センスがいいオシャレが楽しめる映画15選

ファッションのセンスがいい、オシャレな映画を集めて観ました。
もちろんオシャレは女性のものだけじゃない。素敵な男性俳優のオシャレを堪能出来る作品もあります。素敵な衣装やコスチュームをお楽しみください。
華麗なるギャツビー

二つの世界大戦の狭間に咲き乱れた、華麗で哀しい物語
第一次世界大戦後、空前の豊かさの絶頂にあったアメリカ、ニューヨーク社交界が舞台。毎日のように桁外れのパーティを催し何百人もの客を招待しながら、姿を現さない謎の大富豪ギャツビー(ディカプリオ)。ふとした事から彼と友人なる主人公はやがて、彼の秘密を打ち明けられる。連日連夜の宴は実はただ1人の女性に再会したいという、献身的すぎるひたむきな愛情からだった。
とにかく豪華。ジャズエイジの象徴「アール・デコ」様式の衣装、建築、バックやシガレットケースなどの小物に至るまでスタイリッシュ。ギャツビーが心を寄せる美女が実は心が空っぽであるという事が、豪華なドレスに豪華な装飾品で飾り立てる事で、逆に際立つという演出も見事。(40代女性)
キューティー・ブロンド

アメリカのハッピーギャルのサクセスストーリー!
2001年に制作されたアメリカ映画で、流行りのY2Kファッションが楽しめます。主人公のエルはお金持ちでおしゃれが大好き。いつもポジティブで頑張り屋です。序盤からいろんなピンチに巻き込まれるもののエルはめげずに立ち向かいます。エルの健気な頑張りにあなたもきっと応援したくなる!懐かしいマックブックやふわふわ付きのペンなど、真似したくなるファッションやインテリアも盛りだくさん。エルはもちろん友達の服もみんなかわいいので繰り返し見たくなるはず。Y2K好きなら一度は見るべき作品!(30代女性)
世界一キライなあなたに

自分らしくが人生のキーワード
不慮の事故で車椅子生活となってしまった富豪の青年ウィルの新たな介護役として雇われた主人公ルー。彼女のちょっと風変わりな性格のおかげでウィルも心を開いていくのですが、ルーのファッションセンスもちょっと風変わりで見ているこちらまで元気になるファッションです。映画の中でキーアイテムとなるハチ柄のタイツは彼女しか着こなせない!と思えるようなアイテムですがこの映画を見ていると他人の目を気にせず自分の好きなファッションをしているルーが好きになります。(20代女性)
ヘアスプレー

《あらすじ》
ブロードウェイミュージカルをジョン・トラヴォルタ主演で映画化した痛快コメディ。60年代のアメリカ。人気ダンス番組の大ファンである肥満高校生のトレイシーは、ひょんなことから番組の人気者に。しかし、番組の裏では黒人差別規定があり…。
未来はお互いを認めた先にある
1960年代のアメリカの人種差別を描いたミュージカル映画です。
人種差別と聞くと重たく感じますが、主人公のトレーシーは太った女の子ですが笑顔がとびきりチャーミングで、「いつかスターになる!」という夢を持った女の子です。
肌の色だけでなく、体型への偏見、自分の生まれ持った特徴に対する偏見、など色々な偏見が色濃い時代です。
音楽もダンスもファッションも白人と黒人で明確に違いがあります。それは、どちらが良いというものでもなく、どちらも素晴らしく描かれていて、そこがとても素晴らしい作品です。白人のファッションは、フワッとしたフリルや、肌に合わせたパステル色のシャツ、ほっそりとした体格にあった涼し気な格好が多いのに対して、黒人のファッションは、はっきりとした色合いと、肌の露出の多い、情熱的なファッションです。
時代背景は古く、その時代をよく反映しているのですが、今見ても古さを感じさせないファッションは一見の価値アリです。(40代女性)
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ハウス・オブ・グッチ

その名前は、富、スタイル、権力の象徴。
貧しい家庭出身だが野心的なパトリツィア・レッジャーニ(レディー・ガガ)は、イタリアで最も裕福で格式高いグッチ家の後継者の一人であるマウリツィオ・グッチ(アダム・ドライバー)をその知性と美貌で魅了し、やがて結婚する。しかし、次第に彼女は一族の権力争いまで操り、強大なファッションブランドを支配しようとする。
順風満帆だったふたりの結婚生活に陰りが見え始めた時、パトリツィアは破滅的な結果を招く危険な道を歩み始める…。
富を求めて争うとある親族の物語
世界的に有名なブランドである、「グッチ」の創業から盛衰していくまでの、グッチの親族をはじめ周りの人を取り巻き起きたストーリーで、実話を描いた映画です。
登場する人物たちは男女問わず、どんな場面でもシワなくピシッと、上質かつ華やかな服を着ていて、見ているだけでも楽しくて、まるでファッションショーを見ているようでした。(30代女性)
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きみに読む物語

