ふたりの個性がぶつかり合う!バディ映画のおすすめ14選

おすすめの面白いバディ映画を集めて観ました。
バディ映画とは、主に二人が「相棒」となり、共に冒険や試練に挑む物語です。
刑事物や推理物に多いですが、決してそれだけではありません。時には反目しながらも厚い友情で困難に立ち向かう二人。一人ではなし得ないことを二人で解決する様子は見ていて興奮します。
異なる個性の結びつきが織り成す、感動と冒険のバディ映画作品をご紹介。
メン・イン・ブラック

<あらすじ>
ニューヨーク市警の刑事エドワーズは、黒いスーツに身を包んだ男"K"にスカウトされ、最高機密機関MIB(MEN IN BLACK)の一員となる。過去を抹殺され、名前もただの"J"となった彼は、現在地球上に約1,500ものエイリアンが人間に姿を変えて暮らしている事を知る。エイリアン達が犯罪や侵略行為に出ないよう監視し、その存在を世間から隠す事がMIBの任務だった。そして、ベテラン捜査官の"K"と新米の"J"を待っていたのは、銀河系の存亡を賭けた戦いだった・・・。
最高機密機関「MIB」の一員となった男が、相棒と共にエイリアンから地球を救う
ニューヨーク市警の刑事ジェームズ(ウィル・スミス)はある容疑者を追跡中、その身体能力を買われ、地球上のエイリアンを監視する組織「MIB」にスカウトされる。テストに合格したジェームズは、エージェントJとして生まれ変わり、K(トミー・リー・ジョーンズ)とバディを組むこととなる。
SF要素とコメディ要素のバランスが非常に良くできている作品です。
若くてユーモア溢れるチャラ男のJと、渋くてお茶目な一面もあるイケおじのK。この二人の凸凹コンビの会話が本当に面白くて、終始笑いながら見ていました。Kの運転の荒さに絶叫するJの構図、好きです。
また、基本的に敵役エイリアンの造形はリアルな虫系で気持ち悪いのですが、害のないエイリアンの造形のキモ可愛いさが絶妙だと思いました。特にイカ娘は人間の赤ちゃんみたいで本当に可愛いと思ってしまいました。
とにかく楽しい気分になりたい時に気軽に見れる映画です。(30代女性)
21ジャンプストリート

<あらすじ>
高校時代の敵役シュミットとジェンコの2人が新人警官としてコンビ結成。 青年犯罪を撲滅するために高校で潜入活動する犯罪特別捜査課「21ジャンプストリート」に配属され、高校にはびこる凶悪犯罪の実態を知る…
凸凹コンビの決死の潜入捜査
高校時代仲の悪かった二人が警察学校で出会い、お互いに足りないものを補えるバディとして仲直りし無事警察官に。しかし、ヘマばかりしてしまいお荷物状態になってしまった二人は見た目が若いという理由だけで高校生に扮しドラッグが横行する高校に潜入捜査することに。Theアメリカな高校生活やちょっとはちゃめちゃな設定がとても面白い映画です。(20代女性)
シャーロック・ホームズ

<あらすじ>
1891年、ロンドン。進歩する世界の中心地であり、あらゆる悪がはびこるこの街で、若い女性を狙う連続殺人が起きる。しかし、この街には、彼がいる。シャーロック・ホームズ、独自の探偵術を極めた男。超人的な観察力、記憶力、推理力、そして時には拳の力で真相を突き止める。
名探偵のホームズと助手のワトソンがロンドンを舞台に難事件に挑む
舞台は19世紀末のロンドン。若い女性が黒魔術で次々と殺される事件が発生する。ホームズ(ロバート・ダウニー・Jr)はワトソン(ジュード・ロウ)と共に犯人であるブラックウッド卿の逮捕に貢献するが、処刑された彼の棺には別の男の死体が入っており─。
勝手なイメージでホームズは頭脳派専門だと思っていたのですが、今作は肉体派でもある彼が推理にアクションにと大忙しで、いい意味で裏切られました。肉体派も兼任するホームズ、めちゃくちゃカッコいいです。
ワトソンとホームズの雑な掛け合いも信頼関係があってこその空気感が滲み出ていて、見ていて微笑ましかったです。ワトソンが婚約者のメアリーと暮らすためにホームズとの同居を解消するという話だったのに、言い争っているうちに夫婦漫才みたいになっているのがまた笑えました。(30代女性)
最強のふたり

