30代アラサーの大人の女性におすすめ小説

30代女性におすすめの小説

30代アラサーの女性に読んでもらいたいおすすめの小説を集めました。
人生の節目である30代、仕事・恋愛・家庭など、考えたり悩んだりすることも多いかと思います。そんなときだからこそ、本で一息ついたり、同年代の主人公に共感したり、元気づけてもらる小説をご紹介します。
忙しい大人の女性だからこそ心に響く物語。ぜひ参考にしてみてください。

「彼女のこんだて帖」角田光代

彼女のこんだて帖

<あらすじ>
長く付き合った男と別れた。だから私は作る。私だけのために、肉汁たっぷりのラムステーキを! 仕事で多忙の母親特製かぼちゃの宝蒸し、特効薬になった驚きのピザ、離婚回避のミートボールシチュウ――舌にも胃袋にも美味しい料理は、幸せを生み、人をつなぐ。レシピつき連作短編小説集。

作る・食べる・生きる

全く料理を作ることに興味のなかった自分が、この小説に出会ってから、料理を作ることに興味を持つようになりました。食べることと作ることは切り離せない関係にあり、そしてそれは日常を悩み、いとおしみながら「生きる」ということでもあるのだと感じます。
短編の小説ごとに一つの料理が題材として用いられていて、巻末にはそのレシピも付いているので、作ってみたいと感じたし料理のイメージも膨らみました。個人的に、女友達に薦めたい小説ナンバーワンです。(30代女性)

「3千円の使いかた」原田ひ香

三千円の使いかた

<あらすじ>
就職して理想の一人暮らしをはじめた美帆(貯金三十万)。結婚前は証券会社勤務だった姉・真帆(貯金六百万)。習い事に熱心で向上心の高い母・智子(貯金百万弱)。そして一千万円を貯めた祖母・琴子。御厨家の女性たちは人生の節目とピンチを乗り越えるため、お金をどう貯めて、どう使うのか?
知識が深まり、絶対「元」もとれちゃう「節約」家族小説!

あなたにとってお金とはなんですか?

主人公は20代後半ですが、お金に対して漠然とした価値観しか持っていませんでした。しかし、会社での出来事や恋人との会話で精神的に疲弊してきた時に、お金の価値を見直していきます。たかが3千円、されど3千円。その決まった額をどのように使うのか。お金の使い方を通して人生を見つめなおしていく主人公がうらやましいです。
私も漠然としたお金の使い方をしてきたので、ぜひ30代の女性に読んでいただきたいです。実際に役に立つ倹約テクニックがたくさんありますし、人生を見つめなおすきっかけにもなります。(40代女性)

「うつくしいひと」西加奈子

うつくしいひと

<あらすじ>
他人の目を気にして、びくびくと生きている百合は、単純なミスがきっかけで会社をやめてしまう。発作的に旅立った離島のホテルで出会ったのはノーデリカシーなバーテン坂崎とドイツ人マティアス。ある夜、三人はホテルの図書館で写真を探すことに。片っ端から本をめくるうち、百合は自分の縮んだ心がゆっくりとほどけていくのを感じていた-。

一生懸命すぎて、ひと休みが必要な女性の物語

30代女性のおそらく誰しもが共感できる部分がある、主人公の感情の描写の描き方が秀逸な作品だと思います。日常に追われていっぱいいっぱいになっている人やひと休みして旅にでたい願望がある人にぜひ読んでほしい作品。
読み終えたあとの読了感が非常に清々しく気持ちのいい作品です。主人公が宿泊するホテルや料理の描写も魅力的で旅に行ったような気分にさせてくれる作品です。(30代男性)

「タカラモノ」和田裕美

タカラモノ
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自分が好きになれる物語

30代は女性にとって人生の分岐点になっていると思います。子育て中の女性にとっては母親として子どもにどう接していくべきなのか考えさせられる本になっています。そして仕事や恋愛に生きる女性にとっても、これからどのような人生を歩んでいこうか立ち止まって考える時間をくれる本です。ストーリーに登場するママの言葉がどれも素敵で、この本を読むだけでやる気がみなぎってきました。(30代女性)

「ウエハースの椅子」江國香織

ウエハースの椅子
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美しすぎる絶望のなかの幸せ

38歳女性の主人公の恋人には妻と二人の子供がいる。
愛されているのに孤独…。
もうこれだけで絶望を感じてしまうところですが、江國さんの文章はとにかく美しい。
不倫という先の見えないものであるにも関わらず、読んでいるこちらもどんどん夢中になり絶望の沼にハマってしまいました。そしてタイトルが秀逸だなと思う内容もあり、美しい表現するが多く読了後も余韻が残りうっとりした気持ちでした。
色んな恋愛をしてきた大人の女性におすすめです。(30代女性)

