熱い駆け引きがたまらない!「囲碁・将棋・麻雀」をテーマにしたおすすめ漫画11選

2023年2月11日

囲碁・将棋・麻雀 おすすめ漫画

「囲碁」「将棋」「麻雀」がテーマとなっている面白いおすすめの漫画を集めました。
テーブルゲームなのでスポーツ漫画のような激しい動きはないですが、だからこそヒリつくような緊張感、勝負に賭ける熱い想いはスポーツ漫画に引けを取りません。
人生の全てを費やし勝負に挑む!厳しい勝負の世界と熱い戦いをご堪能ください。

バンオウ-盤王-

原作:綿引智也 作画:春夏冬画楽

バンオウ-盤王-

<あらすじ>
永遠の命を持て余していた吸血鬼・月山が出会ったのは“将棋”。将棋の奥深さに魅了された彼は三百年を経て圧倒的な棋力を手にしていた。人間社会で正体を隠してきた月山だが、馴染みの将棋教室を救うために最高峰の棋戦・竜王戦に挑戦することに! 凡才吸血鬼VS天才棋士。将棋界を揺るがす戦いの幕が上がる!

吸血鬼の熱い将棋バトル漫画

将棋漫画といえば色々ありますが、この漫画はなんと吸血鬼が主人公の将棋漫画なんです。
江戸時代に将棋に出会った吸血鬼の主人公は、将棋の才能はないものの不死身という体質を生かして数百年将棋を指してきた結果、現代ではアマチュアながら凄腕の棋士になっていたという設定なんですが、この凡才ながら長い年月をかけて才能を上回る力をつけていくというのが良いですよね。

また将棋だけではなく、他の吸血鬼や吸血鬼ハンターなんかも出てきて楽しくなってきたところですよ。まだ連載開始したばかりで、今から読んでもすぐに追いつけるのでおすすめですよ。(30代男性)

ヒカルの碁

原作:ほったゆみ 作画:小畑健

ヒカルの碁

<あらすじ>
ある日小6のヒカルは蔵で古い碁盤を見つける。その瞬間、碁盤に宿っていた平安の天才棋士・藤原佐為の霊がヒカルの意識の中に入り込んだ。佐為の囲碁に対する一途な想いが、徐々にヒカルを囲碁の世界へと導いていく…。

神の一手を目指す棋士たちの物語

ヒカルの碁は、囲碁に全く興味のない小学生のヒカルが、囲碁が大好きな幽霊の佐為に取り憑かれたことで、自らも少しずつ囲碁の世界にのめり込んでいくマンガです。
ヒカルはやんちゃでワガママでいかにも小学生といった様相ですが、そんな子が囲碁を通して成長していく姿を見るのも楽しいですが、私が一番好きなのは囲碁幽霊の佐為です。一瞬女性と見間違うほどの綺麗な顔立ちで立ち居振る舞いも流麗ながら、囲碁に関しては子供のように感情を出す、そんな佐為がとても大好きでした。
囲碁を知らなくても問題なく読める作品でありながら、囲碁に興味を持つには最適なので、ぜひオススメしたいマンガです。(30代男性)

囲碁を通した少年の成長物語

囲碁にあまり興味のなかった主人公のヒカルが、平安時代の幽霊・藤原佐為と出会ったことで囲碁の魅力に気づいていくストーリー展開が面白いです。囲碁については何も知らなかったヒカルが、佐為を通して徐々に囲碁が上達していくのが良かったです。
内容も囲碁に詳しくない人が読んでも分かるようになっているので、漫画のストーリーと合わせて楽しめました。(30代女性)

「ヒカルの碁」の関連テーマ

月下の棋士

作者:能条純一

月下の棋士

<あらすじ>
第51期名人戦、名人・大原巌と挑戦者・滝川幸治が熱海で第7局を戦っている時、東京・将棋会館に氷室将介という青年が現れる。プロ棋士になりたいという将介が手にしていたのは、伝説の棋士・御神三吉の推薦状だった。その推薦状を見たプロ棋士・虎丸は二段の坂東と将介を戦わせる。

将棋に命をかける熱い男達の物語

将棋という一つのゲームにしかすぎないのに、ここまで命を削って将棋を指すのか、という男たちの熱い思いが伝わる作品です。
この作品は実際の天才棋士、若き羽生善治さんの登場と重なりますが、主人公の人柄は彼よりもエキセントリックです。今どきの若者が老人達に挑んで勝っていく姿は、読者もスカッとした気分になります。そして勝負に負けた側の描写がすごいです。命をかけています。その迫力がこの作品の見どころです。(40代女性)

