを期待し過ぎちゃうと肩透かしをくらってしまうのもありますのでね、普通に映画を楽しむくらいの姿勢の方が良いですよね!
七つの会議

都内にある中堅メーカー・東京建電。営業一課の万年係長・八角民夫は、所謂“ぐうたら社員”。課長の坂戸からはその怠惰ぶりを叱責されるが、ノルマも最低限しか果さず、定例の営業会議では傍観しているのみ。ある日突然、社内で起こった坂戸のパワハラ騒動。 そして、下された異動処分。訴えた当事者は八角だった。そんな中、万年二番手に甘んじてきた原島が新課長として着任する。成績を上げられずに場違いにすら感じる原島。誰しもが経験するサラリーマンとしての戦いと葛藤。だが、そこには想像を絶する秘密と闇が隠されていた。
熱血サラリーマンの大逆転劇
主演の野村萬斎さんをはじめキャストがとても豪華な邦画です。1企業の1サラリーマンが会社の隠蔽を暴くため奔走する姿と表向きはやる気のない社員を演じながら裏では真相に近づいていくギャップがとてもかっこいいです。
最後の最後まで誰が味方で誰が敵か分からない展開に目が離せません。半沢直樹が好きな方は絶対楽しめると思います。(30代男性)
「七つの会議」の関連テーマ
鍵泥棒のメソッド

銭湯で転倒し頭を強打。記憶を失った羽振りのいい男。居合わせた売れない貧乏役者・桜井は、出来心からロッカーの鍵をすり替え、彼になりすます。が、その男はなんと誰も顔を見たことない伝説の殺し屋コンドウだった!桜井は男にきた大金の絡んだ危ない依頼を受けてしまい、大ピンチに。一方、記憶を失い、自分を桜井だと思い込んでいるコンドウは、真面目に努力して、役者として成功する事を目指し始めてしまう。そんなコンドウの姿に好感を覚えた婚活中の女性編集長・香苗は、なんと彼に逆プロポーズ!失われた記憶、大金の在りか、そして結婚の行方――複雑に絡み合った事態の行く末には、なんと、映画史上に残る爽快でトキメくラストが待っている!?
売れない役者と凄腕の殺し屋の人生が入れ替わるドタバタ劇
ほんの出来心で記憶喪失の男(香川照之)に成り代わった貧乏役者の桜井(堺雅人)。羽振りのいい彼のお金で借金を返済していたところ、彼が伝説の殺し屋コンドウだということが発覚する。ひょんなことからコンドウだと勘違いされた桜井は、危ない仕事を引き受ける羽目になる。
小さなどんでん返しが続いていく映画です。記憶喪失になっても几帳面で綺麗好きな性格が抜けないコンドウが、桜井の汚部屋を少しずつ片付けて住み心地のいい部屋にしていたり、「どうやら私は遺書を書いていたみたいなんです」と遺書を本物の桜井の目の前で音読したりと、入れ替わりを知っている我々観客をクスッとさせる要素が散りばめられていて、とても面白かったです。
病院の前で偶然出会った雑誌編集長(広末涼子)とコンドウの恋も話の展開に馴染んでいて良かったです。終始ほのぼのした気持ちで見れる映画でした。(30代女性)
白ゆき姫殺人事件

国定公園・しぐれ谷で誰もが認める美人OLが惨殺された。全身をめった刺しにされ、その後火をつけられた不可解な殺人事件を巡り、一人の女に疑惑の目が集まる。彼女の名前は城野美姫。同期入社した被害者の三木典子とは対照的に地味で特徴のないOLだ。テレビ局でワイドショーを制作するディレクター・赤星雄治は、彼女の行動に疑問を抱き、その足取りを追いかける。取材を通じてさまざまな噂を語り始める、美姫の同僚・同級生・家族・故郷の人々。「小学生の頃、よく呪いの儀式をやってたって。被害者の殺され方が呪いの儀式と同じでしょう?」「犯人です、間違いありません!」。テレビ報道は過熱し、ネットは炎上。噂が噂を呼び、口コミの恐怖は広がっていく。果たして城野美姫は残忍な魔女なのか? それとも──。
何が正しいか考えさせられる作品
今ではSNSでの炎上や、ネット民の勘違いによる暴走というテーマはよく挙げられているけれど、この時代にここまでツイッターを上手く使って、誤った情報やデマに真実が踊らされる過程を描いているのは凄いし、途中までは色んな人の目撃情報とかなんてことない描写なのに、最後にすべてが繋がっていく様が素晴らしい。
意外な人が犯人でどんでん返しというよりも、情報のどんでん返しっていうイメージの作品です。(30代女性)
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告白

