これが面白い長編漫画だ!おすすめの長期連載マンガ30選

2023年9月30日

おすすめの長編漫画

コミックで20巻以上続いてる面白い長編マンガを集めてみました。
長編だからこそつづられる、キャラクターたちの複雑な関係や成長、謎解きやドラマなど、読み出したら止まらない長編マンガたち。登場人物たちの成長を長く見続けることでより深い感情移入ができます。
そして長期連載できるのはやっぱり人気があるからで、知名度の高い人気作品は長期連載になる場合が多いですね。

巻数が一番多いのは「ゴルゴ13」で全210巻! 「ゴルゴ13」は今も連載中なので、この記録はまだまだ伸びそうです。
そして2位はこち亀の名前で知られてる「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の201巻!
200巻超えはこの2作品だけですが、3位の「ミナミの帝王」は現在も連載中で172巻。2位のこち亀に徐々に近づいてきました。

現在も長期連載している人気マンガでいうと「ONE PIECE」の106巻、「名探偵コナン」が104巻、「クッキングパパ」166巻と、100巻を超えて連載中の漫画も少なくないです。
そんな魅力溢れる面白い長編漫画、懐かしい名作から今も連載中の傑作漫画まで、30作品ご紹介します!

※このページに記載されている巻数は記事を書いた当時のものです

名探偵コナン(既刊104巻)

作者:青山剛昌

名探偵コナン

<あらすじ>
ホームズばりの推理力で、大活躍の高校生名探偵・工藤新一。ところがある日、事件を追っていた彼は、妙な薬の力で、なんと子供に戻ってしまった…!?仮の名を“江戸川コナン”。小さな名探偵が登場だ!!

怖いだけでは終わらない!謎がいっぱいのミステリーラブコメ

100巻を超える長編マンガなのに、こんなに『面白くない回がない』作品は本当に珍しいと思います。常に予想できない展開や新しいキャラクターで読者を楽しませてくれますし、子供でも大人でも楽しめる怖すぎないミステリーマンガで、いつ読んでも、何度読んでも楽しめます。

私がとくに好きなのはやっぱり登場人物たちの複雑な恋模様です。これからどうなるのかな?この2人は上手くいくのかな?と常にドキドキワクワクさせてくれて、キュンとときめかせてくれるミステリーマンガは本当にこの作品だけだと思います。(30代女性)

進撃の巨人(全34巻)

作者:諫山創

進撃の巨人

<あらすじ>
手足をもがれ、餌と成り果てようと、人類は巨人に挑む!! 巨人がすべてを支配する世界。巨人の餌と化した人類は巨大な壁を築き、壁外への自由と引き換えに侵略を防いでいた。だが名ばかりの平和は壁を越える大巨人の出現により崩れ、絶望の戦いが始まってしまう。――震える手で、それでもあなたはページを捲る。超大作アクション誕生! これが21世紀の王道少年漫画だ!!

仲間達と生き、紡ぐ、壮大な物語

既に漫画の方は最終巻まで発行済みです。
読んだ事がなくても名前は知っている、それ位日本の漫画としても知名度が高く、海外人気もとても高いファンタジー作品です。

名前の通りで巨人が出てくる話で、最初に巨人が襲撃してきた事により、主人公たちの置かれている立場が仮初の平和で、本当は人類は巨人から逃げるように生活をしているのだという現実を突きつけられる。そこからこの話は始まります。
私は最初人類vs巨人というシンプルなものを想像していたのですが、作者のセンスが凄い…と感嘆するしかなく、話は大きく変わっていきます。ネタバレは控えますが、エレンたちや、それを取り巻く皆の選択肢がまた読者的に読んでいて心抉られるものがありました。
例えば、ギリギリの選択を迫られているシーンで、みる目線や場所で、正義が大きく変わるという事を突きつけられた時、読者である私も『あぁ、私はリヴァイ兵士長好きだし、こうあってほしかった』と思った事が、でもその考えはエレン達からしたら『間違ってなくても違う』んだなと。

この漫画はとても設定が壮大で、読み応えがあります。
是非、日頃漫画を読まれない方でも手に取っていただければと思います。(40代女性)

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ちはやふる(全50巻)

作者:末次由紀

ちはやふる
《あらすじ》を見る

かるた、畳の上の肉弾戦!めざせ、全国。めざせ、クイーン!

