ネタバレ注意!視聴者を驚かせるどんでん返し邦画おすすめ15選

どんでん返しが面白い邦画

予想外の結末など、どんでん返しが面白い邦画を集めてみました。
私もどんでん返し映画は好きですけど、でもどんでん返しを期待し過ぎちゃうと肩透かしをくらってしまうのもありますのでね、普通に映画を楽しむくらいの姿勢の方が良いですよね!

七つの会議

七つの会議
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熱血サラリーマンの大逆転劇

主演の野村萬斎さんをはじめキャストがとても豪華な邦画です。1企業の1サラリーマンが会社の隠蔽を暴くため奔走する姿と表向きはやる気のない社員を演じながら裏では真相に近づいていくギャップがとてもかっこいいです。
最後の最後まで誰が味方で誰が敵か分からない展開に目が離せません。半沢直樹が好きな方は絶対楽しめると思います。(30代男性)

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鍵泥棒のメソッド

鍵泥棒のメソッド
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売れない役者と凄腕の殺し屋の人生が入れ替わるドタバタ劇

ほんの出来心で記憶喪失の男(香川照之)に成り代わった貧乏役者の桜井(堺雅人)。羽振りのいい彼のお金で借金を返済していたところ、彼が伝説の殺し屋コンドウだということが発覚する。ひょんなことからコンドウだと勘違いされた桜井は、危ない仕事を引き受ける羽目になる。

小さなどんでん返しが続いていく映画です。記憶喪失になっても几帳面で綺麗好きな性格が抜けないコンドウが、桜井の汚部屋を少しずつ片付けて住み心地のいい部屋にしていたり、「どうやら私は遺書を書いていたみたいなんです」と遺書を本物の桜井の目の前で音読したりと、入れ替わりを知っている我々観客をクスッとさせる要素が散りばめられていて、とても面白かったです。
病院の前で偶然出会った雑誌編集長(広末涼子)とコンドウの恋も話の展開に馴染んでいて良かったです。終始ほのぼのした気持ちで見れる映画でした。(30代女性)

白ゆき姫殺人事件

白ゆき姫殺人事件
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何が正しいか考えさせられる作品

今ではSNSでの炎上や、ネット民の勘違いによる暴走というテーマはよく挙げられているけれど、この時代にここまでツイッターを上手く使って、誤った情報やデマに真実が踊らされる過程を描いているのは凄いし、途中までは色んな人の目撃情報とかなんてことない描写なのに、最後にすべてが繋がっていく様が素晴らしい。
意外な人が犯人でどんでん返しというよりも、情報のどんでん返しっていうイメージの作品です。(30代女性)

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告白

告白

本屋大賞に輝く湊かなえのベストセラー小説を、独創的な映像感覚と確かな演出力を持つ中島哲也監督(『嫌われ松子の一生』『パコと魔法の絵本』)が映画化した、2010年を代表する大ヒット作品。「生徒に娘を殺された」という女教師の告白からはじまり、殺人事件に関わった登場人物たちの独白形式で構成される物語は、虚実入り混じり、驚愕・戦慄・唖然の連続。そのショッキングすぎる内容から賛否両論、話題騒然となった衝撃作。

愛する娘を生徒に殺されたシングルマザーの中学校教師の復讐劇

愛する娘(芦田愛菜)を自分が担任するクラスの生徒に殺された中学校教師・森口(松たか子)。彼女は終業式の日にクラスの生徒たちに、事故として片づけられた殺人事件の真相を「告白」し、法律で守られた彼らへの自分なりの復讐を開始する。

所々壮大なミュージックビデオのような演出がありますが、この映画にはこういった壮大な世界観を視覚的に表現する手法が合っていると感じました。終業式での先生の「告白」が割と早く終わってしまうので、この後どうなるんだろうと思っていたら、他の登場人物たちの「告白」が始まり、なるほど!となりました。
脚本がよく練られていて、森口は何手先まで人の心の動きを読んで行動したのだろうと思うとゾッとしました。「ドッカーン!」はまさに映画史に残る名シーンです。(30代女性)

カメラを止めるな!