3月のライオン

作者:羽海野チカ

3月のライオン

<あらすじ>
その少年は、幼い頃すべてを失った。夢も家族も居場所も──。この物語は、そんな少年がすべてを取り戻すストーリー。その少年の職業は──やさしさ溢れるラブストーリー。

優しいひだまりのような物語

この作品は深い孤独を抱えた高校生プロ棋士である主人公の零(れい)くんが、将棋や川本家の三姉妹やとの交流を通じていろんなものを取り戻していく物語です。
私が好きなのは作中に何度も出てくる、川本家であたたかいご飯を囲むシーンです。読んでいて心が落ち着きます。作り方などが作中に描かれているので、実際に再現もできるのもこの作品の魅力だと思います。
物語が進むごとに零くんの周りに少しずつ人が増えていき、少しずつ心を開いていく、そんな様子をゆっくりと楽しんでほしいです。(20代女性)

「3月のライオン」の関連テーマ

リボーンの棋士

作者:鍋倉夫

リボーンの棋士
《あらすじ》を見る

夢を思い出した大人たちの熱いやり直し将棋漫画

この話は、将棋のプロを目指す奨励会で年齢制限を理由に退会し、夢を絶たれた主人公がもう一度将棋を始めて、特例によるアマチュアからプロ試験を受けられる条件を見つけてプロを目指す物語です。
この作品の中では、同じように奨励会で夢破れた人、家庭の事情で奨励会に入れず社会人になってから本気でプロを目指す人などの熱い思いがぶつかり合うため見ていてその思いに思わず涙が出そうになります。
現実にすり減らされて夢見ることをいつしか忘れてしまった全ての大人におすすめしたいマンガです。(30代男性)

アカギ-闇に降り立った天才

作者:福本伸行

アカギ-闇に降り立った天才

<あらすじ>
昭和33年、高度成長期真っ只中の時代。雨降りしきるある夜、とある雀荘でヤクザ相手に命がけの勝負を挑んでいた南郷は徐々に窮地に追い込まれていた。その時突然、ずぶぬれになった一人の少年が雀荘に入ってきた。少年にただならぬ気配を感じた南郷は、麻雀牌すら握ったことのない彼に代打ちをさせる。このときから伝説が始まった。少年の名は赤木しげる。のちに「神域の男」と呼ばれる男である。

生死を賭けた麻雀に挑む少年の物語

福本伸行作『天 天和通りの快男児』のスピンオフ漫画です。この作品に登場する伝説の雀士こと赤木しげるの、若かりし頃の活躍を描いた成長譚です。
『天 天和通りの快男児』では人生を達観した老人の赤木しげるですが、少年の赤木しげるも幼いながらも達観した精神の持ち主です。麻雀のルールも知らないのに、成り行きでヤクザとの賭け麻雀に挑んでいきます。老成した少年の赤木しげるが、後々は飄々とした伝説の雀士・赤木しげるに成長するのだと思うと感慨深いです。(30代女性)

それでも歩は寄せてくる

作者:山本崇一朗

それでも歩は寄せてくる

<あらすじ>
「からかい上手の高木さん」山本崇一朗が描く超尊い将棋ラブコメ!この恋、詰むや詰まざるや…?将棋の初心者・田中歩は部長の八乙女うるしに勝って告白したい。棋力は程遠いけれども、ぐいぐい攻めてくる歩の姿勢に別の意味でセンパイは“詰む”かもしれない…というお話。

将棋がテーマの学園ラブコメ漫画

将棋初心者の歩(あゆむ)が、将棋が好きな八乙女に好意を寄せていく学園ラブコメディなので読みやすいです。どちらかというと将棋がサブテーマな感じなので将棋初心者や女子にはおススメかも。
絵もユル可愛い感じで大好きです。ちなみに漫画「からかい上手の高木さん」の作者と同じ方なので心地いい空気感を出すのも上手いと思います。もちろん、将棋についても説明があるので要所は抑えてあってダラダラ感はないのも良いと思います。(40代女性)

咲-Saki-

作者:小林立

咲-Saki-

<あらすじ>
時は21世紀…。麻雀の実力が人生を左右する時代に、二人の天才女子高生が舞い降りる。毎局プラスマイナスゼロで和了(アガ)る少女・宮永咲。全国中学生麻雀大会個人戦優勝者・原村和。互いの生き様が交わる時、熱き物語の幕が上がる――!!