本屋大賞に輝く湊かなえのベストセラー小説を、独創的な映像感覚と確かな演出力を持つ中島哲也監督(『嫌われ松子の一生』『パコと魔法の絵本』)が映画化した、2010年を代表する大ヒット作品。「生徒に娘を殺された」という女教師の告白からはじまり、殺人事件に関わった登場人物たちの独白形式で構成される物語は、虚実入り混じり、驚愕・戦慄・唖然の連続。そのショッキングすぎる内容から賛否両論、話題騒然となった衝撃作。
愛する娘を生徒に殺されたシングルマザーの中学校教師の復讐劇
愛する娘(芦田愛菜)を自分が担任するクラスの生徒に殺された中学校教師・森口(松たか子)。彼女は終業式の日にクラスの生徒たちに、事故として片づけられた殺人事件の真相を「告白」し、法律で守られた彼らへの自分なりの復讐を開始する。
所々壮大なミュージックビデオのような演出がありますが、この映画にはこういった壮大な世界観を視覚的に表現する手法が合っていると感じました。終業式での先生の「告白」が割と早く終わってしまうので、この後どうなるんだろうと思っていたら、他の登場人物たちの「告白」が始まり、なるほど!となりました。
脚本がよく練られていて、森口は何手先まで人の心の動きを読んで行動したのだろうと思うとゾッとしました。「ドッカーン!」はまさに映画史に残る名シーンです。(30代女性)
カメラを止めるな!

<あらすじ>
とある自主映画の撮影隊が山奥の廃墟でゾンビ映画を撮影していた。本物を求める監督は中々OKを出さずテイクは42テイクに達する。そんな中、撮影隊に 本物のゾンビが襲いかかる!大喜びで撮影を続ける監督、次々とゾンビ化していく撮影隊の面々。 “37分ワンシーン・ワンカットで描くノンストップ・ゾンビサバイブムービー!"……を撮ったヤツらの話。
最後まで、視聴をやめるな!
公開当初、とても面白いと評判だったので劇場に観に行ったのですが、最初の30分くらいは「失敗したかな」という思いでいっぱいでした。
ただ、そこからの展開が本当に面白い!冒頭の失敗したかなという気持ちが、後半に全て昇華されていくのも良かったです。
これはあくまでも、この映画の初見での感想ですので、ネタバレを踏む前にぜひ見て欲しいなと思います。(30代女性)
アヒルと鴨のコインロッカー

<あらすじ>
大学入学のために単身仙台に引っ越してきた19歳の椎名(濱田岳)はアパートに引っ越してきたその日、奇妙な隣人・河崎(瑛太)に出会う。彼は初対面だというのにいきなり「一緒に本屋を襲わないか」と持ちかけてきた。彼の標的はたった一冊の広辞苑。そして彼は2年前に起こった、彼の元カノの琴美(関めぐみ)とブータン人留学生と美人ペットショップ店長・麗子(大塚寧々)にまつわる出来事を語りだす。過去の物語と現在の物語が交錯する中、すべてが明らかになった時、椎名が見たおかしくて切ない真実とは・・・。
違和感の先に泣かされる物語がある作品
序盤は登場人物のおかしな言動や違和感に混乱させられますが、それらにも実はきちんとした理由があり、終盤へ向けて一気に伏線が回収されていくのが圧巻です。
そしてそういった脚本上の仕掛けだけに終わらず、登場人物たちの心情や胸が熱くなる物語もあり、純粋な話としても楽しめて、最後にはタイトルの意味についても考えさせられました。最初の違和感で脱落しないで良かったと思います。(30代男性)
カラスの親指 by rule of CROW 's thumb

