侠気と義理と人情のヤクザ・任侠映画のおすすめ14選

2023年7月24日

侠気と義理と人情のヤクザ・任侠映画

疵
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戦後の日本の裏側を実力で支配した男

昭和の敗戦後の混沌とした時代に、短い生涯だったが名を馳せた「花形敬」。
まさに自分自身の力だけがモノをいう時代。武器などは一切使わずステゴロという素手のみで闘う正々堂々とした強さに、男なら誰もが惹かれると思った。
ケンカ番長から這い上がって行き、経済界まで動かすような人物になっていく姿は、ただ強いだけでは無くて、状況に応じた頭の回転も速く、瞬時に適切な駆け引きと判断する力も相当なものだと思った。最期は早すぎる死に、まさにその時代を極めた人物の宿命とカリスマ性も感じた映画でした。(50代男性)

任侠学園

任侠学園

<あらすじ>
困っている人は見過ごせない、義理と人情に厚すぎるヤクザ”阿岐本組”。 組長(西田敏行)は社会貢献に目がなく、次から次へと厄介な案件を引き受けてしまう。今度はなんと、経営不振の高校の建て直し。いつも親分に振り回されてばかりの阿岐本組NO.2の日村(西島秀俊)は、学校には嫌な思い出しかなく気が進まなかったが、“親分の言うことは絶対”!子分たちを連れて、仕方なく学園へ。待ち受けていたのは、無気力・無関心のイマドキ高校生と、事なかれ主義の先生たちだったー。

任侠人情が溢れる映画

西田敏行さん出演映画でヤクザ、任侠系ながら学園もので大人に対して期待をしなくなった学生たちに極道が向き合うという異色ストーリーです。
任侠映画は血が出ていたり暴力シーンがあって怖くて苦手だ、と普段は敬遠しがちなかたでもこの作品でしたらとても見やすい作品だと思います。原作は数々の小説を執筆されている今野敏さんの作品なのでしっかりと起承転結があり面白いです(30代女性)

TOKYOドラゴン飯店

TOKYOドラゴン飯店

<あらすじ>
元・やくざの龍(本宮泰風)は弟分の辰(山口祥行)の出所を出迎える。謎の男・ギズモ(ゆうたろう)に組を解散させられた龍は辰と二人で「龍飯店」を開くことにしたが、客は全然入らず閑古鳥が鳴いていた。そこにグルメYouTuberが龍飯店を紹介したことで店は大行列になるのだが。

ラーメンも熱いが作り手も熱い

コワモテの男たちがラーメン屋を開いて、ライバルがわざと目の前に出店してきて戦いになります。法律に違反していないからオーケーなんだけど、見た目の怖さが半端ないです。
組を潰されたきっかけの謎の組織をやっつけるところは流石に暴力団さながらで、放送していいのかと思いました。
小沢和義さんはプライベートでもラーメン通だと聞いたことがあります。(40代男性)

仁義なき戦い

仁義なき戦い

<あらすじ>
東映実録ヤクザシリーズ第一弾。終戦直後の呉。広能昌三は復員後、遊び人の群れに身を投じていたが、山守組々長・山守義雄はその度胸と気風の良さに感心し、広能を身内にした。まだ小勢力だった山守組は、土居組との抗争に全力を注ぐのだった。その土居組を破門された若頭・若杉が、山守組に加入。若杉による土居殺害計画が進む・・・。”広島ヤクザ戦争”渦中の人物である美能組元組長・美能幸三の獄中手記をもとにドキュメント作家・飯干晃一が書き綴ったドキュメンタリー小説「仁義なき戦い」を圧倒的な描写で映画化。

血で血を争うとは当にこのこと

まず、ヤクザの成り立ちからわかるのと、出てくる役者達が個性あふれる一流の方達であること。最初は小さいいざこざから始まり、その世界でのし上がってからのれん分け後の抗争、関東と関西の抗争への発展と物語が進むにつれてスケールも大きくなっていくので見ていて飽きなかった。主人公だけは一貫して自分を貫き、かつての仲間や親との争いもあり、面白かったです。(50代男性)