青春と海の物語:オススメの海が舞台の映画8選

2022年3月23日

海が舞台の青春映画

夏になると観たくなる海が舞台の、とびっきりの青春映画。
洋画・邦画・アニメ映画を8作集めました。

海街diary

海街diary
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鎌倉の魅力がぎゅっと詰まった海辺の物語

広瀬すず演じる中学生のすずは、両親を亡くしても気丈に振る舞っています。そんな葬式に、父の腹ちがいの姉たち、長女の幸(綾瀬はるか)、次女の佳乃(長澤まさみ)、三女の千佳(夏帆)がやってきます。ふとした瞬間に見せたすずの涙を見て、3人は「一緒に暮らさない?」と誘ってくれます。四姉妹の海辺での生活の物語です。

ザ・ビーチ

ザ・ビーチ
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俺たちの楽園は俺たちの手によって壊れてしまった

レオナルド・ディカプリオ主演の2000年アメリカ映画
テレビゲームが好きな主人公は東南アジアを旅するバックパッカー。
タイのバンコクで薬漬けのある男から、この世とは思えないほど綺麗な秘密のビーチの噂を聞いた。
ビーチの地図を手にした主人公は、隣室だったカップルを誘って、楽園への冒険を始める。
秘密のビーチにたどり着いた主人公が見たものは、大麻畑が広がる危険なエリア。
武装した農民に気づかれ、命の危険を感じた主人公達は、決死の思いで逃げ回るが、その先にあったのは、対立や嫉妬でまみれたコミュニティだった。
ひとりの仲間の死によって、この楽園は夢の世界ではないと、現実と向き合おうとするが…。

きみと、波に乗れたら

君と、波にのれたら
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サーフィンが紡ぐ恋と別れ

2019年6月公開のアニメーション映画
大学生サーファーの女の子と、消防士の男の子が出会って、恋に落ちるお話。ふたりはサーフィンを経て距離が縮まっていきます。女の子の恋と成長のストーリー。
海の描写がとてもきれいで、めぐる季節のすべてに海が関係しているので四季を共に過ごしている感覚になります。アッと驚くようなストーリーで、最後は感動の連続…思わず泣いてしまいました。

50回目のファーストキス

50回目のファーストキス
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困難を乗り越えて愛を育てるラブストーリー

ハワイの海や綺麗な風景を舞台に繰り広げられる、天文学の青年学者と事故にあったため次の日には昨日のことを全て忘れてしまうヒロインとの美しい恋物語です。
青年学者は前日の記憶をすぐに思い出す方法で、なんとかヒロインとの恋を育てていきます。二人に試練が訪れますが、2者択一ではなく、愛の力で見事に乗り越えようとします。そのひたむきな愛に泣けます。

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あの夏いちばん静かな海

あの夏いちばん静かな海
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北野武が描くサーフィンと出会った青年のひと夏の記録

耳の聞こえない青年がサーフィンと出会い、のめり込んでいくひと夏の記録を北野武監督が描いた青春映画になります。
この作品は青年が耳が聞こえないという設定もあり、無駄なセリフが一切ありません。だからこそ、観客は無駄な情報を入れずにただただ映画の美しい映像や世界観に入り込むことが出来ます。
他の映画のように抑揚のあるストーリー展開があるわけではありませんが、音楽を担当した久石譲の美しい旋律も相俟ってその世界観に浸ることができる唯一無二の映画となっています。

がんばっていきまっしょい

がんばっていきまっしょい

ボート部の活動に青春のすべてを懸けた5人の女子高校生たちの姿を描いた物語

原作は敷村良子による私小説。田中麗奈の主演デビュー作。
1970年代の愛媛県松山市。主人公の篠村悦子は進学校に入学したものの漠然として疎外感と無力感にさいなまれながら満たされぬ学校生活を送っていた。そんな時、ふとしたことからボート部に入部した悦子は仲間の4人の少女とともに、訳アリの元日本代表女コーチのもとでボート競技にのめりこんでいく。苦しい練習に耐え、ようやく自信をつけ始めた悦子であったが…

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波の数だけ抱きしめて

波の数だけ抱きしめて

《あらすじ》
1982年。西海岸文化全盛の頃、学生時代最後の思い出に本格的なFM局の設立をめざす若者たち。
そんな彼らのひと夏の夢と恋を、湘南の潮風と波を舞台に心地よいユーミン・サウンドにのせて描いた、ちょっぴり懐かしくも新しい青春映画。

すれ違いの男女を描いた青春ストーリー

1991年に公開された日本映画。
出演者は中山美穂・織田裕二・松下由樹と30年前ではバリバリの人気俳優の人たちの映画です。
ホイチョイ・プロダクションの3部作の映画です。主人公の中山美穂が茅ヶ崎のサーフショップでアルバイトをしていてその中で上記にあった織田裕二と松下由樹の恋模様が始まるというわかりやすい展開ですが、中山美穂がめちゃくちゃ可愛かったのが当時の小学生だった私の記憶です。(40代男性)

潮騒

潮騒

村の有力者の娘を想う海の若者

原作は三島由紀夫の『潮騒』。1975年「山口百恵」「三浦友和」主演の映画
小競り合いの多い小さな村で、地元の娘が人を好きになり、いかに自分の想いを叶えていくか。村の有力者の娘と漁師の恋愛物語。昭和の映画ですが、文豪の名よりも主演女優の山口百恵の迫力で有名になった映画です。
荒れた海で小舟に揺れる男優の姿も良し。
特撮時代以前の撮影で、わざとらしさも作り物めいた嫌味がありません。自然の脅威を描き出すことを目指す監督の気迫が伝わります。
原作を読まなくても、この話だけで独特の世界観が味わえます。