おすすめSF漫画13選、古典的名作SFから人気作まで

2022年8月20日

おすすめ!SF漫画

面白くてオススメ出来るSF漫画を集めてみました。
SFの定義はなかなか難しくて、元々のSF(サイエンス・フィクション)は、しっかりとした科学的根拠に基づいた空想科学物語だったですけれど、現在では「少し、不思議(SF)」とか、「スペースファンタジー(SF)」などもSF作品に分類されていたり、人によってイメージが違ってたりします。
ですので、中にはこれSFか?と思うようなものがあったりするかもしれませんが。あまり細かく分類することは考えず、空想の未来や架空の世界を楽しんでもらえれば幸いです。

「リビルドワールド」綾村切人

リビルドワールド
《あらすじ》を見る

少年ハンターアキラの成り上がりの物語

SFサイバーパンクの作品で旧時代の高度な遺物を求めてスラム出身の少年ハンターアキラと旧時代のホログラムである女性アルファの物語。
アキラが住む地域は、企業が都市を運営している都市国家でいくつもの都市が存在し、企業が国家と同等の影響力を持ち国家と対立している世界です。アキラは旧時代の遺跡でアルファと呼ばれる謎の存在に遭遇しアルファはアキラに高難易度の遺跡の攻略を依頼しますが彼女にも思惑があり、物語の鍵となっています。
戦闘場面は近未来の技術が使われ巨悪なモンスターだけでなく同業者のハンターやスラム街のボス、犯罪組織、大企業と対立するなど興奮が止まりません。(40代男性)

「プラネテス」幸村誠

プラネテス

《あらすじ》
SFニュースタンダード登場!! 400万年を経て人は地上より飛び立った。この宙(そら)は人の強さを試す。

SFリアルヒューマンドラマ

宇宙を漂う小さなゴミである「宇宙デブリ」を回収する仕事をしている主人公。この時代ではいわゆる普通のサラリーマンという感覚の職業である。夢や希望を抱いていた時代はあったが、そんなことも忘れるくらいの激務っぷりで日々を生きている。

本作は宇宙を舞台にしたヒューマンドラマがメインである。いつの時代でも人間が抱える悩みや抱く夢は変わらない。舞台は違えど読者にも必ず共感できる場面があるはずである。ちなみに基本的に一話完結の短編集なので非常に読みやすく、全部で4巻とコンパクトにまとめられているため大変とっつきやすい作品となっている。しかし侮るなかれ、読了後には自分の人生観に少なからず影響を与える作品になること請け合いである。(30代男性)

「宝石の国」市川春子

宝石の国

今から遠い未来、宝石のカラダを持つ28人は、彼らを装飾品にしようと襲い掛かる月人に備えるべく、戦闘や医療などそれぞれの持ち場についていた。月人と戦うことを望みながら、何も役割を与えられていなかったフォスは、宝石たちを束ねる金剛先生から博物誌を編むように頼まれる。

美しく、哀しい再生と破壊の物語

体が宝石の美しい少年や少女の姿をした28人が、彼らを装飾品にしようとする月人という敵と、それぞれが戦闘や医療などの持ち場について対抗しつつも、宝石たちが手を取り合い日々を暮らす物語です。
硬度が低く脆い体で不器用だが、度胸だけは人一倍の主人公が、体を失いつつも仲間を守るためにひたすらに立ち向かっていきます。初めは戦闘描写もあるけれど宝石たちが手を取り合って生きていく姿にほっこりした気持ちで見ていましたが、後半に進むにつれて、なぜ同じルーツを持つのに戦わなければならないのか、先生と言われる人の正体とは、など様々な謎と伏線が折り重なり、難しいところもあって考察が好きな読者には読み応えのある作品です。(20代女性)

「地球へ…」竹宮惠子

地球へ…
《あらすじ》を見る

AIに管理される社会と人間

すべてがコンピューターに管理された世界のお話。14歳になると検査をされいままでの記憶を消されて社会人として生活していくことになるが実は異能者を排除するという本当の目的がある。
マクロスとガンダムが好きな人にはお勧めの作品です。なぜ人は分かり合えないのかとか、異能者をなぜ排除しようとするのかみたいなテーマが好きな人にはたまらないと思います。(30代男性)

「彼方のアストラ」篠原健太

彼方のアストラ

《あらすじ》
宇宙への往来が当たり前になった近未来。高校生のカナタ、アリエスら9名は“惑星キャンプ”に旅立つ。未体験の宇宙旅行に胸を躍らせながら惑星に降り立った彼らを待ち受ける、予想外の事態とは!? 近未来SFサバイバルストーリー、始動!!