悲しい過去を背負ったままサギ師になったタケ(阿部寛)と、成り行きでコンビを組むことになった新米サギ師のテツ(村上ショージ)。そんな2人の元に、ある日ひょんなことから河合やひろ(石原さとみ)と河合まひろ(能年玲奈)の美人姉妹、それにノッポの石屋貫太郎(小柳友)を加えた3人の若者が転がり込んでくる。彼らもまた、不幸な生い立ちのもと、ギリギリのところで生きてきたという。これをきっかけに始まる他人同士のちょっと奇妙な共同生活。やがて、タケが過去に起こしたある事件が、彼らを一世一代の大勝負へ導くことになるが、この時は誰一人、それを知る由もなかった…。社会のどん底で生きてきた5人の一発逆転劇。そして驚愕の真実が明かされる…。
見た人全員が騙される壮大な詐欺ゲーム
コンゲーム(詐欺がテーマ)の映画で壮大な詐欺を仕掛けるシーンなんかは手に汗握る緊張感が味わえるのですが、反面アットホームで少しコメディ要素もあり、振り幅の広い演技がとても見応えがあります。
少しずつ丁寧に積み上げられた伏線が終盤見事に回収されていき、見終わったあとは本当に詐欺にあったように気持ちよく騙されることができます。
テーマ的にも和製ユージュアル・サスペクツと言っても過言ではない傑作映画の1つです。(30代男性)
ワンダフルライフ

月曜日、霧に包まれた古い建物に吸い込まれていく22人の死者たち。彼らはこの施設で天国へ行くまでの7日間を過ごすことになっているのだ。そこで待ち受けていた職員からこういわれる。「あなたの人生の中から大切な思い出をひとつだけ選んで下さい。いつを選びますか?」選ばれた思い出は職員たちの手で撮影され、最終日には上映会が開かれるという。 職員の望月、川嶋、杉江、しおりたちは分担して死者たちから思い出を聞きだし、撮影のための準備を進めていく。それが彼らのここでの仕事だ。死者たちはそれぞれに大切な思い出を選択していく。だが望月の担当する渡辺だけは、なかなか思い出を選べずにいた。悩む渡辺は、自分の70年の人生が録画されたビデオテープを見る。そこに映し出された新婚時代の渡辺の妻、その映像におもわず目を奪われる望月。この夜を境に、望月、しおり、渡辺、それぞれの感情は大きく揺れ動き始める・・・。
優しくて少し切ない。ドキュメンタリーのようなファンタジー
「死」や「天国」が主なテーマですが、決して怖い印象はなく、大らかな時間が流れている作品です。ファンタジーではあるものの、死者それぞれの人生を振り返るという設定が、ドキュメンタリーのような感覚もあって、妙に共感したり、熱くなったり。
作品の終盤で「あらま!」と思える意外な展開があるのですが、これまた緊迫したどんでん返しとも違って、温かな気持ちになれました。最近の是枝監督のテイストとも少し印象が違い、優しさに満ちた作品です。(40代女性)
君の膵臓をたべたい

高校時代のクラスメイト・山内桜良の言葉をきっかけに母校の教師となった【僕】。彼は、教え子と話すうちに、彼女と過ごした数ヶ月を思い出していく――。膵臓の病を患う彼女が書いていた「共病文庫」(=闘病日記)を偶然見つけたことから、【僕】と桜良は次第に一緒に過ごすことに。だが、眩いまでに懸命に生きる彼女の日々はやがて、終わりを告げる。桜良の死から12年。結婚を目前に控えた彼女の親友・恭子もまた、【僕】と同様に、桜良と過ごした日々を思い出していた。そして、ある事をきっかけに、桜良が12年の時を超えて伝えたかった本当の想いを、2人は知る――。
「今」をもう一度考えさせられる物語
あるあるなお涙ちょうだいストーリーかと思っていましたが全然違いました。
「え、そこ!?」と絶対口から出てしまうと思います。また、この映画から有名になったと言っても過言では無い浜辺美波の演技力が素晴らしいです。いじらしくてちょっとどきどきする、そんなかわいらしい映画でした。
自分の今と言う時間を大切にしよう、と思わせてくれる作品でした。今の時代にこそオススメの映画です。(20代女性)
「君の膵臓をたべたい」の関連テーマ
22年目の告白