「コンジュジ」木崎みつ子

コンジュジ
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美しく力強い、一人の女性の自己救済の物語

主人公の31歳の女性が、9歳から現在までの記憶をさかのぼる形式で進んでいく物語です。
壮絶な人生を送ってきた主人公の唯一の心の支えとなるのが、すでに亡くなった伝説のロックスター(俗に言う推し)なのですが、このロックスターの伝記や主人公の妄想なども合わさって展開していき、グイグイ読んでしまう新鮮さがありました。
自分一人の力で立って、日々をどうにか乗り越えている大人の女性は、主人公に共感し、励まされる部分もあるのではないかと思います。
世にも美しく力強いラストシーンも必見です。(30代女性)

「お家さん」玉岡かおる

お家さん

<あらすじ>
大正から昭和の初め、日本一の年商でその名を世界に知らしめた鈴木商店。神戸の小さな洋糖輸入商から始まり、樟脳や繊維などの日用品、そして国の命である米や鉄鋼にいたるまで、何もかもを扱う巨大商社へ急成長した鈴木──そのトップには、「お家さん」と呼ばれる一人の女が君臨した。日本近代の黎明期に、企業戦士として生きた男たちと、彼らを支えた伝説の女の感動大河小説。

明治を生きたある女性の物語

明治の激動の時代を生きた実在の女性、鈴木よねさんの物語です。
数年前に天海祐希さん主演でドラマ化されていましたが、やはり本の方がはるかに面白いです。
女性が家の外で働くこと珍しかった時代に、急逝した夫が始めた商店を日本一の商店にまで育てたよねさん。その強くしなやかで優しいよねさんの生き方に、きっと元気をもらえると思います。(40代女性)

「ナオミとカナコ」奥田英朗

ナオミとカナコ
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破滅的なシスターフッドの傑作

もし、鬱屈している仕事だけの日々に忙殺されいるときに、世間的に立派な夫と結婚してしあわせに暮らしていると思っていたはずの仲の良かった同級生が命の危険にさらされるほどのDVを受け、助けられるのは自分だけとなったらと思うと…。同じくらいの年齢層の主人公の日常のほつれから非日常まで味わえる作品。共犯になることによって卒業によって一度離れた二人の人生がまた交差する部分が熱い。(30代女性)

「ナオミとカナコ」の関連のテーマ

「六番目の小夜子」

六番目の小夜子
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ミステリーと学園ものが好きな人におすすめ

学園もの、恋愛、ミステリー要素があり、自分が学生だった頃の懐かしさも思い出せて楽しめる作品だと思います。キャラクターもそれぞれ魅力的に描かれているので感情移入できるのも人それぞれではないかと感じます。最後はどういう展開になるか読みながら考察するのもおもしろいです。個人的にはミステリー好きは読んでほしい作品です。(30代女性)

「坂の途中の家」角田光代

坂の途中の家

<あらすじ>
最愛の娘を殺した母親は、私かもしれない。虐待事件の補充裁判員になった里沙子は、子どもを殺した母親をめぐる証言にふれるうち、いつしか彼女の境遇に自らを重ねていく。社会を震撼させた虐待事件と〈家族〉であることの光と闇に迫る心理サスペンス。

家庭とは、母とは、を問う心理サスペンス

乳児虐待死事件の裁判で補充裁判員となった主人公が、娘を殺した母親をめぐる証言を聞いていくうちに、事件のあった家庭とみずからの家庭を重ねてゆくサスペンスです。
物語はほぼ裁判のある十日間のみに沿って描かれており、とても臨場感があります。実母や夫との関係、自分の子への愛、過去との向き合い方、など人生のうち劇的な変化の起きやすい30代の女性にとても共感しやすい内容になっています。わかる、と思うだけに怖い、と感じます。(30代女性)

「ブリジット・ジョーンズの日記」ヘレン・フィールディング

ブリジット・ジョーンズの日記

<あらすじ>
ブリジットはロンドン在住、30代、独身。あと3.1キロ体重を減らし、煙草をやめ、内面の安定をはかりさえすれば、物事はすべてうまくいく――はず!? 共感度抜群の不朽の名作が新装版で誕生!

アラサー女子の奮闘日記?

海外ものですがヒロインのブリジットの個性に共感が持てて発生する毎日のちょっとした出来事なども悲喜こもごもで読みやすいのでおススメです。ヒロインも同じ30代で結婚歴なしの会社員なので働く女子たちには好感が持てると思います。
完璧なヒロインでなく等身大な悩みも持っているあたりも同じ年代の女性は勇気が沸いたり、元気づけられたりすると思います。映画化もされた作品なので1年間の日記もすぐに読み終えられると楽しい作品なのでおススメです。(40代女性)

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