<あらすじ>
事故で全身麻痺となり、車いす生活を送る富豪と、図らずして介護役に抜擢されたスラム出身の黒人青年。共通点はゼロ。高級住宅地とスラム、ショパンとクール&ザ・ギャング、超高級スーツとスウェット、洗練された会話と下ネタ、車いすとソウル・ミュージックに乗ってバンプする身体―。二人の世界は衝突し続けるが、やがて互いを受け入れ、とんでもなくユーモアに富んだ最強の友情が生まれていく
ユニークだけど熱いバディを描いたコメディの名作
大金持ちながら四肢が不自由になってしまった上品なフィリップと、粗野な移民の若者ドリスとのやりとりがコミカルかつ軽快でした。
一見ちぐはぐに見える2人ながら、お互いを思い合う姿に胸が熱くなったり。捉え方によっては重いテーマになることろを、劇中に登場するダンスミュージックと共に、軽やかでリズミカルに描き出した名作です。(40代女性)
「最強のふたり」の関連テーマ
ラッシュアワー

言葉も習慣も違う世界からやってきた2人の刑事。
互いの共通点は、コイツと組むのはまっぴら御免ということだけ。
犯人逮捕のために残された時間はわずか。
ひとまずここは取っ組み合いを止めて、2人の力を合わせるしかない!
対極な二人のポリスアクションコメディ
ジャッキー・チェン演じるマジメなリー警部、クリス・タッカー演じるハイテンションなカーター刑事という対極な二人が生み出すテンポの良いコミカルアクションが魅力的です。
一見すると合わなそうな二人ですが、実は相性抜群なコンビというところも好きな点です。どちらも芯の部分では刑事として熱い部分を持っているため、そうした優秀なところが見られるのも面白いところだなと思います。(20代男性)
「ラッシュアワー」の関連テーマ
グリーンブック

<あらすじ>
時は1962年、ニューヨークの一流ナイトクラブ、コパカバーナで用心棒を務めるトニー・リップは、ガサツで無学だが、腕っぷしとハッタリで家族や周囲に頼りにされていた。ある日、トニーは、黒人ピアニストの運転手としてスカウトされる。彼の名前はドクター・シャーリー、カーネギーホールを住処とし、ホワイトハウスでも演奏したほどの天才は、なぜか差別の色濃い南部での演奏ツアーを目論んでいた。二人は、〈黒人用旅行ガイド=グリーンブック〉を頼りに、出発するのだが─。
最高にクールな男同士の友情ストーリー
アカデミー賞受賞作品です。異なる世界で暮らす出会うはずのなかった男性二人。ひょんなことからアメリカ南部を8週間に渡り、共にドライブをすることになったのだが、初っ端から二人は衝突ばかり。お互いのカルチャーに疑問を感じながらも、懸命に苦難に立ち向かい、心を通わせていく爽快で感動のストーリー。
これほどにも美しい友情があるのかと胸を打たれました。(30代女性)
「グリーンブック」の関連テーマ
トイストーリー

<あらすじ>
カウボーイ人形のウッディは、アンディの一番のお気に入り。ところが、アンディの誕生日に最新式のスペース・レンジャー、バズ・ライトイヤーが現れて、ウッディの主役の座が奪われそうに。張り合うウッディとバズは、ひょんなことからオモチャいじめが趣味の少年シドに捕まってしまい、大ピンチ!脱出作戦で力を合わせて頑張るうちに、やがて“友情の絆”が芽生えていく、大人から子供まで楽しめる究極のエンターテイメント作品。
最高の友情と強い絆!
ピクサー・ディズニーを代表するバディと言えばトイストーリーシリーズのウッディとバズかと思います。
2人は反発し合う関係から徐々に仲を深めていきやがて大親友になります。劇中でも数々のアクシデントや幾多のピンチに直面しながらも常に乗り越えてきた長年にわたって愛され続ける2人の絆は固く、シリーズ重ねるごとにその絆はさらに強固なものになり息ぴったりの姿がとても素敵な作品です。(30代女性)
ミッドナイトラン