時効後に名乗り出た、殺人の告白。かつて5人の命が奪われ、未解決のまま時効を迎えた連続殺人事件。その犯人が、事件から22年後、突然みずから名乗り出た。会見場に現れたのは、自身の告白本を手に、不敵な笑みを浮かべる曾根崎雅人という男だった。顔をさらし、肉声で殺人を告白する曾根崎の登場にネットは熱狂!賛否両論をまき散らしながら本はベストセラーに。それだけでは終わらない。マスコミを連れての被害者遺族への謝罪、刑事への挑発、そして、サイン会まで。そのすべてがあらゆるメディアを通じて発信され、SNSで拡散されていく。それは、日本中を巻き込んだ新たな事件(ゲーム)の始まりだった……。
目立ちたがりやの狂人?
猟奇殺人の犯人が時効を迎えたとときに、犯人が手記として本を大々的に出版する。世間の前に姿をだして、周りは困惑し怪訝な視線を向けているけれど、犯人はそれに満足するようにメディアなどに露出していく。
なんでそんなことをするのか、不思議でなりませんが、犯人の思惑には最後まで気が付きませんでした。まだ殺人に時効があったときのお話なので、そういう意味でも、時代背景が面白いです。(30代女性)
悪人

芥川賞作家・吉田修一の最高傑作を、李相日監督が渾身の映画化。主演の深津絵里がモントリオール世界映画祭最優秀女優賞を受賞、作品も2010年度キネマ旬報ベストテン第1位に選ばれた傑作。ひとつの殺人事件。殺した男と愛した女。引き裂かれた家族。さまざまな視点から事件の真相が明らかになるにつれ、観る者に「いったい誰が本当の“悪人”なのか」を問う。悪意にまみれたこの現代で、ひとは何にすがって生きれば良いのか。人間の善悪を深くえぐる演出と豪華キャストによる究極のヒューマンドラマ。
複雑な人間模様と予想外の展開が織り成す、心理的な緊張感に満ちたサスペンス映画
複雑な人間関係と驚きに満ちたプロットが魅力の邦画です。主人公の行動と過去の謎が、予想外の展開に繋がるストーリーが展開されます。緻密なキャラクター描写や心理戦が観客を引き込み、最後のどんでん返しは心に残る驚きと感動をもたらします。
風景や音楽の演出も映画全体の雰囲気を高め、緊張感と興奮を持ちつつも、人間ドラマにも心打たれる作品です。推理要素や意外性を楽しみながら、人間の複雑さと選択の難しさに思いを馳せることができる映画です。(60代男性)
ゴールデンスランバー

なぜ! 誰が! 何のために!
首相暗殺犯に仕立てられた無実の男の大逃亡劇
絶望の逃亡者を誰が救えるのか……。
野党初の首相となった金田が、仙台市内で凱旋パレードを行うその日、数年ぶりに
大学時代の友人・森田に呼び出された青柳は、森田から「お前、オズワルドにされるぞ」
「逃げろ。とにかく逃げて、生きろ」という忠告を受ける。爆発音がしたかと思うと、
警察官たちが、二人が乗っている停車中の車に駆け寄り躊躇なく発砲する。
青柳は、反射的に地面を蹴り、仙台の街中へと走り出す……!
主人公の無実からの逃走劇
話の内容はダークなんだけど、青柳演じる堺雅人のひょうひょうとした演技が大好きです。シリアスな場面の合間に入り込んでくる、青柳くんの大学時代の回想が、せつない中にもすごく爽やか。整形後の青柳を演じた、当時はほぼ無名の滝藤賢一が、青柳を演じるために、堺さんのすべてのセリフを覚えたというエピソードに、素晴らしい役者魂を感じます。子役も可愛くてうまいです。結末がわかっていても、何度も観たくなる大好きな映画です。(30代女性)
架空OL日記