「ちはやふる」は2008~2022年の間、「BE・LOVE」で連載された末次由紀さんの漫画です。
少女漫画ではありますが、これは完全にスポ根漫画です。かるたはアマチュアスポーツで、プロリーグはいません。そんなかるたの世界へ案内してくれます。百人一首を全くしらなくても大丈夫です。物語を読むと日本の百人一首の奥深さを感じられます。

物語は主人公の女子高生、綾瀬千早とその幼な馴染みと仲間たちが競技かるた日本一を目指した記録です。
かるたを取る、勢いの描写も見事で迫力があります。
彼らが短い高校生という期間を使って、競技かるたに向き合う姿は、毎巻読みおわると胸が熱くなります。(30代男性)

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キングダム(既刊69巻)

作者:原泰久

キングダム

<あらすじ>
時は紀元前――。いまだ一度も統一されたことのない中国大陸は、500年の大戦争時代。苛烈な戦乱の世に生きる少年・信は、自らの腕で天下に名を成すことを目指す!! 2013年、第17回手塚治虫文化賞マンガ大賞受賞!

激動の中国史を生きる男の成長物語

友人の薦めで読み始めました。読む前は絵柄からして合わないかもと思っていましたが、読んでみたらすごくハマって一気に既巻読んでしまいました。
貧しい村の少年・信が天下の大将軍を目指すサクセスストーリーで、集英社らしい王道プロット。キャラクターも個性があるし、友情、信念、戦い、コメディ、恋愛の要素を抑えていて人気があるのも納得。青年誌掲載ですが、漫画を読む年齢であれば性別年齢問わずおすすめできる作品です。(30代女性)

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ヴィンランド・サガ(既刊27巻)

作者:幸村誠

ヴィンランド・サガ

<あらすじ>
千年期の終わり頃、あらゆる地に現れ暴虐の限りを尽くした最強の民族、ヴァイキング。そのなかにあってなお、最強と謳われた伝説の戦士が息子をひとり授かった。トルフィンと名づけられた彼は、幼くして戦場を生き場所とし、血煙の彼方に幻の大陸“ヴィンランド”を目指す!!

一人の男の戦士としての成長物語

アニメで見てハマって漫画を読み始めましたが、凄く奥が深いストーリーなんですよね。
トルフィンの父親が、本当の戦士と言っていた意味を、トルフィンの人生とともに理解していくことができるし、強さっていうものも、ただ戦いが強いことなのか、人が安心して暮らすことができる場所を作れることなのか、守れることなのかとか、考えさせられます。
幼少期と青年期で、ガラッとストーリーが変わるのも見どころ。(30代女性)

はじめの一歩(既刊138巻)

作者:森川ジョージ

はじめの一歩

<あらすじ>
ひたむき少年、一歩(いっぽ)登場!! 「強いって、一体どんな気持ちですか?」 ドジでいじめられっ子の高校生、幕之内(まくのうち)一歩。ボクサー・鷹村(たかむら)との出会いによって、拳(こぶし)にひそむダイナマイトパンチを呼び起こした! プロボクサーへの夢を抱いた一歩は、鴨川(かもがわ)ジムの入門テストに挑戦して……!? 感動の大ヒット作、ボクシング巨編!!