コミカルとシリアスのバランスがいい、SFサバイバル

SFはあまり読んだことのないジャンルだったのだけれど、このマンガはギャグもあり、とても面白く、かつ未知の星や植物、食べ物など全てにおいてオリジナル感が素敵です。しかもキャラクターも皆それぞれ魅力的であり、主人公とヒロインはもちろんだけれど周りを固めるサブキャラクターも皆大好きです。
また、ギャグ要素で笑わせつつも、まさかの展開も待っていて、シリアスな部分もとても魅せ方が上手いので、とてもサクサク読める作品です。(30代女性)

「レベルE」冨樫義博

レベルE
《あらすじ》を見る

好きに生きて、少しくらい迷惑かけても大丈夫

冨樫義博先生といえば、HUNTER×HUNTERや幽遊白書が人気ですが、私はレベルEが一番好きです。
破天荒なバカ王子を護衛軍が様々な形で諫めますが、そのやり取りが秀逸です。「奴は必ずその少し斜め上を行く」は有名ですね。
登場人物もそれぞれの信念を持っており、一般的なモラルの中だけで行動するのではなく、時にははみだした行動を悲壮感なく、ライトな感じで描いてるので、自分が失敗した時などに読むとなんだか元気がでます。登場人物みんなを好きになれるような作品です。(40代男性)

くそ王子に振り回され劇場

HUNTER×HUNTERの作者が20年以上前に描いた全3巻の漫画です。普通の男子高校生の主人公と宇宙人の王子のお話です。この王子が本当に喰えないやつで突拍子も無いことをしたりハチャメチャなやつなんですけど何だか憎みきれないやつなんです。全3巻なので気軽に読みやすいボリュームだと思います。冨樫が好きでまだ読んでないなら読んだ方が良い作品です。(30代女性)

「シドニアの騎士」弐瓶勉

シドニアの騎士
《あらすじ》を見る

ガンダム世代も楽しめる物語

ガンダム世代ではありますが、久しぶりにワクワクするSF系物語でした。
ロボット要素と恋愛要素を織り交ぜたストーリーながら、性別がなく相手に合わせられるという中性的な人間の存在(イザナ)が目をひいた。
また、ヘイグス粒子の存在など、ガンダムに通じるようなリアルな世界観は、とても興味をひく独創的な設定でした。(50代男性)

「ヤコとポコ」水沢悦子

ヤコとポコ

《あらすじ》
“色と思い出と。想像してみて。君色センチメンタル。”どこか懐かしい、ちょっぴりせつない。少女漫画家とロボットアシスタントの何でもない毎日。『花のズボラ飯』の水沢悦子の新境地。

あえて性能を落とした居候ロボットが居る世界

一見あらすじや表紙を見ると漫画家漫画の体をとった昭和レトロほんわか居候ものに見え実際そういう側面もありますが
SFとしての考証がしっかりしており昭和レトロ、アナログ感も単なる懐古趣味ではなく作中の重大事件に起因した社会の選択として描かれています。
基本ほんわか進行ですが時折見せるダークな部分も程よいスパイスになります。(30代男性)

「11人いる!」萩尾望都

11人いる!
《あらすじ》を見る

初対面の若者たちが団結して困難に立ち向かう物語

代表作である「ポーの一族」からファンタジーの印象が強い萩尾望都氏ですが、これは宇宙空間に浮かぶロケットの中で展開する密室劇と言うシチュエーションで、コアなSFファンにも十分に楽しめる作品となっています。
モンスターもバトルシーンも無い淡い色合いの作品ではありますが、「一人多い」事から始まる手に汗握るストーリーはミステリーとしても大変面白く、極めてクオリティの高い名作だと断言出来ます。(60代男性)