とある療養施設にひとり暮らす初老の女性。
老いてこそいるがたたずまいも美しく過ごしている。しかし、彼女は情熱に溢れた若い時代の想い出をすべて失ってしまっている。
そんな彼女のもとへ定期的に通う初老の男。デュークと名乗るその男は、物語を少しずつ読み聞かせている。
語られるのは1940年代のアメリカ南部の小さな町の、きらめくような夏の物語―。
いつまでも色褪せない純愛ストーリー
施設に住む認知症のおばあちゃんのもとへ老人の男性が訪ねてきて、ある二人の純愛ストーリーを読んで聞かせます。
そのストーリーは1940年代のアメリカ南部でのお金持ちのお嬢さんと貧しい家庭の少年二人の純愛物語なのですが、その情景描写に出てくるレトロな雰囲気がとてもお洒落です。登場人物が身につけている服装はもちろん、街並みや小物、車なども含めてとてもセンスが良く、またストーリー自体も非常に感動的な名作となっています。(20代女性)
主人公のアリー(レイチェル・マクアダムス)の服装がとにかく可愛いです。年代は60年代にアメリカで流行ったであろうレトロ可愛い服が沢山出てきます。それがまた、アリーに非常に似合っていて、同性で見入ってしまいます。また、作品も恋愛ものですが、ラストシーンが何度見ても泣けてしまいます。(30代女性)
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プラダを着た悪魔

恋に仕事にプライベート。頑張る女性の物語
オシャレに興味が無い主人公(アン・ハサウェイ)が、超一流ファッション誌の鬼編集長(メリル・ストリープ)の元に就職。理不尽とも思える要求をなんとかこなしながらも成長していく主人公。舞台がファッション業界なので、素敵な衣装を堪能できる。そして最初はダサかった主人公の服装が、どんどん洗練されていくところが見所。(40代男性)
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オンネリとアンネリのおうち

オンネリとアンネリはとっても仲良し。
ある日ふたりは、バラ通りで「正直者にあげます」と書かれた手紙とお金の入った封筒を拾い、そのお金で、バラの木夫人というおばあさんから夢のように素敵な水色のおうちを買うことに。
オンネリは9人きょうだいのまん中で、アンネリは離婚したおとうさんとおかあさんの間を行ったり来たり。
ふたりの両親は忙しすぎて、自分たちがいなくても気づかない。
「わたしたち、ふたりの家に住んでいい?」気難しそうなお隣さんや、魔法が使える陽気なおばさん姉妹、ちょっぴり変わったご近所さんと交流しながら、ふたりだけの楽しい生活が始まる。
しかし、お隣さんに泥棒が―!
ちいさなおしゃれさん達の夢のような夏
フィンランドの児童文庫を映画にしたおしゃれな絵本のような作品。仲良しのオンネリとアンネリはひょんなことからとびきりおしゃれな一軒家に二人で暮らすことになります。まだ7歳の二人は夢のような家でかわいいドレスを着たりお隣さんを招き入れたりしながら毎日楽しく過ごします。フィンランドのおしゃれな色使いで作られた彼女たちの部屋はもちろん、おしゃれ大好きな二人の服には子供達の夢を一つにまとめたような輝きがあります。終始明るくかわいらしい色合いの画面に癒されながらおしゃれな気分に浸れること間違い無しです。(30代女性)
おしゃれ泥棒

《あらすじ》
贋作画家の父親を持つ親孝行娘ニコルが、父親の悪事がバレる前に、展示中のビーナス像を相棒と共に盗み出そうとするが……。
ファッション全てに心ときめくサスペンスラブストーリー
オードリーヘプバーンの着こなすオールホワイトのジバンシイが印象的な本作品は、おしゃれ泥棒という題名にふさわしく至る所にファッショナブルな要素が詰め込まれていて目が離せないほど映画中ずっと心ときめきます。作中でオードリーが着ている裾がレースになったストンとしたシルエットのネグリジェもジバンシイのもので、これを見た当時どうしても真似がしたくて似たものを探し求めて毎週末古着屋に出かけていたほどです。また、メイクやヘアスタイルも60年代ぽい重みがあるものが多く、シンプルなシルエットの服にスパイスを加えています。とにかく細かいディテールまでおしゃれで、観るたびに気取ってどこかに出かけたくなるような作品です。(20代女性)
アメリ