カメラを止めるな!

<あらすじ>
とある自主映画の撮影隊が山奥の廃墟でゾンビ映画を撮影していた。本物を求める監督は中々OKを出さずテイクは42テイクに達する。そんな中、撮影隊に 本物のゾンビが襲いかかる!大喜びで撮影を続ける監督、次々とゾンビ化していく撮影隊の面々。 “37分ワンシーン・ワンカットで描くノンストップ・ゾンビサバイブムービー!"……を撮ったヤツらの話。

最後まで、視聴をやめるな!

公開当初、とても面白いと評判だったので劇場に観に行ったのですが、最初の30分くらいは「失敗したかな」という思いでいっぱいでした。
ただ、そこからの展開が本当に面白い!冒頭の失敗したかなという気持ちが、後半に全て昇華されていくのも良かったです。
これはあくまでも、この映画の初見での感想ですので、ネタバレを踏む前にぜひ見て欲しいなと思います。(30代女性)

アヒルと鴨のコインロッカー

アヒルと鴨のコインロッカー

<あらすじ>
大学入学のために単身仙台に引っ越してきた19歳の椎名(濱田岳)はアパートに引っ越してきたその日、奇妙な隣人・河崎(瑛太)に出会う。彼は初対面だというのにいきなり「一緒に本屋を襲わないか」と持ちかけてきた。彼の標的はたった一冊の広辞苑。そして彼は2年前に起こった、彼の元カノの琴美(関めぐみ)とブータン人留学生と美人ペットショップ店長・麗子(大塚寧々)にまつわる出来事を語りだす。過去の物語と現在の物語が交錯する中、すべてが明らかになった時、椎名が見たおかしくて切ない真実とは・・・。

違和感の先に泣かされる物語がある作品

序盤は登場人物のおかしな言動や違和感に混乱させられますが、それらにも実はきちんとした理由があり、終盤へ向けて一気に伏線が回収されていくのが圧巻です。
そしてそういった脚本上の仕掛けだけに終わらず、登場人物たちの心情や胸が熱くなる物語もあり、純粋な話としても楽しめて、最後にはタイトルの意味についても考えさせられました。最初の違和感で脱落しないで良かったと思います。(30代男性)

カラスの親指 by rule of CROW 's thumb

カラスの親指
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見た人全員が騙される壮大な詐欺ゲーム

コンゲーム(詐欺がテーマ)の映画で壮大な詐欺を仕掛けるシーンなんかは手に汗握る緊張感が味わえるのですが、反面アットホームで少しコメディ要素もあり、振り幅の広い演技がとても見応えがあります。
少しずつ丁寧に積み上げられた伏線が終盤見事に回収されていき、見終わったあとは本当に詐欺にあったように気持ちよく騙されることができます。
テーマ的にも和製ユージュアル・サスペクツと言っても過言ではない傑作映画の1つです。(30代男性)

ワンダフルライフ

ワンダフルライフ
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優しくて少し切ない。ドキュメンタリーのようなファンタジー

「死」や「天国」が主なテーマですが、決して怖い印象はなく、大らかな時間が流れている作品です。ファンタジーではあるものの、死者それぞれの人生を振り返るという設定が、ドキュメンタリーのような感覚もあって、妙に共感したり、熱くなったり。

作品の終盤で「あらま!」と思える意外な展開があるのですが、これまた緊迫したどんでん返しとも違って、温かな気持ちになれました。最近の是枝監督のテイストとも少し印象が違い、優しさに満ちた作品です。(40代女性)

君の膵臓をたべたい

君の膵臓をたべたい
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「今」をもう一度考えさせられる物語

あるあるなお涙ちょうだいストーリーかと思っていましたが全然違いました。
「え、そこ!?」と絶対口から出てしまうと思います。また、この映画から有名になったと言っても過言では無い浜辺美波の演技力が素晴らしいです。いじらしくてちょっとどきどきする、そんなかわいらしい映画でした。
自分の今と言う時間を大切にしよう、と思わせてくれる作品でした。今の時代にこそオススメの映画です。(20代女性)

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22年目の告白

22年目の告白-私が殺人犯です-
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目立ちたがりやの狂人?

