世界史の勉強になる映画15選

2023年12月14日

世界史の勉強になる映画

バンド・オブ・ブラザース

バンド・オブ・ブラザース

第二次大戦のヨーロッパ戦史に、新たな1ページを記した戦争ドラマ『バンド・オブ・ブラザース』。物語は1942~45年の3年間を描く。
特筆すべきは、従来の戦争映画にあるような情感を排した演出で話題に。トム・ハンクスが「真実の重みを伝えたかった」と語る通り、
史実に基づく「戦闘シーン」と兵士たち個々の「人間模様」を両輪にエピソードが構成され、冷徹に、詳細に、戦争の現実を突きつける。

戦争の中での同期への友情

第二次世界大戦時のアメリカ空挺部隊の話で、かなり長いのですが部隊招集から新兵として戦場に出撃し、ドイツに勝利するまでを描いています。
新米の頃の戦場になれていない頃からベテラン兵士までの成長を感じとることができます。また、戦争の悲惨さも描かれているので自分なら戦場には絶対に立ちたくないという気持ちにさせられます。(30代男性)

フォレスト・ガンプ/一期一会

フォレスト・ガンプ/一期一会

<あらすじ>
知能指数は人より劣るが、足の早さとその誠実さは天下一品という一風変わった主人公フォレスト・ガンプの半生を、時代を象徴する“事件”とヒット・ナンバーで綴った心暖まるヒューマン・ファンタジー。

アメリカ現代史をわかりやすく見せます

アメリカ合衆国の現代史の勉強になります。主人公の成長をそれぞれの時代のアメリカの主な出来事やイベントを絡めながら映画を観ているものも同じような温度、雰囲気を味わえるとても貴重な映画だと思います。ベトナム戦争や中国とのピンポン外交、公民権運動など主要な重要な出来事だけでなく、エイズという問題まで取り上げています。(60代男性)

「フォレスト・ガンプ/一期一会」の関連テーマ

ライフ・イズ・ビューティフル

ライフ・イズ・ビューティフル

<あらすじ>
この類まれな物語では、失敗はするものの愛嬌のあるウェイターの主人公が、愛する女性の心をつかみ、やがて家族となって満ち足りた生活を築く。しかし、第二次世界大戦下の暴力が激しくなり、暮らしは脅かされていく。想像を絶する運命に翻弄されながらも、主人公は持ち前の精神とユーモアで、最愛の妻と息子に救いをもたらそうと励む。心を奮い立たせる名作は、圧倒的な評価を得て、アカデミー賞3部門を獲得し、作品賞にノミネートされた。

希望と愛と笑いの家族の絆

第二次世界大戦下(1930年代後半~1945年終戦まで)のユダヤ人迫害(ホロコースト)の背景を実際に収容されたユダヤ系イタリア人の家族を描いた作品。
どんなに絶望的でつらい状況でも明るく笑って大切な人(家族)と共に前向きに生きていくことが何よりも大切だと思わされる。
それと同時に戦争がどれだけ悲惨で罪のない人々を苦しめたことなのかも学ぶことができる。(30代男性)

ラストエンペラー

ラストエンペラー

<あらすじ>
1950年、太平洋戦争の終結と満州国の崩壊により、共産主義国家として誕生した中華人民共和国の都市、ハルピン。
ソ連での拘留を解かれた中国人戦犯でごった返す駅の中に、ひとり列から離れ、自殺を試みようとする男の姿があった。彼こそは、清朝最後の皇帝、溥儀…。

激動の時代を生きた中国最後の皇帝

物語は1908年、光緒帝の死去から始ります。清王朝最後の皇帝、愛新覚羅溥儀の生涯を描いていますが、皇帝の生活を垣間見ることができとても興味深いです。
またロケも紫禁城で行われており、見どころ満載です。

その中において、共産党が台頭する中国と溥儀を利用しようと目論む日本との間で翻弄され最後の皇帝として激動の時代を生きた愛新覚羅溥儀の苦悩や揺れ動く心を巧みに描いており、ラストに演出には思わず涙しています。(30代女性)

最初に父が殺された

最初に父が殺された

<あらすじ>
カンボジアで急速に支持を集めたクメール・ルージュの支配下で行われた大虐殺。5歳の少女が過酷な運命に巻き込まれつつ、生きていく様子を描いた壮絶なドラマ。

残酷な時代を生き抜いた少女の感動物語

この映画は、カンボジアの1970年代のポルポト政権の時代についての映画です。
ある幼い少女が人々が大虐殺される過酷な状況下の中で、家族と離れる寂しさを感じながら色々な苦労を乗り越えて未来を切り開いていくストーリーです。
ポルポト政権の時代がどれだけ残虐だったのかが分かるし、少女がひたむきに頑張る姿に感動します。(20代女性)