純粋な少年のボクシング成長日記

純粋なボクシング漫画ですが、試合シーンを描いたシーン以外では、ところどころにボクシングシムでおきる「アットホーム」の笑い劇がおもしろいです。ボクシングシーンの過激なシーン、絵柄にも定評がありますが、そのボクシング人生を、試合シーンの裏側で繰り広げられる「コミカル」なシーンがみていてホットするほか、読み手を引き込みます。(50代男性)

宇宙兄弟(既刊43巻)

作者:小山宙哉

宇宙兄弟

<あらすじ>
2025年。兄は、もう一度だけ自分を信じた。筑波経由火星行きの物語がはじまる! 本格兄弟宇宙漫画発進! 幼少時代、星空を眺めながら約束を交わした兄・六太と弟・日々人。2025年、弟は約束どおり宇宙飛行士となり、月面の第1次長期滞在クルーの一員となっていた。一方、会社をクビになり、無職の兄・六太。弟からの1通のメールで、兄は再び宇宙を目指しはじめる!

仲間と紡ぐ壮大な宇宙物語

ムッタとヒビキ、小学生時代から宇宙が大好きな兄弟が宇宙飛行士の夢を叶える物語です。
兄のムッタが挫折を味わい、弟のヒビトが宇宙飛行士になることが出来たがある出来事により一度諦めなければならなくなる、スーパーヒーローのようなストーリーかと思いきやリアルな人間模様や悩み、登場人物の一人ひとりがとても魅力的できっと誰かの想いに共感できる物語です。
これを読めばきっと宇宙に興味が沸くとても楽しい漫画です。(40代女性)

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GIANT KILLING(既刊61巻)

原作:綱本将也 作画:ツジモト

GIANT KILLING

<あらすじ>
本当にいい監督はゲームを面白くしてくれる! 達海猛(たつみ・たけし)、35歳、イングランド帰りのサッカー監督。好物は大物喰いの大番狂わせ=GIANT KILLING(ジャイアント・キリング)!! 東京下町の弱小プロサッカークラブ、ETU(イースト・トーキョー・ユナイテッド)の監督に就任した達海が、意表をつく戦略とカリスマ性で、負け癖のついてしまった選手、スタッフ、そしてサポーターたちにパワーをくれる!

監督の重要性を知ることができるサッカー漫画

サッカー漫画は数あれど、監督が主人公であるのは珍しいと思います。
サッカーは戦術が非常に重要なスポーツで、サポーターの間で戦術論が語られることもありますが、実際に戦術がどう活用されていくのかという様子を知ることができて興味深いです。さらに、無名の新人選手が監督との出会いで成長していく姿も描かれており、これまでのサッカー漫画では描かれなかったところが、描かれています。
また、監督のキャラクターはもちろん、それぞれのキャラクターが魅力的で、プッと笑ってしまうところもあれば、鳥肌が立つほど心を動かされるところもあり、サッカーをよく知らない人にも読んでもらいたいです。(40代男性)

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君に届け(全30巻)

作者:椎名軽穂

君に届け

<あらすじ>
陰気な見た目のせいで怖がられたり謝られたりしちゃう爽子。爽子に分けへだてなく接してくれる風早に憧れている。風早の言葉をきっかけに変わっていけるみたい…。夏休み前、爽子は肝試しでお化け役をやることに!?

愛と友情の青春ストーリー

この作品は王道の青春ラブストーリーなのかなと思いきや、非常に奥の深い作品でした。
主人公である「爽子」が風早くんや友人達と関わっていくうちに、女性としてはもちろん、一人の人間として成長していく姿は涙無しでは読むことができません。読んでいて爽子のお茶目な姿にクスッと笑える所があったり、爽子の一生懸命頑張る姿を見て応援したくなったり、心から読んで良かったと思える素敵な作品でした。(30代女性)

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ゴールデンカムイ(全31巻)

作者:野田サトル

ゴールデンカムイ
《あらすじ》を見る

男達の金塊をめぐった大波乱

金塊をめぐってさまざまな方面の人々が戦いながらヒントをもとに金塊への道をさぐっていく話です。
アイヌもメインテーマであり、ギャグがありながらも知識として面白い、また興味のある小話がたくさんでてきます。説明文も多いですが、メインストーリーにしっかりとそっているため理解しやすく、話のネタにもなります。絵柄にくせがありますが、それもまたいい点です。(20代女性)

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