憂鬱な月曜日の朝。銀行員OLの“私"(バカリズム)の1週間が始まった。眠気に耐えながらもき
っちりメイクして家を出る。ストレスフルな満員電車に揺られ、職場の最寄り駅で合流するのは社内
で一番仲良しの同期=マキ(夏帆)。私と価値観の近いマキとの会話は、時に激しく不毛ながらも不
思議に盛り上がる。会社の更衣室で後輩のサエ(佐藤玲)と入社8年目の小峰(臼田あさ美)、10年
目の酒木(山田真歩)が加わり、いつものように就業前のおしゃべりに華が咲く…。
OL女性の日常を日記にしてみた
お笑い芸人・バカリズムが脚本とキャストを担当していて、元々はバカリズムがOLになりきって書いていたブログから派生した作品です。どこにでもいるOLの日常を、ドラマのような事件が起こるわけでもなく淡々とかつリアルに描いています。特に社会人女性に刺さる、小さなイラつきなどがリアルすぎて自分の毎日を見られたかと錯覚を起こします。(20代女性)
罪の声

35年前、日本中を巻き込み震撼させた驚愕の大事件。食品会社を標的とした一連の企業脅迫事件は、誘拐や身代金要求、そして毒物混入など数々の犯罪を繰り返す凶悪さと同時に、警察やマスコミまでも挑発し、世間の関心を引き続けた挙句に忽然と姿を消した謎の犯人グループによる、日本の犯罪史上類を見ない劇場型犯罪だった。大日新聞記者の阿久津英士(小栗旬)は、既に時効となっているこの未解決事件を追う特別企画班に選ばれ、取材を重ねる毎日を過ごしていた。一方、京都でテーラーを営む曽根俊也(星野源)は、家族3人で幸せに暮らしていたが、ある日、父の遺品の中に古いカセットテープを見つける。「俺の声だ-」それは、あの未解決の大事件で犯人グループが身代金の受け渡しに使用した脅迫テープと全く同じ声だった!やがて運命に導かれるように2人は出会い、ある大きな決断へと向かう。
解き明かされる疑惑のミステリー
未解決事件である「グリコ森永事件」をベースに作られた作品。幼年期に犯行に自分の声を使われたことを知ったスーツの仕立て屋と新聞記者の2人が、「グリコ森永事件」を基にした未解決事件の真相究明に挑むストーリー。
複雑な事件の真相が徐々に紐解かれる構成がよくできている。また、主人公のように犯罪に巻き込まれた子どもの心情にスポットライトを充てているのも、感動させられる要素となっている。(10代男性)
青天の霹靂

<あらすじ>
劇団ひとりが自らの書き下ろし小説で監督デビュー。売れないマジシャン・轟 晴夫は生きる難しさを痛感していた。追い打ちをかけるように届く父の訃報。惨めさに涙が溢れた時、青空から放たれた雷を受けて40年前にタイムスリップしてしまう。そこで、若き日の父と母に出会った彼は、父とコンビを組み、人気マジシャンになっていく。全てが順調に思えた中、やがて自らの出生の秘密を知ることになる。笑いと、たぶん一粒の涙の物語。
時を越えて繋がる子と父の物語
劇団ひとり監督・脚本、大泉洋主演の映画です。「浅草キッド」でもおなじみの二人ですが、その前にタッグを組んだ作品です。
この映画を見ると、本当に劇団ひとりの監督・作家としての才能と大泉洋の深く存在感ある演技に圧倒されます。以前から大泉洋は器用な人だと思っていましたが、ここまでとは想像もできませんでした。
笑って泣いてラストで驚きホッとする映画です。見て損はないというより、見ないと損をします。(40代男性)