<あらすじ>
賞金稼ぎが逃亡犯と運命をともにするハメに! 最後に彼が選ぶのは、10万ドル? それとも友情?
この奇妙な友情の先に待っているものは
元警官の書金稼ぎ「ジャック」とその賞金首であるマフィアの会計士「デューク」という一風変わったバディの逃避行を描いたコメディアクション。
この二人の掛け合いでテンポよく物語が進み見ていてまったく飽きは来ないです。また、二人に逃避行を邪魔するジャックの同業者、FBI捜査官、マフィアたちがまたおバカさんでいいアクセントになっていると思う。千変万化する若い頃のデニーロの表情を見ていると、上手い役者だなとあらためて実感する作品です。(50代男性)
「ロバート・デ・ニーロ」の関連テーマ
特捜部Q 檻の中の女

<あらすじ>
殺人課の敏腕刑事カール・マーク。厄介者扱いされて新部署「特捜部Q」への転属を命じられた彼は、助手のアサドと共に未解決となっている美人議員ミレーデ・ルンゴー失踪事件の捜査に着手する。5年前、弟との船旅の途中で行方不明となったミレーデは、当時の捜査で“船上からの投身自殺”と結論づけられていた。だが、次々と新事実明らかになっていくに連れ、カールは彼女が何らか事件に巻き込まれたと確信する
北欧ミステリーの最高峰
あまり見る機会のない、デンマーク映画です。口コミがよかったので見てみました。
カールとアサドという、性格が正反対の2人がバディを組み事件を解決する警察ものなんですが、日本の刑事ドラマでは絶対にありえないようなグロテスクなシーンも多く、日本のドラマがいかにお花畑状態かがよくわかります。
これまでに5作作られていますが、やはり第1作が一番面白いなとおもいます。(40代女性)
ヘルドッグス

復讐のみに生きてきた兼高(岡田准一)は、その獰猛さゆえに警察に目をつけられ、関東最大のヤクザ組織へ潜入させられるハメに。任務は、組織の若きトップ・十朱(MIYAVI)が持つ“秘密ファイル”の奪取。警察の調査で相性が最も高い室岡(坂口健太郎)との接触を手始めに、着実に、かつ猛スピードで組織を上り詰めるが、その先には誰も予想できない結末が待っていた。次々に起こる新たなミッション、そして続々と明かされる驚愕の真実。残酷なほどに純粋な、息つく間もない怒涛の138分!
最高で最強な狂犬コンビ
ヤクザの組織に潜入する警察官のバディものだけど、岡田准一さんはもちろんのこと、坂口健太郎さんのアクションシーンも本格的でカッコよかったです。
坂口健太郎さんって、復讐モノでも、根は良い人っていう役のイメージが多かったけど、サイコな役のハマりっぷりが良かったし、岡田くんの渋い雰囲気が最高にカッコよかったです。(30代女性)
香港国際警察 NEW POLICE STORY