女子高生の麻雀青春物語

咲はとにかく現実ではあり得ないレベルの高打点での殴りあいが面白いです。登場キャラは大体何らかのチート能力をもっているのですが、その能力が絡み合う事でそうゆう展開になるのかと、予想外の展開が多いので読んでいて飽きません。キャラ数(高校数)もかなり多くスピンオフ作品も多いので、自分のお気に入りキャラが見つかると感情移入しやすいと思います。(30代男性)

「咲-Saki-」の関連テーマ

龍と苺

作者:柳本光晴

龍と苺
《あらすじ》を見る

天賦の才能を持った破天荒な少女が主人公の将棋漫画

女子中学生が主人公の将棋漫画です。主人公は破天荒な性格でいじめをしてた同級生を椅子で殴りつけるなどなかなかに強烈な性格をしていますが揺るぎない信念と他人に忖度しない姿勢はカッコよく、また時々見せる子供っぽさが可愛く私は好きです。

ストーリーはテンポよく進み、主人公の対戦相手はどんどん強者になっていきます。
将棋を始めて日の浅い彼女が将棋のベテラン、はてはプロまでを負かしていく様はとても気持ちいいです。
将棋には詳しくないのですが問題なく楽しめ、はまった作品です。(40代女性)

哲也~雀聖と呼ばれた男~

原案:さいふうめい 漫画:星野泰視

哲也~雀聖と呼ばれた男~

<あらすじ>
勝負の世界でしか生きられない人々がいる。人は彼らをギャンブラーと呼ぶ……。「雀聖(じゃんせい)」蘇る!! 伝説の勝負師、無頼作家・阿佐田哲也(あさだ・てつや)の青春! 昭和20年――終戦。16歳の哲也は生きる希望を見失うが、博奕場の真剣勝負を体験することで気力を取り戻す。もっと強くなりたい! もっと勝負がしたい! そんな哲也は運命の糸に導かれて、進駐軍の米兵が支配する横須賀の裏通りに向かった。命をやり取りする闇麻雀の世界で、駆け出しの“坊や哲”は生き残れるのか……。

勝負師たちの生存競争

後の世に雀聖、麻雀の神などと呼ばれるようになる男・阿佐田哲也を主人公として、彼の少年から青年期を描いた作品です
敗戦による沈没からら復興に至る混乱した時代に、今日を必死に生き延びようとする多くの勝負師が登場します。
あるものはイカサマで、あるものは薬物により得た尋常ではない感覚を活用して哲也の前に立ちふさがりますが、そんな彼らと金銭だけではなく時には命を賭けた麻雀勝負に臨む哲也の姿には感心させられること間違いないありません。(40代男性)

りゅうおうのおしごと!

原作:白鳥士郎 構成:カズキ 作画:こげたおこげ

りゅうおうのおしごと!

<あらすじ>
「のうりん」白鳥士郎が送る最新作は、「将棋」が舞台!! 史上最年少の16歳で将棋界最高位「竜王」となったプロ棋士・九頭竜八一。そしてその下に、弟子にして欲しいと押しかけた少女・雛鶴あい。苦悩する若すぎたタイトルホルダーは、将棋に真摯に向かい合う弟子を通して、自分の将棋を取り戻し……え、あいちゃん9歳なの? JSじゃんJS!! で、八一と同居してんの? そして夜な夜な、朝まで、え?え? おまわりさーん、こっちでーす。そんなカンジ(?)の、マンガ版『ガチ将棋押しかけ内弟子コメディ』第1巻!!

若き竜王とJS弟子たちの、熱い将棋の戦い

大ヒットした白鳥士郎さんのライトノベル『りゅうおうのおしごと!』コミカライズ版。16歳の若き「竜王」のところに、弟子入りに来た女子小学生の雛鶴あい。才能ある若き棋士たちが、厳しい将棋の世界に立ち向かう!
登場する女の子たちは可愛く、コメディタッチに描かれてる部分も多いですが、将棋の勝負に関しては真剣で、熱い戦いが繰り広げられます。プロ棋士と女流棋士の制度の違いなども知ることが出来ます。
将棋の知識がなくても楽しく読めますが、原作のライトノベルのほうも素晴らしく面白いので、漫画版が気に入られた方は原作小説のほうもオススメしたいですね。(30代男性)