猟奇殺人の犯人が時効を迎えたとときに、犯人が手記として本を大々的に出版する。世間の前に姿をだして、周りは困惑し怪訝な視線を向けているけれど、犯人はそれに満足するようにメディアなどに露出していく。
なんでそんなことをするのか、不思議でなりませんが、犯人の思惑には最後まで気が付きませんでした。まだ殺人に時効があったときのお話なので、そういう意味でも、時代背景が面白いです。(30代女性)

悪人

悪人
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複雑な人間模様と予想外の展開が織り成す、心理的な緊張感に満ちたサスペンス映画

複雑な人間関係と驚きに満ちたプロットが魅力の邦画です。主人公の行動と過去の謎が、予想外の展開に繋がるストーリーが展開されます。緻密なキャラクター描写や心理戦が観客を引き込み、最後のどんでん返しは心に残る驚きと感動をもたらします。

風景や音楽の演出も映画全体の雰囲気を高め、緊張感と興奮を持ちつつも、人間ドラマにも心打たれる作品です。推理要素や意外性を楽しみながら、人間の複雑さと選択の難しさに思いを馳せることができる映画です。(60代男性)

ゴールデンスランバー

ゴールデンスランバー
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主人公の無実からの逃走劇

話の内容はダークなんだけど、青柳演じる堺雅人のひょうひょうとした演技が大好きです。シリアスな場面の合間に入り込んでくる、青柳くんの大学時代の回想が、せつない中にもすごく爽やか。整形後の青柳を演じた、当時はほぼ無名の滝藤賢一が、青柳を演じるために、堺さんのすべてのセリフを覚えたというエピソードに、素晴らしい役者魂を感じます。子役も可愛くてうまいです。結末がわかっていても、何度も観たくなる大好きな映画です。(30代女性)

架空OL日記

架空OL日記
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OL女性の日常を日記にしてみた

お笑い芸人・バカリズムが脚本とキャストを担当していて、元々はバカリズムがOLになりきって書いていたブログから派生した作品です。どこにでもいるOLの日常を、ドラマのような事件が起こるわけでもなく淡々とかつリアルに描いています。特に社会人女性に刺さる、小さなイラつきなどがリアルすぎて自分の毎日を見られたかと錯覚を起こします。(20代女性)

罪の声

罪の声
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解き明かされる疑惑のミステリー

未解決事件である「グリコ森永事件」をベースに作られた作品。幼年期に犯行に自分の声を使われたことを知ったスーツの仕立て屋と新聞記者の2人が、「グリコ森永事件」を基にした未解決事件の真相究明に挑むストーリー。
複雑な事件の真相が徐々に紐解かれる構成がよくできている。また、主人公のように犯罪に巻き込まれた子どもの心情にスポットライトを充てているのも、感動させられる要素となっている。(10代男性)

青天の霹靂

青天の霹靂

<あらすじ>
劇団ひとりが自らの書き下ろし小説で監督デビュー。売れないマジシャン・轟 晴夫は生きる難しさを痛感していた。追い打ちをかけるように届く父の訃報。惨めさに涙が溢れた時、青空から放たれた雷を受けて40年前にタイムスリップしてしまう。そこで、若き日の父と母に出会った彼は、父とコンビを組み、人気マジシャンになっていく。全てが順調に思えた中、やがて自らの出生の秘密を知ることになる。笑いと、たぶん一粒の涙の物語。

時を越えて繋がる子と父の物語

劇団ひとり監督・脚本、大泉洋主演の映画です。「浅草キッド」でもおなじみの二人ですが、その前にタッグを組んだ作品です。
この映画を見ると、本当に劇団ひとりの監督・作家としての才能と大泉洋の深く存在感ある演技に圧倒されます。以前から大泉洋は器用な人だと思っていましたが、ここまでとは想像もできませんでした。
笑って泣いてラストで驚きホッとする映画です。見て損はないというより、見ないと損をします。(40代男性)