《あらすじ》
22歳のアメリ(オドレイ・トトゥ)は、ある日“他人を幸福にする喜び”に目覚めて密かな悪戯にひたっていくが、やがてひとりの青年に恋したことで、メルヘンの世界から現実へ踏み出す必要へと迫られていく…。
不器用だけど幸せな恋愛物語
恋愛としての要素はもちろん観ている側を幸せな気分にしてくれる映画ですし、登場人物のファッションも非常に可愛らしいです。また、ファッションのみならずインテリアまでもがお洒落なので、雰囲気からして全体的に可愛さでまとまっている作品ですし、物語とこの可愛らしい雰囲気がマッチしていて心がワクワクしてくるような映画でした。(30代男性)
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レオン

水のような静かな愛情
作中に自宅でファッションショーを開催するシーンがあります。ヒロインの少女がする女性のファッションも、ジャン・レノの大人の男性のファッションも今の時代の目線で見てもすごくオシャレで真似したくなるファッションです。
作品全体で見てもオシャレな景色やセンスのいい小物がたくさん映り込んでいるので、服も家具系のものも真似したくなるものが多いです。(20代女性)
「レオン」の関連テーマ
MISS ミス・フランスになりたい!

9歳の美少年アレックスは「ミス・フランスになること」が将来の夢だった。
両親を事故で失ってから自分を取り戻せなくなっていた彼は、幼なじみのエリアスと偶然再会し、忘れかけていた自分の夢に向かって進むことを決意する。
それは、それは、男性であることを隠しながら「ミス・フランス」というコンテストに臨む、という挑戦でもあった。
アレックスの下宿で母のような存在である家主のヨランダをはじめ、ドラァグ・クイーンのローラなど多国籍でボーダーレスな住民の個性的な面々に助けられ華やいだ衣装を纏い輝いていく中、過酷な競争を乗り越え、夢が少しずつ現実になっていく…。
夢の実現に向けて努力する物語
ミス・フランスになりたいという、些か野望とも呼べる夢の実現に向けて努力を重ねる姿が大変印象に残る作品です。フランス映画ならではの上質な画き方はもちろんのこと、衣服や風景ひっくるめて日本の風土とは違った趣があり、目を奪われました。また、自身の性別を隠しながらというハードルもある点が見ごたえになっていて良かったです。(20代女性)
テス

ナスターシャキンスキーの最高の美しさを引き立てる衣装
時代背景が昔の映画なので、その当時の衣装を再現しているというところが今の衣装とは随分と違う。当時の衣装を着ているのでおしゃれと感じるのかもしれませんし、センスがいいと思うのかもしれません。日本人から見ると随分となじみ深くない衣装を着ているので今現代に同じ衣装を着ていると完全に浮いてしまうでしょうし参考にするべきではないのかもしれませんが、特にが主人公のテスがお花摘みをしている序盤のシーンで着ている白衣の衣装は彼女の美しさも相まってかすごくおしゃれに見えます。(40代男性)
007/ノー・タイム・トゥ・ダイ

衝撃のラストは思わず身を乗り出すほどだった
ジェームズ・ボンドで有名なシリーズですが、見どころはカーアクションだけではありません!
イギリス紳士らしいオシャレで素敵なスーツ姿を見せてくれるダニエル・クレイグです。ブロンドのショートヘアで鍛え上げられた体に寸分のくるいがないオーダーメイドのスーツ姿は、どこから見ても美しく見えるようこだわって縫製したであろうと思われ、シンプルなシルエットが英国紳士らしさを感じさせます。
今作はジャマイカで平穏な生活を過ごしていたジェームズ・ボンドに、旧友から頼まれた正体不明な敵と戦うミッションです。
見どころのひとつでもある、ボンドがアストンマーチンDB5に乗って壮絶なカークアクションを行うシーンもあり、息を呑むシーンばかりです。また、予想もしないような結末に誰もが驚くのではないでしょうか。(40代男性)
お買いもの中毒な私!

ニューヨークに住む園芸誌の記者レベッカ・ブルームウッド(アイラ・フィッシャー)は、かなり重症な"お買いもの中毒"。
ブランド・ショップや"セール"の文字を見ると、我を失ってお買い物に走り、カード会社から莫大な請求を迫られる毎日。そんなレベッカの夢は一流ファッション誌『アレット』の記者になること。
ひょんなことから『アレット』と同じ出版社のマネー雑誌編集部に転職したレベッカは、イケメン上司のルーク(ヒュー・ダンシー)に見込まれ、そして、自らのお買い物経験による独自の視点で描いたコラムまでもが大ブレイク!でも、カードの支払いから逃げ回るレベッカに、果たしてマネー雑誌の記者が務まるの?!
憧れがふんだんに詰まった作品
仕事と恋、いずれかが疎かになってしまう人間がほとんどであるこの時代、そのいずれも手にしようと貪欲に生きている姿に感銘を受け、同時に尊敬の念を抱きました。また、タイトル通り金遣いの荒さが印象に残るものの、身に付けている衣服装飾はときめかざるを得ません。さながら、憧れがふんだんに詰まった作品と称するほかなかったです。(20代女性)