「Dr.STONE」稲垣理一郎

Dr.STONE
《あらすじ》を見る

科学で解決していく高校生

科学としての勉強にもなりますし、科学の変化の凄さを改めて知ることもでき、漫画でありながら様々に参考にもなる部分がありました。また、サバイバル要素はもちろんでしたが、ミステリーとしてもかなりの難しい謎を試行錯誤しながら解いていく展開には目が離せなくなりましたし、全く先が読めないので夢中になって読めました。(30代男性)

「Dr.STONE」の関連テーマ

「7SEEDS」

7SEEDS

《あらすじ》
ごちそうを食べて自分の部屋で寝たはず…だが目覚めると、ナツは荒れ狂う海の上にいた。どうして自分がここにいるのかわからない。やがて流れ着いた無人島。生きるための過酷な冒険が始まった!!

破壊された未来で生きていく人達の葛藤を描いた物語

破壊された未来に行った人達が、新たな何もない地球の中で、様々な困難を乗り越えながら、必死に生きていく姿を壮大なストーリーで書いたファンタジーである。
場面や登場人物の描写が素晴らしく、いつの間にか物語に引き込まれて、毎回ワクワク、ハラハラ、ドキドキしながらのめり込んで見ていた。ファンタジーと言っても近未来に起こり得る話であり、自分ならどうするだろうと色々考えさせられた。大人でも楽しめるスケールの大きな物語だと思う。(30代女性)

変わり果てた地球の上で展開する人間ドラマ

長い眠りから目覚めた人間たちが、地球の各地に存在し、各員が変わり果てた地球の上で冒険をして世界の謎を追っていく展開が気になるものでついつい見入ってしまうものでした。
数人のチームに別れて症状人物たちが冒険する中で、各員の人間ドラマが見える点が面白く、それぞれが心の交流を通して成長していく過程も楽しめて良かったです。自分たちの知る地球が変わってしまったその経緯が徐々に明らかになる要素に面白みがあって好きでした。(30代男性)

「飛ぶ教室」ひらまつつとむ

飛ぶ教室
《あらすじ》を見る

近未来の埼玉県でのサバイバル

「飛ぶ教室」は少年ジャンプに80年代連載されたSF作品で、近未来の埼玉が舞台になった漫画です。なぜ近未来の首都東京ではなく、埼玉が舞台かというと、東京は海外からの核兵器が誤作動で東京を攻撃してしまい、東京はほぼ壊滅状態だからです。
この作品ではある埼玉の公立小学校が試験的に核シェルターを設置していて、たくさんの小学生とたった一人の教師が生き残ります。過酷な設定のSFながら、絵柄は可愛らしく、ストーリーにも時おりギャグやコメディを入れ、読みすい工夫が随所にみられます。

この作品時、アメリカとロシア(当時はソ連)は緊張状態をたもっており、核に恐怖する小学生はリアルにも大勢いたので、(結果として連載期間は短かったですが)ジャンプ黄金時代のはじまりといわれている80年代にも、このようなSF作品が掲載されたのでしょう。シェルターについて、かなり詳しくわかりやすく漫画内で紹介されているのも特徴です。(40代女性)

「宇宙戦艦ヤマト」松本零士

宇宙戦艦ヤマト
《あらすじ》を見る

愛する者のためにたとえ1%の成功率しかなくてもその1%にかける

外宇宙からの地球圏侵略攻撃から、人類や地球圏を守るためにヤマトとともに戦う仲間たちと、外敵にも外敵なりの侵略せねばならない事情の中で、死に物狂いで戦いながら、やがてその戦いも、友情に似た感情が育っていくように思えた作品。
戦争は無いにこしたことはない。しかしやむにやまれず自分たちの大切なものを守るための戦いもあることを思い知った作品。(60代男性)

SF関連のテーマ