部下を皆殺しにされた警部が、凶悪犯たちに復讐戦を挑む様子をスリル満点に描くアクション巨編。伝説のシリーズを一新した新章。ジョー率いる武装犯罪集団が、香港のとある銀行を襲撃する。彼らは大胆不敵にも、自ら警察に通報して現場に駆けつけた警察官たちを撃退。香港警察のチャン警部は、特捜部を率いて彼らのアジトに踏み込むも、待ち構えていたジョー一味の罠にはまり、目の前で部下たちが皆殺しにされてしまう…。事件後、すっかり絶望してどん底の人生を送っていたチャンに、ジョーから再び新たな挑戦状がたたきつけられる。
頼れる相棒を得て勇気を取り戻す主人公が泣ける
普段陽気なジャッキー・チェンがとことんシリアスで、しょっぱなから胸がえぐられる内容でした。
部下は敵の罠にハマッて殺されるし、婚約者は悲惨な目に遭うし、その弟も…。それでジャッキーはもう立ち直れないんじゃないかというところに現れた頼れる相棒ニコラス・ツェー演じるシウホンがとにかくかっこいいんです。
このシウホンと一緒に行動することで少しずつ勇気を取り戻していくジャッキーの姿は涙なくしては見れません。(40代女性)
バック・トゥ・ザ・フューチャー

<あらすじ>
変わり者のドク・ブラウン(クリストファー・ロイド)が造り上げたデロリアンのタイムマシンで1955年にタイムトラベルしてしまったティーンエイジャーのマーティ・マクフライ(マイケル・J・フォックス)。そこでマーティが直面するハプニングにより彼自身の未来が消えてしまう危険にさらされる。
時代も年代も超えた熱い友情物語
バディと言えば推理探偵ものが多いイメージですが、2人で力を合わせて挑むことにかけてはマーティとドクに勝るコンビはいないと思っています。ヒットしたからと続編が作られても拍子抜けしてしまう作品も多い中、三部作通してしっかり伏線として繋がりつつ、独自のストーリーとしても楽しめるので、何度見ても飽きないしワクワクした気分を毎回味わえます。(50代女性)
探偵はBARにいる

札幌・ススキノ。探偵はいつものように行きつけのBARで相棒兼運転手の高田と酒を飲み、オセロに興じていた。そこへ“コンドウキョウコ”と名乗る女から電話がかかる。探偵は簡単な依頼だと思い引き受けたが、その直後に拉致され、雪に埋められ、半殺しの目に遭ってしまう。そこに再び“コンドウキョウコ”から電話が…。その依頼を渋々こなし、自力での報復に動き出した探偵と高田は、次第に事態の核心に触れていく。その過程で浮かび上がる、沙織という謎の美女と大物実業家・霧島の存在。そして、探偵は4つの殺人事件にぶつかる…
凸凹バディが魅せる泥臭ミステリー
大泉洋が演じる探偵と大学生の助手役の松田龍平が北海道で事件解決のために暴れ回る(巻き込まれる)話です。
ミステリーとして面白いのはもちろん、アクションシーンの見応えがたっぷりある上に、キャラの濃い面子の人間模様もガッツリ描かれているため、笑って泣いて、情緒をかなり揺さぶられる映画だと思います。
その中で最初に挙げた2人が凸凹なバランスながらもお互いのピンチは助け合う場面が多く、そこもグッとくるポイントになっています。(20代女性)
「探偵はBARにいる」の関連テーマ
トリック劇場版

2000年に深夜ドラマでスタートした国民的人気TVシリーズ「トリック」の劇場版第1弾。自称売れっ子天才奇術師の奈緒子は、村人たちの不安を取り除くため神を演じてほしいと依頼を受ける。だが村で奈緒子を待っていたのは、何でも実体化する男、足の裏に目を持つ男、確率を支配する男・・・。彼らは皆、自分こそが神であると称していた。次々と起こる不可思議な現象。追い詰められる奈緒子に、天才物理学者・上田、矢部刑事、そして奈緒子の母里見も加わり、事件は思わぬ方向へ。神は実在するのか?それとも全てトリックなのか!?
男女の独特のやり取りが楽しい謎解き
阿部寛と仲間由紀恵という人気俳優の二人が、堤幸彦監督の手によってかなり独特のキャラクターを演じているのが魅力です。
二人の毒舌交じりのやり取りが面白く、それを見ているだけでも楽しめますが、タイトルにもあるように、もちろん謎解きも満載。
マジシャンと大学教授という組み合わせも絶妙で、それぞれの特技を生かして謎を解いていくのも楽しいです。(30代男性)